ココニイテ…

ソバニイテ…

オイテイカナイデ…

ヒトリシシナイデ…


どうしてアナタは

ナニも言わずに

ボクを置き去りにして

ドコカへ逝くの?


空(天)を仰いでも

届かない

もどかしくて

懐かしくて

情けなくて

悔しくて…


このやり場の無い

空虚な

ココロ模様

誰が

拭い去ってくれるの…?


俯き歩いては

前を見て

歩いても

何度も何度も

躓き転んで

とてつもなく痛みを受けるけど

それでも

立ち上がってきた


ココロが擦り減り

欠けていき

ヒビが生じて

粉々に

割れて行く

感覚

手の平に掬った筈の

砂たちは

掬いきれなくて

どんなに

何回も

掬っては

溢れ

両てのひら

零れ堕ちる


満ちカケタ

星たちと

月たちは

荒んだ

ココロの

夜空を

照らしてくれては

いない…


いつだって

そうだったんだから

今更

何を望んだトコロで

救いなんて

無かったんだから


もう、

いいでしょ?

充分

楽しく

蔑んだんだから

身を引くのも…

潮どきだよね?


弱いだの

脆いだの

何が正しいのか

分からないまま

優越感に

浸っては

やたら

パイオニア気取り


ヒトは

何かを求めて

彷徨って

何が

正解なのか

迷い

悩み

立ち止まり

振り返って

人生を軽視せずに

答えを

探し続けては

また

底(そこ)へと

堕落して逝く


泪だけじゃない

流してるのは

流れているのは…


ずーっと

苦しみながら

前を向きたい

一心に

もがいて

壁を乗り越えて

少しずつ

“自分”を

構築していく


何度

傷付けられようが

裏切られようが

ウソを付かれようが

それでも

ヒトを

心底

醜くて

その反面

本心は

“ヒト好き”に

なりたい

ボクもいるんだよ


もうタクサンだよ

もう

疲れたよ

そして

草臥れながら

ボク等は

砂に埋まった

足取りで

歩む続かなければ

ならない


闇を持ち合わせているからこそ

眩い

光の先があると

信じながら

関わり合い

逢いたいヒトたちに

想いを

伝え続けて

届くことに

不安感を

抱いて

ボクの人生の旅は

まだまだ

未練がましく

足跡を地につけて

自分の意志で

天を見上げ

誓いの言葉を

胸に

抱えながら

終着地点を

目指して…

何処までも…

終わりのない旅へと

飛び立つのだろう