The Lemonheads - The Lemonheads (最新作) | あれこれ何とか好奇心

The Lemonheads - The Lemonheads (最新作)

もうすっかり年末ですね。なんとか、聴いて良かったなっていう印象でしたので、書きました。最近は、さすがに新譜の記事も少ないということもあったので。


今日はこれ。ちょっと前にこちら でも触れましたけど、簡単に感想を。

The Lemonheads
The Lemonheads

↑ジャケクリックで試聴可です。


Myspaceでも3曲試聴できます↓ 

http://www.myspace.com/thelemonheads


(曲名)

1. Black Gown
2. Become The Enemy
3. Pittsburgh
4. Let's Just Laugh
5. Poughkeepsie
6. Rule Of Three
7. No Backbone
8. Baby's Home
9. In Passing
10. Steve's Boy
11. December


The Lemonheads(レモンヘッズ)という名前、バンド、と言うよりは、今はEvan Dando(イヴァン・ダンドゥ)のソロワークと言うのが正しいのかな?



Evan Dando


Amazonレビューの中には辛い意見もありますけど、私には、なかなか良かったです。Lemonheadsの新作。ギタポ好きの方にはかなりオススメですね~。

1曲目の「Black Gown」、2曲目の「Become The Enemy」での歪んだ音調のラウドなギターが入った音で、「おっ」と最初に思わせますね。

曲調は先の「Become The Enemy」、「Pittsburgh」、「In Passing」とかのように、Lemonheadsらしいテンポのポップで少し「陰」を感じさせる曲は相変わらず良い感じです。やっぱりこういう感じの曲が多いかな。「Poughkeepsie」は、そんなにキャッチーなメロディーの曲ではないですけど、早いテンポで聴き込ませてくれます。

Let's Just Laugh」のように重い曲調からだんだんとテンポアップしていく感じが心地良い曲も良いです。

Rule Of Three」はなかなか凝っている曲です。曲調はちょっとヒネッたポップと言う感じですけど、ギターの音も唸り具合もなかなか聴かせますし、ちょくちょく入る効果音が入っていてとても良い感じです。

No Backbone」もギターのうねり具合も含めて、荒々しい雰囲気で疾走感があって爽快な感じです。


Baby's Home」はちょっとゆっくりとしたテンポでまったり聴けますし、その後の「Steve's Boy」はまたテンポが上がってアルバム全般になかなか飽きさせない感じです。最後の「December」もちょっと大仰な出だしから一転、テンポの良い、ドラムの音が効いたリズムに起伏のあるパンキッシュな佳曲です。


やはり、今までも書いてきたように、バックの唸るようなギターの音がなかなか印象的ですけど、メロディーの邪魔になる要素じゃないです。アルバム全体で楽しめる作品になっていると思います。



ちょっとラウドな雰囲気は全般的に感じますけど、耳にはツンザクと言うわけではなく、かえって心地良いぐらいです。Evan Dando、まだまだ健在というか、バリバリの作品ですね!