とうとうこの告知される日がきた。

診断を受けてから20年近くになる。

がんばってきた私の右眼。

緑内障の末期とのことで手術になった。

このままだと後4年で完全に見えなくなるとのこと。


実際の手術は3ヶ月先だけど、局所麻酔だし動けない状態で1時間半から2時間はちょっときついなー

2週間の入院生活よりその約2時間の方がストレスが溜まる…ふぅ


小さい頃から目が悪く、牛乳瓶の底のようなレンズの眼鏡をかけてきた私。

裸眼で0.01とか0.03とか…

6年前くらいに白内障の手術を受けて、眼内レンズになって0.4まで見えた時には感動だったなー


強度の近視の人は緑内障のリスクが大きいらしい。


まあまあ、しかたない。

3人の子どもたちもそれぞれ伴侶を持ち生活しているし、実両親もすでに亡く、義両親の介護も1年前に終わり二人を見送ったし、やることはやったかな?


あっ、そうだ!

これからやることができたんだった。

点字の勉強をしようと点字表とにらめっこ。

「ふんふん、なるほど」

まずは50音の配列を覚えるぞ!


「大丈夫、側にいるから」というありがたいお言葉をいただいた家人と「なんでもするよー」と子どもたちからの言葉に感謝しつつ、『今までありがとう、私の右眼』と思いながら、残る視力と視野の温存をちょっとだけちょっとだけ期待しよう。