今日は、リバースエンジニアリングについてのお話です。
リバースエンジニアリング、というのは、一般には聞きなれないかもしれませんが
テクノロジーの世界で、とても大切な概念です。
リバースエンジニアリングとは
これは、すでに存在する製品や技術の中身をよく調べて、その作り方を見出して、新たな製品の設計に役立てるという方法です。
・コンピュータの世界では、ソフトウエアの動作を解析します。
・ものづくりにおいては、機械を分解して構造を調べます。
例をあげると、家庭用パソコンが初めて世に出てきたときのことです。
かのスティーブ・ジョブズが世に出した、アップルというパソコンが一世を風靡しました。
1976年の事です。
これを見たマイクロソフト社のビル・ゲイツは、その性能に驚きました。
すぐにアップルのマシンの中身を徹底的に調べあげて、自らのコンピュータにその技術を取り入れようとしました。
そうして、MS-DOSや、ウィンドウズといった、のちに世界のスタンダードとなるソフトの開発へとつながっていきました。
リバースエンジニアリングの最も有名な事例の一つです。
そして、いまでは、さまざまな業界で、最新の技術や製品の開発の場で、リバースエンジニアリングは当たり前のように行われています。
これらの行為は、いわばマネをするということですが、これ自体は、違法ではないです。
どのような作りになっているかを知ることは、その製品を手に入れた人にちゃんと権利があります。
ただ、そのやりかたやノウハウを、丸々パクリをしてしまうと、特許などの知的財産権の侵害や、不正競争防止法の違反になってしまう恐れがありますので注意が必要です。
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