肺に満ちる粘性を帯びる空気

体に溜まって澱んでゆく

神経は遮られ

惰性で動かす鉛の船



落ちて堕ちて墜ちてゆく

呼吸もできず

ただ底が見えない

籠の中で



そうかもう朽ちている

根本が裏切った時

僕ら、という概念が俯いた




元から発展するこの世界

元が朽ちている

手遅れだ




どうしようもない




阿鼻叫喚しても虫の音と同様だ

騒音に掻き消される

何事も無かったかのように

響き渡る無機質な音



金属と金属が謗り合う

非情な音



いつから…

どこから…

どこまで…



彷徨い歩く森の中

出口はない

もう、壊れているから