「新元号『令和』で、平和な国家、世界に!」 | ずっこけじいちゃんのひとりごと

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定年退職後のひまじいちゃんです。ウォーキング、家庭菜園、読書、
なんでも、その時思いついたことを書いています。
返事は書きませんので、独り言と思ってお許しください。

日本中、お祭り騒ぎのような、「新元号発表」に関するマスコミの
報道合戦です。


11時30分過ぎ、新元号は「令和」と決まり、菅官房長官よりの
発表となりました。

 

安倍総理の、新元号に関する談話の中で、「令和」についての
説明部分を引用しますと、

万葉集にある「初春の令月(れいげつ)にして 気淑(よ)く
風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き
 蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」との文言から
引用したものであります。そして、この「令和」には、人々が美しく
心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております

 

昭和、平成と生きてきた人間の私は、また新たに「令和」という
元号がプラスされました。よく西暦表示とか言われますが、日本固有の
元号は、日本文化を象徴している一面があり、長く続いてほしいもの
です。

 

しかし、元号と西暦の関係が、自分の中で、すぐに出てこないことも
あるかもしれません。そこで、自分なりの早見表というのか元号の
変わった年の西暦を覚えるだけでも、すこしわかりやすくなるのかな、
と思いました。

ネットで調べると、

昭和元年12月25日    1926年

平成元年1月8日     1989年

新元年 5月1日     2019年

 

そして、今回の新元号に関して、ネットで調べてみると、こんな
面白いと言っては、少し不謹慎かもしれませんが、おひとりの天皇の
時代に、改元が6回なされたことがあることがわかりました。

 ①文政
 ② 天保
 ③ 弘化
 ④ 嘉永
 ⑤ 安政
 ⑥ 万延
 ⑦ 文久
 ⑧ 元治
 ⑨ 慶応
 ⑩ 明治
ここで注目すべきは、③の弘化から⑨の慶応までの7つの元号はすべて
「孝明天皇」という一人の天皇の在位中のものということ。つまり改元
は6回もなされているということです。
江戸時代までは一世一元制、つまり一人の天皇にひとつの元号という
制度ではなかったからです。当時は大きな事件や災害などが起こった
場合に元号を変えることでリセットしたり、甲子、戊辰、辛酉といった
干支の周期にちなんで改元するという中国の習わしに従っていたため、
必然的に回数が増えてしまったのです。

 

お祭り騒ぎの「新元号発表」は、「令和」に決まりましたが、
ひょっとすると、本日から、新元号になると勘違いしていた人も
いたのかもしれません。そんな気がします。

 

いずれにしても、5月1日から、「令和」として、親しみのある元号
になることを祈りたいものです。


そして、安倍総理の談話のように、──「令和」には、人々が美しく
心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ──、という意味が込められて
いるそうです。


しかし最近、格差社会とか、差別とか、分断とか、いやな言葉が
マスコミでにぎわせています。


そのようなとき、「令和」という新元号の意味が、国民全体に
理解され、親しみを持って使われ、そして、違う意見の人が心を
寄せあうような、平和な時代が永く続くような社会とか、国、
国際社会になってほしいものだと思いました。