Oppenheimer(オッペンハイマー) - ST
そんなに最新に出たわけではないですけど、このアルバムもとても好きです。UK、北アイルランドの2人組、Oppenheimer(オッペンハイマー)のセルフタイトルの1stアルバム。海外では6月に発売になっています。
試聴は是非して欲しいです!Myspaceで、素晴らしいメロディーを持つ「this is not a test」や「breakfast in nyc」がフルで聴けます。「breakfast in nyc」のPVも見れますよ!
Myspace
↓
http://www.myspace.com/oppenheimer (←クリック)
それと、ジャケ画↓をクリックで試聴できます。
- Oppenheimer
- Oppenheimer
(曲目)
1. this is not a test
2. this is a test
3. breakfast in nyc
4. ok, let's take this outside
5. my son, the astronaut
6. when i close my eyes i fall in love
7. allen died, april 5
8. nine words
9. m.o.
10. don't call me
11. time loss/gain
12. orchid
13. saturday looks bad to me.
14. this kiss when
1曲目の「this is not a test」に続いて、2曲目のタイトルが「this is a test」というのが、ちょっとユニークなセンスを感じますね。中身は普通に別の曲なんですけどね。
ヒンヤリした感じながら、ちょっとホッとする雰囲気を醸しだすエレポップな曲が並ぶアルバムです。ちょっと繊細なメロディーながらポップです。
最初聴いた時は北欧かカナダのバンドかと思いました。エレクトロな要素がほんの少し強いイメージですけど、音の雰囲気はとても柔らかくて、ちょっとStars(スターズ)に似たような感触があります。普通にポップな曲が好きなヒトでも全然楽しめると思います。
全曲なかなか個性が溢れた曲ながら、統一感が取れているアルバムです。先にあげたMyspaceで聴ける曲もそうですけど、「my son, the astronaut」、「when i close my eyes i fall in love」など、非常にサビが印象的な曲でアルバムを占めています。とても聴きやすくて、本当に良作です。
「allen died, april 5」などの淡々とした感じの曲や、「nine words」のような不思議な構成を持つ曲もとてもポップです。「m.o.」のようなエレクトロなサウンドの強度が他より強い曲でもボーカルがとても生きているアレンジが聴いていてこれまた聴きやすい曲です。
「saturday looks bad to me」のようなエフェクトをかけたようなボーカルと少しアコースティックな演奏が交じり合った曲も面白いです。最後のオルゴールのような音で始まる「this kiss when」も本当に今の季節なったような感じの雰囲気で良い感じです。
聴いてもらったら、「こういう雰囲気のアルバムの紹介、多いなあ」と思われるかもしれないですけど、ちょっと繊細な感じながらポップで、肩に力に入っていない感じの曲群が好みなんですよね。でも、特にこのアルバムは、各曲の多様性のみならず、バックの音の多様性に重点を置いても楽しめると思います。聴いていて何となく「ホッと」するんですよね。エレクトロの要素がありながらも、優しい音の感触が心地良いんですよ。
6月に輸入盤を入手したんだけど、8月に日本盤が出ていたというのが、またもや迂闊でしたね~。4月にシングルで出た「breakfast in nyc」のCDSに収録されていた「Truth Or Dare」と「Getting By」がボーナストラック(ボートラ)で入っているですよね。。いつも輸入盤で先に買うことが多いので仕方ないんだけど、日本盤が出るなんて予想しませんでしたからね~。
とにかく、遅まきながらとても良いアルバムなので、是非、試聴してみてください。私もこのアルバム、年間Myベストアルバム10枚の候補にしようと考えていますよ!
- オッペンハイマー
- オッペンハイマー