朝日のポンピングパワー跡 | 油探

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油にまみれたヤマを行き

前回ポンピングパワーを求めて探索してから一ヶ月以上経ちました。

つい先日地理院の航空写真を眺めていると小口、東島、朝日にかけて複数のポンピングパワー(以下PP)らしきものを見つけました。

一番上の丸で囲ったところは前回探索したPPです。

今回は比較的アプローチの簡単そうな一番下にあるPPを探索してきました。

 

 

山の斜面を登っていくと大きな建物が現れました。おそらくこれがPP跡・・・

 

建物西側は完全に取り壊されていました。

鉄を売りさばく為でしょうか?モーターの類が設置されてたであろう台座だけが残っていました。

 

撤去されずに放置されている瓦礫。

 

なぜこちら側だけ残したのでしょうか。中に入ってみます。

 

多少壊れてはいますが比較的状態はいいです。

 

骨組みも朽ち果てずに残っている。

 

回転盤も撤去されていましたが平ベルトと軸は残っていました。

この軸が何十年も新津油田を支えていたんですね

 

高圧危險?とかいてあります。

 

東側からの撮影。

 

ついでにもうひとつのPPを探索してきました。

 

が、完全に撤去されていました。

 

近くに小屋が残っていました。

 

C177号井のナンバープレートです。ここら辺の油井の番号はCだったみたいです

 

やっぱり黒板がありました。油井の番号は消えかかっていて読めないのが多かったです。

スチャラップ?ハッカ?用語は解りませんでした。

 

今回で計三つのPPを見つけることができました。うち一つは撤去されていましたが、他のPPもまたいつか探索しようと思います。