皆さん、お久しぶりです
最近はバタバタとしてしまいアメブロを更新出来ずにおりました
実は今月から復職したり、以前お話ししていた天使ママの会-天使の輪-でオンラインお話し会を開催したりさせて頂いておりました
遅くなりましたが、10月16日に娘の四十九日が終わりましたので報告させて下さい
死産から四十九日の法要
月日がすぎるのは早いですね…
10月16日
娘を死産してから四十九日が経ちました。
我が家は、旦那さんが浄土真宗です。
西本願寺で分骨納骨をし、永代供養をしているそうです。
旦那さんの両親と住職さんのはからいにより、娘ちゃんも四十九日や納骨、法名(戒名)も行って頂ける事になりました
水子供養に関しては宗派や家庭の考え方もあるなかで、他の孫と同じように娘も大切に供養したいと考えてくれた義理両親には本当に感謝しきれません
私達は娘が成仏出来るように、分骨をして2/3は手元供養に、1/3は四十九日でお墓に納骨をする事にしました。
お義父さんも、先祖のお墓には旦那さんの祖父が眠っているので、娘ちゃんも寂しくないねと言ってくれました
法要
法要は宗教や地域により大きく違いがありました。
【法要 地域で異なる事まとめ】
掛け紙…蓮が描かれたもの、無地
水引…黒白、黄白の結び切り
表書き…志、満中陰志(関西)
名前…◯◯家、喪家の姓、喪主のフルネーム
インターネットで検索すると出てくる法要内容は、概ね関東の法要方法でした。
我が家の場合は、旦那さんが関西方面の地域であった為、香典返しの掛け紙は黄白の結び切り、表書きに満中陰志を使うなども特徴が
義理両親に確認を取りながら、御供え物なども準備しました
法要では私の両親、旦那さんの両親と親族が数名参加して下さいました。
前日から当日にかけて、お義母さんが法要の支度、お茶やお菓子の出し方など教えてくれました
そして当日…
旦那さん実家の仏壇前に住職の方と私達夫婦、両家両親、親戚という順番に座り、読経や法話をして頂きました。
私達の住職さんの法話は、和泉式部のお話しをして下さいました。
この死産をもって、子供が生命の大切さを大人に教えてくれたと説いてくれました。
色々な考え方がありますよね。
娘は私達にたくさんの事を教えてくれました。
納骨
納骨は住職さん、私達夫婦と両家両親で、先祖のお墓に行き納骨をしました。
【納骨 地域での違い】
関東…骨壷で納骨
関西…骨袋で納骨
納骨の仕方も関東は骨壷、関西は骨袋で納骨するなどあるので、事前に確認が必要となりました。
納骨をして、お線香をあげ、住職の方による読経
をして頂き、四十九日の法要は終わりました。
お墓から旦那さんの実家に戻り、親族でお弁当を食べて、関西では香典返しを皆で分けて終わりとなりました。
ちなみに喪主であるため、法要終わりのお茶・お菓子の時間や食事の際には、お茶だしや片付けなどは旦那さんの実家でも場所などを聞きながら率先しました。
四十九日・納骨を終えて
一般的には、四十九日のタイミングで納骨をする場合が多いとの事で、私達も仏教により四十九日のタイミングで納骨をしました。
正確に言うと、浄土真宗では亡くなった瞬間、天に召されるとされているため、四十九日の考えはないのかもしれませんが、様々な宗派にもよるのかもしれません。
また日本では絶対に納骨をしなければならないわけでもありません
今は手元供養をされる方も多く、供養の形は多岐に渡ります。
供養とは何か…
宗教や思想に違いはあれど
供養とは故人を思い偲ぶ事
どんな形でも、故人を思い偲ぶ事が大切という事だと理解しています。
我が家の場合は、旦那さんの両親が娘の事を孫として大切に想い、先祖と同じように供養してくれました。
それが絶対とか正解では勿論ありません。
家計にとって水子供養はやらない、色々な考え方があるのです。
ただ私達新米夫婦にとっては、夫婦の悲しみを親族と共有出来た事、娘の事を皆さんに想って頂けた事が本当に嬉しかったですし、有り難かったです。
ただ、一番大切なのはどんな形であれ、故人を思う気持ちですよね。
それが皆さんから伝わったから、私達の気持ちも和らいだのだと思います。
当事者だけでなく、お孫さんを亡くされた祖父母にあたる方にも、そんな形もあるという事をこのブログを通じて知る機会になればなと思います。
娘を亡くしてから、これまで知る機会の無かった法事についても調べる事が多くなりました。
私は、娘を授かる事が出来てから
何があってもこの子を守る
そう思い7ヶ月の間
娘と一緒に過ごしてきました。
だけど私の中で守ってあげる事が出来なかった
そんな色々な想いから
手元供養と納骨供養の分骨にして
私が生きている間は
手元供養で娘と共に生きようと思っています。
「共に想いながら生きる」
私達夫婦が娘を思いながら生きる事で
娘と共にずっと生きる事が出来る(心の中で)
そう思っています。
これから娘に兄弟が出来ても
あなたは特別だったと
私が亡くなる時は一緒になれる
それが今の私にとって娘を守る事だと思って生きています。
それぞれの四十九日、法要、納骨。
四十九日と納骨を終えて
私達にとって娘は、やっぱりいつも側にいる気がするので
四十九日や納骨をしたからと言って
気持ちが変わる事は無かったです。
すごく寂しいとか、他の子を見て感傷に浸る事もありません。
これは死産は乗り越えるものではないと言われているのと同じだと思っています。
その代わり、私達は更に娘が教えてくれた事、娘のために親としてこれからも"何ができるか"を考えながら生きている気がします。
大切なので何度も言います。
法要や形式が大事なのではなく
大切なのはどんな形であれ
故人を思い偲び生きる事
なんだと教えて頂きました。