昨日の深夜・・・いや今日の早朝、
EUROの決勝スペイン×イングランドの試合がありました。
決勝戦となると、互いに慎重になって膠着状態になるとか、
あるいは中盤やサイドの潰し合いで荒い試合になるとか、そういう展開もあり得たけど
この試合に関してはそういうことはなく互いにしっかり攻めしっかり守り、
その中でしっかりチャンスをものにしたスペインが2-1で勝利。
スペインもイングランドも流れの中で鮮やかにゴールを決めていて、
ホントにいい試合だったな、と思います。
そんな大会屈指の好ゲームに反して、実況・解説はなかなか厳しかった。
いや、WOWOWではなくAbemaで無料で見せてもらって文句言う筋合いはないんだけどさ。
実況を担当したのはテレ朝の寺川アナ。
この人、ニュースを読むでもなくバラエティ寄りでもないので
テレ朝の中ではスポーツがメインなのかもしれないけど、
これまでのEURO中継を担当していたAbemaのサッカー専属と思われる人より
明らかに経験が足りておらず実況の表現に乏しかった。
ひょっとしてテレ朝が「決勝はうちのアナウンサー使えよ」みたいな圧をかけたとか。
そして輪をかけてひどかったのが解説の槙野。
戦略の解説や予想、状況の変化、選手やコーチ陣の心情の推察など
解説の役目はいろいろあると思うけど、全部が薄っぺらなんですよね。
元気よくしゃべるけどなんか無難な内容というか深みがないというか。
キャラクターのせいってのもあると思うけどね。
それでいながら、実況を差し置いて自分でゲスト解説の長谷部に話を振るんだけど、
その質問もふんわりしてるから長谷部のいい答えを引き出せずにいて。
なんというかただ不快ってのと違って、
聞いてるこっちがなんか恥ずかしくなるというか、
槙野がしゃべるたびに聞いてるこっちがぞわっとする感覚。
悲しいかなAbemaには副音声はなく、
「実況をオフにして現地の音声のみでお楽しみください」もなく、
当然「槙野のみオフ」モードもないので、前半の早いうちからミュートで試合を見てた。
ゲスト解説だった長谷部に「槙野が適当なのがバレたな」なんていじられたのをきっかけに
「槙野適当」ってワードがXのトレンドに上がってたけど、
正直笑い事じゃないってことを槙野自身もAbema(あるいはテレ朝)も自覚して欲しい。
ゴールデンタイムの日本代表戦とかならライトな視聴者もいるだろうから
松木タイプの解説がいてもいいと思うけど、
朝4時によその国同士の対戦を見るくらいの視聴者に対して
“適当”な解説者を入れるのはちょっと違うんじゃないか、と。