寝耳に水!!

先日、杼得の友人カップルと一緒にマドンナのコンサートに行った。

事件はその帰り、バスを待っている間に起こった。

新婚一年のそのカップルとホリデーの話をし、燃料費などで最近の航空券がどんなに高いかと言う話の最中に杼得が言った。



「ほんとだよ!クリスマスのイタリア行きのチケットだって、$$$$したんだよ!エコノミーでだよ!?信じられる?」




目

し、信じられねーよ・・・

あんたが信じらんねーよ!


私は思わず心臓が止まるかと思った。




「貴方は?日本に帰るの?」


友人カップルに聞かれて虚しさ一杯に答えた。

「いいえ・・・。ここに居ると思う・・・」

「え?クリスマス、イタリア行くの?」

思わず彼に向かって私も驚きをもらしてしまった。



友人カップルも「私が行かないこと」、そして「私が知らなかったこと」に対して驚きの表情だった。




ありえない、ありえない、ありえない!!!

この屈辱!




今年こそは、去年のクリスマスのリベンジだったはず・・・。

確かに「クリスマスどうするんだろう?」とは思っていた。だけど向こうから誘われてもいないし、彼は行くということも、君はどうする?とも聞かれていないから放置しておいた。
話に出ないからもしかしたら今年のホリデーはニューヨークで過ごそうと思っているのかとも思った。
だったら試験の後に二人でパーッとカリブかなんかに旅行してもいいかな。とも思っていた・・・。


なのに!!


一人イタリア帰省!!!


私に何の相談も無しに!!


きぃー!!!! 




「クリスマスに帰らなかったら家族から殺されちゃうよ!」

と彼は皆の前でも弁解をしていたが・・・。
それはそうだろう。

行くのが問題ではない。

一人で、何の相談も無しに、私の予定も聞かずに決めてしまい、航空券まで買ってる所が問題だー!!!

私が、知り合いカップルと同じ場面でそれを発見した所が問題だ!



あ~ 頭がくらくらする・・・・ショック!




あー長い道のりだ、イタリア・・・










答えを急がない


あなたは自分をせっかちだと思いますか?




現代人は、せっかちです。

コンビニに行けば、24時間いつでも買い物が出来ます。
ネットに繋げば、ほしい答えがすぐに探せます。
寂しいなと思えば、電話やメールで、誰かと繋がれる。

そんな生活をしていると、そんな自覚は無くてもせっかちになっていきます。

「待つ」ことが、苦手になるのです。



そのため、恋も答えを急ぎ過ぎます。



メールを送って、1時間も経つのに返事がこない。
もう私のことを、好きじゃないのかしら。
そんなふうに、すぐに反応が無いと不安になります。

でもね。

本当の恋」は、もっと時間をかけてじっくりと育てるものです。



お茶や食事だけのデートを重ね、相手の人柄をじっくりと見極めなければ、その後の長い人生を後悔しながら過ごすことになります。

メールや電話には、すぐに返事をちょうだいなんて要求していると、最初は可愛い我がままでもそのうち負担になってしまいます。

どの人と合うか判らないから、とりあえず片っ端から付き合ってみる、では、自分の価値が下がるだけです。



これから先の長い人生、ずっと続ける恋です。
じっくり時間をかけて、この人!という男性を選びましょう。

もどかしいぐらいゆっくりと、好きな気持ちを二人で育てましょう

少しぐらい、じらされた方が、喜びも大きいものです。

我慢も努力も無く、簡単に手に入るものよりも時間をかけて作り上げたものの方が、愛着があります。
答えを急がず、愛情を味わいましょうね(^_-)-☆

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これは、最近の私のバイブル「一生続く、恋をしよう!」(http://ameblo.jp/iikoi-siyou/archive-200801.html)の記事の抜粋です。

少しずつ縮まっていく距離、深まる愛情。

これを自分よりペースが遅いからといって、ヤキモキする気持ちに耐えられず切り離してしまっていいのだろうか?

本当の愛を育むには時間がかかる。
一歩一歩、前進していればいいのではないか。


やっぱり、ワンツー・ワンツー!あし


2008年10月現在の登場人物:

メインキャラクター

杼得」・・・・私の彼です。
2007年8月に、フレンチ・チュースデーズのパーティーで魔法の傘のおかげで出会ったイタリア人バンカー。数回デートし、毎日「Ciao」から始まるメールをくれる。初めてのデートで2回目に会ったときからドキドキしています。フランス語も話し、サルサもちょとかじったことがある。お蕎麦が好き。2008年の1月後半あたりからデーティングから本格的なお付き合い、Relationshipへ進展しました。
そしてザーザーズーを保ちながら、ワンツー、ワンツーで愛を深めています。夏には二人で旅行にも行き、毎週末一緒に過ごしています。運命の人候補ナンバーワンです!

彼との出会いのエピソードは2007年8月14日の記事から順に読んで下さい。


ステディーな関係になり、他の人との出会いを積極的にしていないので、最近の登場人物は限られています。
その他過去に遡り登場する男性は、2007年9月時点での「登場人物」をご参照下さい。

自分が自分らしく居ること。


が、出来る相手。



私らしく居られないかも知れない・・・・  


だけど・・・


88%は自分らしくいられる。



考えすぎて、不安になって、イライラして突然切れるのも私だ・・・・


それを杼得はすんなり受け入れてくれない、それが=自分らしく居られない
ということになるのだろうか?

切れたい時に切れて、原因は彼にあるというのは私のこじつけで彼への甘えだと思う。



本当は自分の感情をきちんとコントロールしなくてならないのは私かも知れない。

「全てを受け入れてくれる人」は、私の理不尽な怒りの八つ当たりを黙って聞いている人ではないはずだ・・・。



でも・・・



それが私の弱点・欠点であるとしたら、それをどのように補って、それとどのように付き合っていくか考えられる人であったらいいのではないだろうか。

そういう器の大きい人だろうか。




杼得と毎週末を一緒に過ごす日々。

最近は、長ければ金曜日から日曜日の夜まで一緒に過ごし、月曜日の朝には一緒に家を出る。

マンションのエレベーターを手をつないだまま降りたち、一緒にドアマンに「Good morning」と挨拶をし、ロビーを出る。若夫婦っぽくて私はなぜか誇らしい。

そして、角の交差点で別れを惜しみながらキスをして、私は地下鉄、彼はバスへと急ぎ足で向かう。

それぞれ会社に着くと、もう既に寂しくて、早速メールを交換し合う。



一歩、一歩確実に愛を深め、距離を縮め、求め合う私達。



降り注ぐポジティブサインの中に見え隠れする若干のネガティブにはなるべく目を向けず、気にしないようにしているつもり。

しかし完全に頭から消し去ることは出来ない・・・。




それは・・・




合鍵カギ




デートし始めて一年近く、そして「アイラブユー」と囁き合い、大喧嘩も乗り越え、切っても切れない仲の私達。
最近は一週間の内、3日を彼の家で過ごす日もある。



そろそろ、「自由に出入り」してもよくない?



週末滞在中は、私も一人で出かける時などには合鍵を使っている。だけど、それは唯一の「スペア・キー」であり、使い終わったら元の場所へ戻さないといけない・・・。



確かに彼の家はヨーロッパの友達などゲストの出入りも激しく、唯一のスペアキーを大切に保管しておくのは大事。

わざわざもう一つ合鍵を作りに行かないといけないわけだし・・・。




だけどたまに寂しいときがある。




彼の家は私の自宅よりも中心街・繁華街にある。

平日の夜にその辺で会社の人や友達と食事をしたりする場合もある。

わざわざ自宅へえっちらこっちら帰るより、目と鼻の先の彼の家に泊まりたい。



同僚などに、

「今日は彼の家?」

と、あたり前のように聞かれると・・・。

「いや、今日は約束してないから・・・」

「勝手に」出入りできない自分が悲しい。


また、12月の試験までガリ勉君の私は、平日の夜10時まで予備校の自習室で勉強をしている。

自習室は私の家の方面にもあるのだが、彼の家の近くにもある。
平日は彼もお互いに付き合いとか色々あるし、私も勉強があるから予定は立てにくいのだが、会いたくて、会いたくて仕方ない時は彼の家の近くの予備校で勉強して、ちゃんと終わってから彼の家へ行けばいいじゃないか。


彼が差し出してくれないのに、自分からは聞きにくい。



ちょっと聞いてみた。



「今日、貴方の家の近くの予備校で勉強する予定だから終わってから行って良い??」



突然の不意打ち。彼は予定があるかもしれない。
なんと言うだろう・・・。



「**、今晩だけど、とっても会いたいよ。だけど、今日は食事に出かける予定があって、何時に帰るかはっきり分からない。だからあまり遅くまで待たせたくないから・・・。」



ここは、「何で?」なんてプッシュしてはいけない・・・。



「わかった。貴方を急がせたくないわ。10時まで予備校で勉強している予定だったから、その後貴方と一緒に居られたらいいなと思って。食事の前には一度家に帰るの?」


着替えに帰った時に先に会って、彼が出かける時に私は合鍵を借りて自習室に行って、後で会えばいいんだ! うふふ。


「うん、帰るよ。その前にちょっと寄る?8時頃にはディナーに出るけど。」


「分かったわ。じゃあ向かう時に電話するね!」



ここまで、まだ普通の会話・・・




その後



驚きのメッセージが!!!








「Baby、上がってくる前にフロントでゲスト登録を毎回してくれる?なんか一部の来客で問題があったみたいで、新しいポリシーなんだ。」




これは・・・




マジ??  





例えそうだとしても・・・

私は「来客」と言うか・・・、週末もずっと彼と出入りをし、月曜日の朝も夫婦のように出社していく、彼とほぼ同棲中の仲、顔だって覚えられているはず。正式にリースに名前が載っているか、いないかの問題で、身元だって割れているじゃないか・・・。




もしかして・・・



押しかけ防止! 

彼なりの予防線・・・?



とりあえず適当に返事をしておいた。

そんな事忘れちゃうかもしれないじゃない。これまでやってなかったんだし。
本当に警備が厳しくなっていたとしたら、フロントの人に呼び止められるまでだし。その時はその時でチェックインすればいいよね。シラー



普通にフロントを突破して、いつも通りまっすぐエレベーターへ。

彼のドアのベルを鳴らした。




笑顔だったか、「あれ?下は?サイインした?」と言う彼。




きっと・・・

週末は「私の為」の時間で、それなりに心地よくなっていた。

だけど、平日の4日間は彼の自由気ままに出来る「聖域」だったのかもしれない。

それを突然の、「近くに行くからそっちに寄るよ!」と言う襲来、そしてその内、いつでもかんでもかまわず押しかけ!となるのでは無いかと恐れたのか・・・。



ストーカー予防??




Mi casa es su casa (私の家は貴方の家)


の精神からちょっと離れてるよね・・・。




かなりガードが固いって事?



どうでしょう、私はストーカーなのでしょうか?




女として生まれたからには・・・

恋をし、一生愛し、愛されたい。




そしてもちろんその根底にはまともな結婚生活、家族がある。

それでいいのでは?

私が目指していたのはそれじゃなかったっけ?



それが運命なのか、前世の繋がりなのか、そんなのは「神の存在」に関する議論ぐらいにややこしく、誰にも分かることではない。


または、証明できないから、信じるしかない。



こんなサイトを見つけた。

その名も、

”一生続く恋をしよう!”(http://ameblo.jp/iikoi-siyou/)


根拠は何であれ、愛し、愛され続ければ、それでいいじゃないか。


最近、私のバイブルになりつつある、このサイト、

キーワードは


潜在意識



つまり、


本能! 



人間としての、雄、雌としての、本能で愛し、愛されよう!



頭で考えすぎるより、本能で感じることを信じよう。

12月の試験まで、私はガリ勉君。

故に杼得は平日の夜は大抵、同僚との付き合いや友達と飲みに行ったり。

途中でテキストメッセージを交換したり、夜寝る前に電話して「おやすみ」って言ったり。


なぜか昨日は「おやすみ」も無しに寝てしまったようだ。
出会った頃だったら心配だったが、今では、おそらくソファーでうたた寝をしてしまい、夜中起き出して寝ぼけながらベッドに移った、と言うパターンなのは想像がつく。

でも少しすねてみた。

「(昨日)私の事忘れちゃったのぉー?シラー


たった一日(しかも日中はメールをしていたので一晩)連絡しなかった位でそんな事、相当めんどくさい女?

うん、多分・・・。
否定はしません・・・。



”Never, Not Possible baby, You're part of me."
(忘れる?そんな事出来ないよ。君は僕の一部だよ。)




これは一心同体と言うことだろうか。


どんなに離れていても、私の事が片時も頭から離れることはないと・・・。




イタリア人は基本的にマザコンと言われている。




ママのパスタは世界一で
ママの存在は絶対的
心から愛しているのはママだけ・・・



平気でそんな事を口癖としています。


でも必ずしもママを愛していることは「悪」ではないよね?
親孝行かも知れないし・・・。


ネットで見つけました!


マザコン男の見分け方:

孝行息子と、マザコン男の違いです。


「母親が困っているときに、何が何でも助けてあげようとする」


のは、母親を大切にする、孝行息子です。

「自分が困っているときに、母親に泣きつけば助けてくれると思っている

のは、マザコン男です。

彼にとって母親は「してあげる人」なのか「してくれる人」なのか。

25歳以上の男性なら、この基準で選別すればたいてい間違えません。




この判断基準でいけば・・




私の杼得は・・・





親孝行息子!グッド!


親へ恩を感じ、義理を果たす、立派な息子だ!


2007年夏に明るみにでた信用危機の波は収まることを知らず・・・
2008年9月にはリーマン・ブラザーズ社破綻。

金融機関、その他産業でも日々の運営に支障をきたす混乱。


大手証券の破綻、金融機関の政府救済、大量解雇。
金融センターのニューヨークは失業者で溢れる。


彼の仕事も、ストレスも不安。
あまり仕事中にメール送って邪魔しないようにしよう。


すると午後に。


"What's going on over there??" (一体どうしたのー?)


いつも、メールを頻繁にする私から連絡が無いから気になったのだろうか、杼得からメールが来た。


「私は何とか生き残ってるわー。市場も大変なことになってるし、貴方のお仕事の邪魔したくなかっただけ。そっちは大丈夫?ちゃんと生き残ってる?」


"As long as we have each other, we're good baby."
(二人が一緒だったら、何があっても大丈夫だよ。)




二人に、お互いさえあれば・・・

何があっても大丈夫・・・




ザーザーズー波



二人が繋がっていれば、何でも乗り越えられる気がする!!



私としたことが・・・



アメリカにはJury Dutyと呼ばれる「陪審員制度」がある。
これは国民に限られているのだが、戸籍などで市民権の管理が行われていないのか、誰が国民なのかきちんと把握されていないらしい・・・。なので国民でない外国人居住者にまでも召集状が送られてくる。

これまた面倒で、受け取ってしまったからには、「私は国民ではないので参加する資格がありません」と言うことを証明するのに自分のビザのコピーなども郵送したりしないといけない。

以前にも、既にそう回答済みなので、「またー?だからアメリカ人じゃないってもう言ったじゃん。」と、思い放置していた。


ら・・・


「無視」した事で、裁判所に出頭命令が出てしまった・・・・。しょぼん


朝、会社に遅刻して裁判所に書類を提出しに行った。

杼得には途中で「裁判所に寄っていく」とテキストメッセージを送って、事情を説明した。


貴重面な杼得だ・・・
私が「裁判所呼び出し」食らってるなんてわかったらドン引きするかな・・・
ガーン



携帯


" If you go to jail, I'll bring an orange to you! "
(もし刑務所に入れられたら、オレンジ差し入れに行くからね!)




なんでオレンジオレンジなんだか分からない


だけど、彼の精一杯の温かさが伝わってきた。

刑務所に行っても見捨てずに、面会に来てくれるんだね。


ザーザーズー波


地獄まで一緒!?
こんな、ムショまで面会に来てくれるらしい杼得の:
Mr.Right度:98点!
ザーザーズー:蝶13頭!