昨夜観た映画 『君の膵臓をたべたい』

『君の膵臓をたべたい』は、住野よるによる日本の青春小説。略称は「キミスイ」。

住野よるの作品が初めて出版された本でもある。

 

 

皆さん、『忍びの国』を何回も観て TOHOシネマズのポイントが貯まってませんか?

ポイント鑑賞は興収にならないので、そろそろ、他の映画も観たいところですね

私は以前から、『君の膵臓をたべたい』というタイトルが気になっていましたが、これは、グロテスクな映画だろうと思い込んでいたら、とんでもなく感動的な作品でした。

調べてみたら、今期一番評価が高くて、号泣続出の映画なのだそうです!!

既に、公開から1か月経過していて、いつ終わるかわからないので早速観に行ってきました。

 

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スケジュールを見たら、既に忍びの国の本日分は終わっていて

他の映画もレイトショーの時間になっていました。

ありゃぁ~ レイトショーは¥1300だって安い!!

ポイントは、やっぱり¥1800の時に使おーとなりましたよ

 

 

『君の膵臓をたべたい』はW主演

主人公を演じる2名の若手俳優さんを今回初めて知りました。というか知らんかったよー

 

「僕」 (高校2年生)

北村拓海 19歳 (スターダストプロモーション所属)

ロックグループDISH//のリーダー・「俺たちがやりました」(フジ火21時 主題歌担当)

 

山内桜良 ​​​​​(高校2年生)

浜辺美波 16歳 (東宝芸能所属)

第7回『東宝「シンデレラ」オーディション』から芸能界入り。TV、映画で活躍。


あらすじ

高校二年生の「僕」は、偶然「膵臓の病気で死ぬ」と書いてある日記のような「共病文庫」という本を拾い中を見てしまいます。落とし主は、誰からも愛されるクラスメート山内桜良であり、彼は彼女の秘密を知ってしまいます。彼女が膵臓の病気で余命1年であることは、家族と本人、そして「僕」だけが知ることになります。それから間もなく図書委員だった「僕」に新しい助手ができました。それは、どういうわけか自ら図書委員に立候補した山内桜良でした。

その日から彼女と「僕」の距離は縮まりいつの間にか「僕」は彼女に「仲良しくん」と呼ばれるようになります。不治の病でありながら無駄に明るい彼女に振り回されながらも悪い気はしない「僕」は、日増しに桜良に惹かれていきます。彼女の病状が悪化した時も彼女がこの世からいなくなるなんて想像できなくなります。しかし、無情にも別れは突然にやって来ます。

あまりのショックに「僕」は葬儀に出ることもなく、立ち直るのに1か月もかかってしまうのです。

1か月後、彼女の遺言通りご家族から「共病文庫」を受け取った彼は、初めて彼女の気持ちを知り男泣きしてしまいます。

そんな「僕」も12年後には、彼女のアドバイス通りに一人前の教師になるのですが、引き出しにはいつも「辞職願」を忍ばせ悶々とした日々を過ごしていました。

ある日、「僕」は、図書室の整理担当をすることになったのですが、そこで12年ぶりに彼女の真実の想いを発見し目が覚めます!そしてある行動を起こすのですが・・・。

 

 

2人の演技が良かった

山内桜良役・浜辺美波さんの演技が涙を誘いました。

膵臓の病で、余命わずかという悲しい運命なのに、周りの人々を想う気持ちが深くて、明るく振る舞う姿が健気で泣けました。

「僕」役の北村拓海くんは、すごく難しい役どころを素直に演じていて好感が持てました。

彼が、ロックグループのリーダーであることを知ってやっぱり、嵐のリーダーといい、拓海くんといい、多才な人っているんだなぁ~と思いました。

この、映画の中心になる若い二人の演技が、とっても良かったです。

 

脇役もいい味

また脇を固める役者さんも、それぞれいい味を出していました。

主役の2名は、私たち世代にとって、正直 認知度が低いのですが、脇役が豪華です。

「僕」の12年後に小栗旬さん、山内桜良の親友恭子の12年後に北川景子さん。恭子の結婚相手に上地雄輔さんが出演しています。ちょっと名優の無駄遣いにも見えるのですがしっかり脇を固めていましたよ。

息子曰く、小栗さんのちょっと病んでる教師加減が実にリアルだそうです。



小栗旬さんは本当にいろんな役をこなされていますね。

 

不思議な伏線と結末

この映画の不思議なところは、「僕」の名前が最後の最後まで隠されていたことです。

ネタバラシすると、僕の名前が春樹だったのは、桜良と繋がっていると思いました。

二人の名前を合わせると「春は桜の樹が良い」になります。

桜は、冬に枯れたように見えても、春になると命の息吹を咲かせる樹です。

この世を去った桜良の姿は見えないけれど、春樹の中で永遠に生き続けるわけで・・

それは、儚くも美しい桜の花のようです。

 

また、山内桜良が亡くなる原因が予想外だったのですが、映画を見ていると、彼女の最期については、しっかり伏線が張られていました。それがわかってしまうとあっけないので、これに関してネタバラシは、やめておきます。

個人的にツボだったのは、ガムくん(僕の唯一の友人)の意外な12年後でした。

やっぱり、彼は大人になっても「僕」を支えてくれたいい奴でした。

最後は、桜良の分もみんなが幸せになってくれるといいな~という気持ちになりましたよ

 

そして、この『君の膵臓をたべたい』には、今後の展開が用意されています!

2018年には、アニメとして上映決定だそうです。

これは、「君の名は」に続く「キミスイ」として大ヒットしそうな予感がします。

 

号泣にご注意

今上映されている『君の膵臓がたべたい』も実写だけに感情移入しやすくて号泣ものの作品に仕上がっていると思います。昨晩も上映後に立ち上がれなくなっている方が結構いました。

涙もろい方は、昼間ではなくレイトショーをお勧めします。

私は、涙だけならず、鼻水が止まらなくて困りましたよ 。゚(T^T)゚。ドワー・。(ノД`)・°・

号泣注意報につき ティッシュやハンカチは必携です!!

 

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