オリンピック金メダリストの、池江璃花子選手の白血病の
ニュースには、驚きとともに、心配になってきました。
最初、池江選手の18歳という若さと、白血病と聞いたとき、
昔、若くして亡くなった、夏目雅子さんのことを思い出し、
さらに心配になりました。
今朝からテレビの報道番組は、そればかりというのか、
その池江選手と、白血病の説明の内容が中心になって
いました。
そこへ、無用ななニュースというのか、桜田五輪相の、
問題発言が飛び出してきて、この大臣は本当に五輪担当
なのかと、疑いたくなるほど、周りが見えない人だな
と思いました。
聞くところによると、大臣は、池江選手の白血病の話を
聞いて、そのコメントの、文脈の中で、「本当にがっかり」
と言ったそうです。
水泳の同僚達や、他のスポーツ選手のコメントを聞いて
いると、池江選手の体の心配を優先してコメントしていた
のとは雲泥の違いで、その浮いた言葉が際立っていました。
安倍総理が、その桜田大臣の発言について、野党が突っ込む
と、「しっかりと職務を果たしてもらいたい」と、安倍総理は、
あいかわらず、桜田大臣に対する野党の更迭要求を拒んだのだとか。
第一次安倍政権の末期は、大臣がドミノ倒しのように、次々と
退陣に追い込まれた、苦い経験があり、その意味から、大臣の
更迭は、よほどのことがない限り、やらないと決めているかの
ようです。
しかし、今回の池江選手の白血病発表について、桜田五輪相の
発言は、国民感情から大きく逸脱していると思われ、どこまで
安倍総理がかばいきれるか、ある意味、興味を持って見守って
いる人が多いのではないでしょうか。わたしもその一人です。