技能公募予備自衛官へのススメ -7ページ目

技能公募予備自衛官へのススメ

これから予備自衛官補(技能)の訓練に出頭する方々の事前準備にお役に立てそうなブログ。

営門をくぐり、中隊で受付を済ませ、居室に私物を置いて、上下ジャージに着替えたら訓練スタートです。

まずは、被服などを受領します。季節によって中身は多少変わりますが迷彩服×2セット、戦闘帽、半長靴、セパレーツ(雨衣)、水筒、中帽、弾帯、雑のうなどです。

これらを受領して最初のミッションは「お裁縫」です。これ、ホントに面倒なんですけどちゃんと縫わないとカッコ悪いのでしっかりと所定の位置に縫い付けましょう。この時に役立つのが訓練で持って行くと便利なの物に挙げた「両面テープ」です。押し迫る終了予定時刻があるので、両面テープで仮留してから縫うとまち針使うより楽チンで早いです。

その後は、迷彩服、半長靴、戦闘帽に着替えて班長より着こなしの指導を受けます。
指導を受ける前はコスプレ状態ですが、指導後はかっこ良く自衛官っぽくなれます(笑)


このあとからいよいよ自衛隊の訓練らしくなります。


敬礼、気を付け、休め、整列休め、右向け右、左向け左、回れ右などに代表される動きを「基本教練」といい統率された動きや、上官などに敬意を表するのに予備自衛官補といえども絶対に必要な動きで全ての動作の基本となるのでホント真面目に訓練しましょう。

・挙手の敬礼
着帽時など頭に何か乗ってる(かぶってる)状態で行います。気を付けの状態から「最短距離最速」で右手を帽子のツバあたりまで挙げます。この時右手の中指がツバに軽く触れる程度が望ましく、手首を少し返して手のひらを少し内側に向けます。(手のひらが自分で見える方向)

・10度の敬礼
脱帽時に行う敬礼です。首を曲げるのではなく、腰からシッカリと曲げましょう。角度については敬礼を行う相手の方によってどんどん深くなっていきます。曖昧ですが天皇陛下や国旗に対しては45度ぐらいまで曲げたような気がします…。

・気を付け
「不動の姿勢」とも言い次の命令に即座に対応出来る姿勢です。学校の体育などで行った気を付けは中指を体側の中心に置くと習いましたが、自衛隊では両手は軽く握り親指は中指の上ぐらいに置き脈所(脈を取るあたり)を体側の中心に置き、踵はシッカリと付け爪先は男性の場合は60度ぐらい開きます。女性は少し狭くなります。

・休め
実際にやらないと非常に説明しにくいので、休めは「2挙動」とだけ覚えておいてくださいw

・整列休め
申告などの式典で執行官の訓話などを聴く時に取る姿勢だった気がします。正直ほとんど使いませんw 挙動は1挙動です。

・右向け右、左向け左、回れ右
踵で回る、足を動かすときは地面すれすれ、メリハリを付ける、回る時向く時は両手を気を付けの位置から動かさない、回れ右は3挙動、右向け右、左向け左は2挙動と覚えておいてください。


あとは行進時の動き(行進間の基本教練)などみっちり基本教練を行います。食堂、風呂に行く時も隊列を組んで行きますので、基本教練ができないと駐屯地の中でいい晒し者になるのでしっかり訓練しましょう。


次回は、訓練生の中での役職について書きたいと思います。


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用語説明

・セパレーツ
簡単に言うとカッパです。雨衣(あまい)とも言います。と言うか常備の方はセパレーツとはあまりいいませんね…。自衛隊では基本的に傘は差さないので雨が降っていたらセパレーツを着ます。当然土砂降りでも外で訓練はあります…。

・弾帯
「だんたい」と読みます。迷彩服の上から付けるベルトのようなもので、色んな物を吊り下げたりすることができます。例えば銃剣や実弾を入れる弾納、サスペンダーを固定したりします。そこそこよく使います。

・中帽
「なかぼう」と読み別名ライナーと呼びます。樹脂製のヘルメットで車両乗車時には着用が義務付けられています。射撃時には中帽の上から鉄帽をかぶります。

・雑のう
ペットボトルとかタオルとか入れて訓練に持参します。要するに斜め掛けのカバンです。