おばあちゃんはプライドが高い。
自分には大した取り柄は無いけど
それなりに辛抱したから今こう
やって安定してるのよと何度も
聞かされる。

テレビの故障を見に来た知り合いの
電気屋さんにまで、息子、姪、孫、
辛抱した自分の自慢をする。

私たちはおばあちゃんに「おばあちゃん
プライド高すぎやばいwww」とは言わず、
うんうんそうねそうねと話を聞く。



そして何度も、もうこれが最後かもと
行ってお出掛けしたり、ご飯を食べに
行ったりする。
今の所それが最後になってないのは、
嬉しい拍子抜けかも知れない。


でもこの間の旅行は、このメンバーでは
ほんとうに最後だったかも知れない。
ぎりぎりの限界を節々に感じた。


毎度「明日が分からない」と言う人に
付き合うのは綺麗なことばっかじゃあ
ない。

でもいいんだよ。まだ貰ったものの
端くれも返していないまま、今もまだ
もらい続けてるんだから。



私は当事者だ。