(2)納豆の種類
ダイエットに最強の納豆、結論を出します。
まず、納豆は形状によって種類分けされます。
1.糸を引くか引かないか
糸を引く納豆を「糸引き納豆」といいます。
蒸し煮した大豆を納豆菌で発酵させてつくります。
この納豆菌がダイエットに良いとされているものですね。
それに対して糸を引かない納豆を「塩辛納豆」「浜納豆」といいます。
蒸し煮した大豆をこうじ菌で発酵させて、さらに塩水につけてつくります。
2.大豆の形が残っているかどうか
大豆の形を崩さずに納豆菌をつけて発酵させてつくるのが
「丸大豆納豆」です。
それに対して大豆をいって、臼で粗くひき、表皮を除いてから煮て、
納豆菌で発酵させたものを「ひき割り納豆」と呼びます。
さあ、ダイエットに最強の納豆とは?
ズバリ、1.「糸引き納豆」で、かつ2.「ひき割り納豆」のもの
(タレは化学薬品無添加)です!
理由1:ダイエットによいとされるのはナットウキナーゼ。
納豆菌に含まれるものですから、
納豆菌による発酵を経ている必要があります。
ですから、まずは「糸引き納豆」である必要があります。
理由2:ナットウキナーゼはを含むその納豆菌は、
大豆の表面に付着しながら繁殖します。
表面積が大きければ大きいほど、
ナットウキナーゼも多く含まれるといえます。
ですから、「丸大豆納豆」よりも表面積が大きい「ひき割り納豆」の
方がおすすめだというわけです。
タンパク質を食べながらもの凄い勢いで増殖するんですって。
温度や湿度などの条件が揃うと、わずか20分で2倍に増殖(!)して、
ただし、熱には弱いため、火にかけずに召し上がることをおすすめします。
(3)納豆の効果
さあ、納豆の効果をご説明いたししましょう。
納豆の有効成分
タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、亜鉛、食物繊維、納豆菌 などです。
納豆菌の効用
整腸作用納豆菌は胃酸に負けずに腸まで届き、腸内の善玉菌を活発化。
一方で悪玉菌の増殖を抑え、発ガン物質や有害物質を減少させます。
これによって便秘が改善され、有害物質を分解する肝臓の負担を軽くして、
体の機能を健康に保つ役割を果たします。
腸の免疫力強化
有害な細菌やウイルスを抑えて、病原菌から生体を守る働きがあります。
また、ガン細胞を攻撃する免疫細胞を活性化させるインターフェロンを
誘発することから、ガン抑制の効果があると考えられています。
血栓を溶かす
納豆菌に含まれるナットウキナーゼという酵素は、
血栓を溶かす作用があることから、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ役割があります。
血圧を下げる作用もあります。
活性酸素を排除
生活習慣病を全般に予防。
よくかきまぜてたべましょうね!