1.機能不全家庭で育った人は、脳内が忙しい
振り返りでの話です
機能不全家庭で育ったがゆえに
欠損している部分を補おうとして発達してしまった思考能力ともいいますか・・・
テンパってあれこれ気をまわし余裕がなく、
あとで自己反省会を行いクタクタになってしまうという話です
一対一での美容院で、ずーーーっと美容師さんに気を使いすぎてクタクタになったり、
ついついサービス精神で、あいてを持ち上げて見たり、
休憩時間、とくに話すこともないけれど沈黙がつづくと、気を使って話をもちかけたりなど
内容はそれぞれ
2.私のエピソード
私のエピソードを言いますと、ママ友と食事に出かけたときの話
土鍋で二人分のご飯を炊いてくれるお店で、
私が先によそって、ママ友が次によそったのですが、
彼女が土鍋の蓋をするのを忘れたんですね
「蓋するの忘れてるよ」と、こちらが蓋をすればいいものを、
そうすると、ママ友が蓋をし忘れたと恥ずかしく思うかな?と考え、
(そうだ、私が早く一敗目のご飯を食べてしまって、
私が二敗目のご飯をよそったときにさりげなく蓋をすればいいんだ)と、
こんなめんどくさい気の使い方をするんです
(とにかく、濃いめのおかずでご飯をちゃっちゃとたべるか)と
訳の分からないことを考え始めるんです
ところが、私がごはんの一杯目を急いで食べている途中に、
ママ友が蓋してないことに気付き
「蓋、わすれてるからしめとくよ」と土鍋の蓋をしたんです
(え?わすれたのあなたよ?私じゃないよ?
そもそも、わたしはあなたに気を使って、
さも何ともなかったように2杯目をよそったあとに
蓋をしてあげようとしてたのに・・・)と、被害者意識までくっついてきます
こういった思考で食事をしていたら、味も何もあったもんじゃないですよね
ママ友が、「これ、美味しいねぇ」とか「どうやってつくってるんだろうね~」
「器きれいだねぇ」などという話も
耳には入るけれど、蓋がきになってしかたがない
蓋をし忘れて恥ずかしく思うかな?なんて考えて、
相手のために先にご飯を食べるなどと
そんなわけのわからない気の回し方を日常茶飯事やってるんです
それよりも、さっさとふたを閉めて、
美味しいご飯の話をママ友としたほうが全然お互い楽しいのに・・・です
3.忙しい思考の中身
必要以上に
・相手が傷つくんじゃないか?
・変に思われるんじゃないか?
・怒ってるんじゃないか?
・嫌われるんじゃないか?
と、脳内は自分はどう思われているかの例を
あーでもない、こーでもないとあふれだしています
4.話してルーツをたどる
めんどくさい思考をしていたとしても、自覚できるようになれば、
修正することもできるし、分かってもらえる人に話して、
あ~そうだね、気を使ってやってしまいがちだねと話せることで、
気持ちは軽くなるものです
なぜこうまでして気をまわすのか?を深く掘り下げて考え、
自分のルーツをたどることができれば、
今まで無駄に動いてしまっていたことも減っていくんです
私の場合ですと、ちゃんと蓋をしないと激怒される感覚です
その恐怖が染みついてしまってるんですね
5.課題
自分が蓋を閉め忘れているわけじゃないのでほっとけばいいものを
自分が犠牲になってまで蓋をしようとする癖というのもあります
この自分を差し出す癖も考えていきたいものです
多分、キーワードは冷たい人間と思われたくないです
以下の動画は、機能不全家庭で育ったことで
思考が偏ってしまっている話です
何故私が、ママ友が蓋を閉め忘れたことを
ややこしく考えるのか?のルーツとも言えます