◯茶道に関して

表千家の講習会は、

一般講習会

資格者講習会

教授者講習会

の3種がある。

一般講習会は、同門会支部総会と一緒におこなわれ、同門会の会員であれば受講できる。

資格者講習会は、唐物の許状を頂いた者に受講資格があり、一般講習会の前日に行われる。

教授者講習会は、資格者が自分への入門者を取り次いで弟子を持てば受講資格が生じ、年1回実施される講習会を5年受講しなければならない。

私に関しては令和6年は、その最後の5回目の講習会を受講する年であった。

どの講習会の日程も、同門 という同門会誌の3月号に掲載される。

まだ、その記事を見る前の2月に同門会備後支部の幹部の方から電話があり、

『今年の教授者講習会の実技講習でコレコレの役をやってくれ』

と言われた。これまでの講習会でも役をこなしていたので、

『はい、私でよろしければやらせて頂きます。ところで、講習会はいつですか?』

と尋ねると、

 

        なんと、

 

その実施日が、4月17日 だったのだ。

4月17日 という日は、私にとって特別な日だ。

    毎年、4月17日は

厳島神社桃花祭神能奉納 の日である。

この行事の実施日は、何月の第何◯曜日 というのではなく、曜日に関係なく

4月16日 は喜多流、 4月17日 は観世流、 4月18日は再び喜多流 と決まっているのである。

1年365日ある中で、なぜ、なぜ、どうして、どうして、狙い済ましたように同じ日になったんだ。 

2024年は、表千家教授者講習会の5回目の年だった。

 さて、講習会 をとるか 神能奉納への出仕 をとるか・・・

数分、頭の中で思いを巡らす。

出した結論は、能への出仕 だ。

というのは、講習会は、全国の同門支部において日程をずらせて実施されており、不審庵に受講地変更の希望を願い出れば、他府県で受講することが可能である。

この制度を利用することにしたのだ。受講地を岡山に変更の願いを出した。岡山での講習会は10月27日である。

実はこの10月27日もなかなか悩ましいのであった。

というのも、毎年11月3日に能の社中の秋の大会があり、その前に、神戸で申し合わせと呼ばれるリハーサルがあるのだが、それがいつになるか3月、4月の段階ではわからない。

『もし、申し合わせと教授者講習会がバッティングしたらどうしよう?』

とまたまた心が乱れる。

申し合わせを取って教授者講習会を欠席すれば何が起こるのか。

教授者講習会は、ただ5回受講したらOKと言うのではなく、この年はこの内容、次の年はこの内容、と年毎に内容が決まっており、その年に受講できなければ、その内容を受講できるのは5年後ということになってしまうのである。

しばし迷ったが、迷っても良い解決案は思い浮かばず、もしバッティングしたらその時の脊髄反射でエイッと決めてしまうことにして秋を待った。

よかった。バッティングしなかった。

岡山支部からの案内の葉書がギリギリまで届かずヤキモキしたが結果的には無事に受講できた。よかった、よかった。

 

福山に帰ってきてついていた先生が、諸般の事情により、稽古場じまいをされた。10月の稽古で最後であった。

先生のツテで、次の先生にお願いをしてもらったのだが、その先生から電話があり、今は家族の都合で暫く稽古は休んでいる。再開する時は連絡するとのことだった。少しガッカリしたが仕方がないので待っていたら12月上旬に電話があり、稽古を再開するとのことで、12月21日に初めての稽古に伺った。

久々の稽古、といっても僅か2カ月位のブランクなのに、超簡単な事を忘れていたりと思い切り自己嫌悪に陥る結果となった。

今年、再び、謙虚な気持ちで精進したい。

 

 

◯能に関して

3月に新年会、4月に厳島神社桃花祭神能出仕、11月に秋の大会。

これが2024の大きなイベントである。

3月に「新」年会というのは怪訝な話だが、昔は1月にやっていたのだが、2年続いてなんらかのトラブルで中止になることがあって、それじゃあいっそのこと思い切りずらして3月にしよう、となったらしい。

この年は、広島社中が担当で、会場はアステールプラザである。立派な能舞台が使える。

同じ県内とはいえ、朝に慌ただしいのは嫌なので、前日に広島に入り、宿泊することにした。

で、ホテルはアステールプラザに併設されているアステールプラザホテルにした。安価である。

ただし、食事の施設はない。こちらとしてはホテルにありがちの食事よりは、近辺で好きな店に入り好きな物を食べたいのでモーマンタイ。

朝がとにかく楽だった。

 

4月の宮島。この時も前日に広島で宿泊。宮島口にもホテルはあるが、混みそうだし、久々に広島市内をぶらつきたいので、広島駅の北側、すぐ近くにあるホテルをとった。当日朝の移動も楽だった。

 

11月の秋の大会。久々の舞囃子である。福山に帰ってきてからでは初めてである。

これを機会に、大阪時代にどんな舞囃子をどれくらいやったかと調べてみると、いろんな種類の物を10番位やっている。

が、しかし、今回の稽古を始めてみると、見事に全てがリセットされていることがわかった。

7、8年のブランクは全てを忘却の彼方に流し去っていた。素人の釘を抜いた稽古というものは儚く崩れ去るものだ。

唱歌の覚え直し。拍子を踏むタイミング。その他、もろもろ。

特にひどかったのが申し合わせである。普段の稽古では一度もなかったようなことが複数起こった。

まず、最初のシテ謡の一部分をすっぽり飛ばしてしまった。舞も、これまた稽古では一度も間違う事のなかった部分を間違い、散々であった。先生も、こりゃダメだと思われたのか、本番までに、もう一度稽古をつけるから神戸にいらっしゃい、と有り難くも少し悲しいお言葉。

茶道の教授者講習会を挟みながら福山 岡山 神戸を行ったり来たり。忙しかったです。

スペシャル稽古の時は、謡を飛ばすとか、型を間違えるということはなかった。曲趣を十分表現したかどうかは別にして。

申し合わせの時は、頭が痺れたような感覚で完全に我をうしなっていた様に思う。

大会当日、自分では一応、いいか、と許せる出来だった。会の後、懇親会があるのだが、会場は神戸駅の南側にあるホテルの中華であった。帰りの新幹線のチケットを取っていたので、宴会の終わる前に一足早く出させてもらったのだが、地下から神戸駅に出ようとして道に迷った。直接距離にするととても近いのに。

途中、階段を上下したり別れ道があったりで、せっかく余裕をもって会場を出たのに、新幹線にギリギリ間に合ったのだった。疲れました。

 

◯スレッドに関して

何年か前、それまでガンガン使っていたTwitterが急に使えなくなりました。使えなくなった理由というのが自分には納得いかなかったので、回復してくれと連絡を取ったがダメだった。

しかし、2024年スレッドを使い始めた。