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足場も取れ、スッキリしてきた瑞雲院です。今日は、境内の『椿』のお話を。

本堂の正面に椿が可愛らしい花をつけています。以前、庭師さんから「お庫裏さんが大切にしてる椿」と聞いたことがありました。
思い切って、本人にどんな物語があるのか尋ねることにしました。

この椿は、学生時代、下宿をしていた京都の法鏡寺から分けていただいた思い出の椿だそうです。
お嫁に来るとき、一緒に岐阜につれてきて、境内に植えたものだそうです。あれから50数年、ずっと母と同じものを見てきた椿。
わたし達も大切にしたいなと思いました。