“ほうれん草”‥というビジネス用語があります。

“報・連・相”‥と書いて “ほうれんそう”‥“報”‥は “報告”、“連”‥は“連絡”、“相”‥は“相談”‥を指し、

“報告”‥とは、

“部下が上司の指示に取り組みつつ、途中経過を報告する事”

“連絡”‥とは、

“自分の意見や憶測を含めない関係者への状況報告”

“相談”‥とは、

“自分だけで業務上の判断が困難な時、上司に意見を聞く事”

‥を指します。

まぁ、要するに上司と部下の間で、密なコミュニケーションを取れば、失敗は減り、成功に導く事が出来る‥という事でしょうか？

飲食業時代、ふーにゃんはこの “報・連・相” ‥を大事にしていました。

それは、上司との関係だけでは無く、部下であるアルバイトさんに対しても、それを徹底していたつもりです。

でも、実はこの “報・連・相”‥本当に密なコミュニケーションが出来ていなかった場合には、良い処か悪い影響が起こる‥というリスクもある‥様に思います。

‥というのは、例えば “報告”‥と “手続き”‥を “管理”‥の道具として使ってしまった場合、必要も無い情報を上司にあげる為に、幾つもの書類を書く事が必要になり、肝心の現場での仕事に支障をきたすリスクがあるからです。

つまり、

“仏作って魂入れず”

‥という様な状況になってしまう事が危惧される訳です。

こんな話を聞いた事があります。

移動してきた上司が、新しく部下になった人からあがってきた “報告書”‥の内容が素晴らしく、感激してその部下が働いている現場に激励方々行ってみたところ、実際の現場は、その “報告書”‥にあった様なレベルでは無かった‥という話です。

新しい上司に良く思われたかった‥のでしょう？

でも、それでは逆効果です。

何でもそうかもしれませんが、“システム”‥を運用する時や、“マニュアル”‥を活用する時に大事な事は、それを運用したり、活用するのは、

“人間”　　　

‥である‥という事を忘れない事です。

因みに、これは嘘臭い話ですが、ふーにゃんが店長をしていた時、店の料理長と２人で本社に呼ばれ、上司から面談を受けた時、上司が料理長に、

“報・連・相って言葉を知っているか？”

‥と質問したのに対して、料理長は、

“ハイ、知っています❗

野菜です❗”

‥と真顔で答え、ふーにゃんが慌てた事がありました。

これって、嘘みたいな話ですが、本当の話です。

まぁ、ふーにゃんが言うと、嘘臭く感じてしまうかもしれませんが‥

”ほうれんそう” の効用？