いくら底に沈んだ所で俺が俺であるという事に変わりは無い。

その存在に意味は無い。

元々何事にも意味は無い。

突き詰めれば。

だがらこそ人間は自分でルールを設定し、自由な人生を謳歌する。

しかし、それが何だというのか。

全て偽物。

やりたいことなど何もない。

俺の心を躍らせる何かは無いのだろうか。

こんな事を書くけれど、実際はその何かを求めてすらいない。

もうなんだっていい。

無為と怠惰の深淵に辿り着いた。

ここからは全てが見え、同時に何も見えない。

見る角度を変えてみたって、そうして見えるであろう景色なんてすぐに想像できてしまう。