『ライアー×ライアー』感想と舞台挨拶レポ

『ライアー×ライアー』はハッピーエンド

見たら幸せになる映画でした！

今日は、自宅から映画館まで片道2時間はかかったけれど、久々にステキな映画を見て楽しい一日でした。以下は、映画『ライアー×ライアー』の感想と舞台挨拶レポになります。

ストーリー　（ネタバレなし）

親同士の再婚で、同い年なのに姉と弟になってしまった湊と透は、家ではほとんど口もきかないし険悪な関係でした。なぜかというと、イケメンの弟・透は女癖が悪く問題が起きるたびに、姉の湊は透の彼女たちに「仮想敵国」のような扱いを受けてきたからです。ある日、湊は友人に頼まれて、JKコスプレをして撮影するのですが、偶然にも渋谷の路上で義理の弟と衝突してしまいます。コスプレ姿を見られて別人を装う姉にまんまと騙される弟・・・

そして、あろうことか彼は、JK姿のみな（湊）に一目ぼれしてしまいます。また、湊は意外にも純情な弟の一面を見てしまい、ｷｭﾝとなってしまい・・・（つづきは映画で確認してね）

感想

弟の透は、元々クールで顔色も変えず、何を考えているのかわからない人物ですが、コロコロ表情が変わり、わかりやすい姉・湊とのコントラストが印象的でした。

ところが、JKの「みな」（実は湊）と出会ってからの透は、いろんな表情が見えて良かったです。松村北斗くんもクールな人なので、これは、なかなか新鮮で良かったです。

前半は、湊の世直し的な作戦がコミカルで、思わず「もっとやれ!」と思いながら楽しみました。

いろいろ種明かしがある後半は、湊と透の行動の謎が手に取るようにわかって、それぞれの気持ちが伝わってきて、なるほど～と納得でしたよ（詳しく語れないけど）

疑問は正しかった

弟の透くんが意外にも純粋で、コロッと騙されるのには驚きました。どこから湊とJKのみなが同一人物だと気が付いていたのか、もしかして、初めから薄々感づいていたのか？それともギリギリまでわからなかったのか？疑問は残りました。

その後、雑誌「T。」のインタビューで、それが意識的に「どちらにもとれるように」演じていたものだと知りました。高度な演技力で観ている者は惑わされ、想像力を膨らませるわけです。「本当のところはどうだったのかな～」と・・・　松村北斗はアカデミックな役者さんですね、さらっとこなしているようで、奥が深い役者さんです。これからの出演作も楽しみです。

心が元気になる映画

コロナ禍だから、コミカルでｷｭﾝｷｭﾝしてハッピーエンドの映画はテンションが上がりますね。

観た後に爽快感がある作品なので、元気になりたい人におすすめですよ

エンドロールがスゴイ！

映画が終わったからといって、さっさと帰ったらダメですよ、この映画はエンドロールがすごい！ハッピーなストーリーになっています。ここを見ないと絶対後悔しますよ

ヒントは、森七菜ちゃんが舞台あいさつで発言したのですが「全員が揃うシーン」がすごくステキです。

舞台挨拶レポ

最後のサプライズ

Mr.ライアーの北斗くんが、キャストの皆さんに隠れて、ある仕掛けをしていました。キャスト用のマイクの装飾（マイクフラップ？）の一面が剥がれるようになっていて、そこには、松村北斗くんから、共演者の皆さんに感動のメッセージが書かれていました。

森七菜さんへ
撮影中、チームをひっぱってくれてありがとう！
本当に尊敬しています。
「ライアー×ライアー」大ヒットさせましょう

堀田真由さんへ
キャラクターもご本人も本当に頼りになりました！
一緒に作品を作れて本当によかったー！
次はもっと一緒にお芝居しましょう！

しめへ（七五三掛龍也　Travis Japan）
同期の2人が一緒に作品を作るってこんなに楽しいのかってすっごい思った！
この作品は絶対にしめが必要だ！

耶雲哉治（やくもさいじ）監督へ
撮影中たくさん支えられて、撮ってくれるのが耶雲さんで本当に良かったです。
映像の美しさに心からほれぼれしました。

メッセージが書かれた紙を剥がしてもらう時に、北斗くんが「ひっぺがしてもらえますか」と言ったのには驚きました。その他「あたしー」と自分のことを言ってみたり、ちょっと「あれ?品が無いな」と思いました。北斗くんはテンションが高めで、話し過ぎの傾向があったので、何をしゃべるか心配ではありましたね。言葉遣いは気をつけよう！（婆さん目線のアドバイス）

最も重要な話

北斗くんのコメントから

「このお話は、嘘がテーマだけど同時に偽りのないものをフィーチャーしています」

（嘘がつけない本当の気持ち、偽りのないものが本題なのだということ）

※このコメントが一番重要だったと思います。

こぼれ話

相思相愛

北斗くんと監督さんは　ほっくん　やっくんと呼び合う仲だそうです。

でも、周りのキャストさん達は、さすがに恐れ多くて真似できなかったようですよ

辛いものが好き

北斗くんは唐辛子好きで1味7味8味の話はず～っと語れると言っていました。

魅力的な俳優さんは、辛いものが好きで、監督とすぐに仲良しになれるんですね