はるか昔のドラえもんって言ってもタイムマシンだとかじゃなくって、
昔の人達にとってのドラえもん的存在の話です。
野比家にとってドラえもんは家族です。
ある日突然、のび太の引出しから出てきたロボットなのに。
昔の人達にとってのドラえもんは
山であり水であり川であり風、土、もっと言うと
雪、雨、嵐や暑さ寒さなど
もちろん木や草、生きものたち、あえて人間も
身の回りにある「現象」たちです。
そう!
山も水も川も風も家族なんです
私達人間が便利に使ってる物じゃないんです。
ドラえもんはネズミと遭遇すると野比家を破壊しかねないほどのことを
やっちゃいます。
恐ろしいひみつ道具も持ってます。
でも、ドラえもんはいっつものび太やジャイアン、スネ夫やしずかちゃんを
「あたたかい目」で見ています、いつも。
大人になった私は雨が降ると頭が痛いです、気圧の変化なのかわかりませんが。
でも、小さいころ傘を買ってもらった時の「雨」への気持ちは
ありがとう!傘さして学校いけるよー でした。
小さいころの私にとって新しい傘は、ドラえもんのひみつ道具だったんです。
嫌だと思う気持ちを変える道具だったんですね、今考えると。
私は何千年前のじいちゃんばあちゃんの考え方、生き方を身の回りにいる
家族の考え方、生き方から感じています。
そして何千年後の子供たちへ、私が感じた考え方や生き方を繋いでいければいいと
思っています。
