何が欲しいかと言われると
18歳くらいに持っていた好奇心と情熱
何も知識も経験もない小娘が自分の才能を何の躊躇いもなく信じ
突っ走っていけるような真っ直ぐな心だ
きっと輝かしい未来が待っていると思っていたが
まだ20歳半ばで枯れ果てようとしているとは
誰が考えたか
はて、何処で間違った
あれか、カッコイイ先輩と厨二演説に惹かれて入学した専門学校か
はたまた金目当てで入ったコールセンターなのか
まぁ、病んだというか人生の壁にぶつかったのは間違いなくこの仕事場だったと言えるが
そこから仕事を何度か変え
同じようにコールセンターで働き
夜ひとりでテレビが地デジに移行してからつかなくなった部屋で
DVDを観ながら酎ハイを煽る私は確かに大人だ
あのギラギラして馬鹿で真っ直ぐな危なっかしかった私は
いつの間にか色んな色に染まって明日も見えない残念な大人に見事になってしまっていたのだった。
あー、生きてるっていう実感が欲しい
泣きわめきながら愚かでもいいから輝いて生きていたいんだよ
そんな夢を布団の上でゴロゴロ転がりながら
目を開いたまま夢みてる