(ФωФ)フフフ・・・初日に行ってきました。

 

何故ならマーゴット・ロビーのファンだからw

 

 

バービーまさかの実写映画化!

つか、こんなんどうすんだよ・・・・とか思ったらとんでもない力技で映画化w

 

登場キャラはバービーだらけw(バリエーション豊富)ケンまみれ(バリエーション豊富)

 

さて、冗談はともかく。(いや本当の事なんだけどね?)

 

冒頭からバービーの引き起こした革新が語られw

※言われてみれば確かに大革新だった。

 

バービーたちの暮らすバービーランド(メタ的夢の世界)と現実世界の相関性とツッコミどころ満載の物語が始まるw

 

この映画は・・・・とにかくツッコミどころ満載で細かい事は気にしてはいけないのである。

 

バービーランドで幸せに暮らすバービーたち、そしてその仲間たち。(所謂バービーシリーズ)

ボーイフレンドのケンたちはバービーの気を引こうと躍起になり、廃版となった旧商品たちも暮らしている世界。(1種のみで終わったボーイフレンドのアランは肩身が狭いw)

そこでバービーたちは少女たちに夢と希望を与えたと信じて暮らしていた・・・・

 

そんなある日。

定番のバービー(マーゴット・ロビー)に異変が起きる。

ハッピーな思想だったバービーに「死」の概念や不安、それに伴う体の変化が起き始めていた。

他のバービーたちに相談したところ「劣化」では無いかと言われ、バービーの修復を担う「へんてこバービー」の元へと・・・・

※へんてこバービーとは人間に乱暴に扱われすっかり変わり果ててしまったバービー。

 

へんてこバービーによるとバービーの変化は持ち主の心境の影響を受けているからだという。

それにより、現実世界との境界にひびが入り(裂け目)、バービーランドにも影響が出始めている為、バービー(マーゴット)が現実世界で持ち主と接触し、境界の裂け目を修復する必要があるという。

現実逃避を決めようとするバービー(マーゴット)だが、拒否権は無かったw

 

一方、ケン同士の見栄の張り合い、そしてバービーと共に在りたいという想いからケン(ライアン・ゴズリング)は無理やりバービーに付いていくことに・・・・

 

人間世界を目指すバービーとケン。

※行き方とか細かい事は気にしてはいけないw(一応、手順はあるw)

 

人間世界に言ったバービーは少女たちに感謝され歓迎されると思っていた。

そしてバービーたちにより希望を与えられた女性たちが活躍する世界を妄想していたのだが・・・

現実はそんなことはなく、バービーで遊んだのは幼少期だと言われ、思い描いていた世界でない事に戸惑う。

一方、ケンはというと・・・・

バービー中心に世界が回っているバービーランドとは違い、男性が社会的地位を持って世の中を回していることにカルチャーショックを受ける。

ただバービーと共に存在し、それ以上でもそれ以下でもないケンにとって初めて自己存在意義を問われたようだった。

 

バービーは持ち主らしき少女を見つけるが、全く相手にされずにいた。

そして人間界で起こした数々のトラブルによりFBIに目を付けられてしまう。

FBIはバービーがバービー人形だと認識しており(どうやら過去に類似案件があったようだ)バービーの製造元であるマテル社に事態の収拾を通達する。

 

マテル社のCEOをはじめとする重役達は事態を重く見てバービーをマテル社へと迎える。

持ち主の少女に拒絶され落ち込むバービーはマテル社に保護されるが・・・・

 

マテル社には受付嬢(上層階の受付嬢なので暇)として働ているグロリアという女性がいた。

暇に任せてバービーのオリジナルのデザインやアイディアを描くのが趣味でもあり、バービーを拒否した持ち主の少女、サーシャの母親でもあった。

そして・・・サーシャのバービーを処分せずに持っており、さらに趣味で描いた「死を意識するバービー」等、バービーに影響を与えた張本人でもあった。

 

バービーを拘束し封印しようとする重役たちの思惑に気付いたバービーは逃走。

逃走中のバービーを見つけたサーシャから事情を聴いたグロリアはバービーを救い、ともに逃走、3人でバービーランドへと・・・・

グロリアを連れ帰れば境界の裂け目の修復ができると思っていたが、バービーランドは一足先に帰って来ていたケンによってケンのムッキムキマッスルランドへと改変されていた!?

 

というとんちきなストーリー。

 

バービーの革新を表現したOPからツッコミどころと過剰な演出が効いていますw

そしてバービーランドでのケンの扱いw

まさしく玩具におけるケンの立ち位置と扱い(世間の任手的な意味で)w

希望を胸に現実世界へ来たバービーの落胆。

※逆にケンは希望を抱く(無駄にポジティブw)

そこからの逆転劇と世界の革新・・・・と意外と考えさせられる。

しかし、一歩間違うと誤解と偏見を招く内容であったのも事実。

別に女性賛歌を謳っているわけではない。

それぞれが思い描く理想とそれぞれの主張、そして現実との折り合い、思い込みと刷り込み、認識の違い。

誰が正しくて誰が間違っているかではなく、どうありたいか、そしてそれを邪魔しているものは何か?

自分は何者か?どうありたいか?どう思われてるか?どう思っているか?

バービーよりもケンの方がその事に思い悩み、トンチキなことをしでかすw

 

ツッコミどころ満載なトンチキなストーリーに隠されたテーマが深い。

これを単に多様性だの女性賛歌だのと偏った評価をするのは浅い。

 

余談だがバービーとケンは恋をするという話に「それはない。」と一刀両断するバービーには笑ったw

 

バービーは何を得て、何を失ったのか?

ケンは自分の存在意義を見つけられたのか?

 

バカバカしくも深い、そんな一本でした。

 

いや、普通に楽しかったんですけどね?

 

 

まー・・・・世界的に大ヒットしてるようですが・・・・

案の定、日本ではイマイチみたいですね・・・・・

日本にはリカちゃん人形がある訳ですし、かといってリカちゃんで同じ事やっても客が入る気がしねえw

 

それはそれとして映画として普通に面白くて楽しいのでお勧めの一本ではあります。

 

「わたしはブサイクなバービーなのよぉ~」(製作注:マーゴットが言っても説得力が欠片もない)には笑ったw

 

 

 

 

余談。

 

ついに8/11より発売!

 

 

 

パンフレットキタ――(゚∀゚)――!!

 

 

だが、配役については描かれていない。(´・ω・`)

※エンドクレジット同様、出演者が羅列してあるだけ。

 

まあ、ビジュアルが見れるようになっただけでもマシか。