最近はご新規さんからの問い合わせが多く、かなり忙しい割には成果が上がらないというジレンマ・・・
まあしょうがないことです。
今回のブログはこのようなストレスの産物故、少々表現が不快になってしまうかもしれません。
さて、話を化粧品業界に新規参入を狙うメーカー様に戻します。
市場が飽和状態である中、後発のメーカーが物を売るという事は容易ではありません。
作ったものが売れない。
残念ながら、私の力が及ぶところではないのも事実です。
しかし、コレを作れば売れる!
という"妄想"は少なからず存在します。
私も妄想しますし、開発業務に携わる方々は常に意識していることでしょう。
では、なぜそれが企画ではなく"妄想"どまりなのか?
実現する為の課題が克服出来ないからです。
例を挙げてみましょう。
100%天然由来の原料で、現在の日本最高クラスのクリームの性能、使用感をに並ぶ物を作る。
子供が安心して使えるような日焼け止め、虫除けを紫外線吸収剤を使用せず、ディートを使用せずに作る。
こんなもんですかね。
難易度を将棋でいうと名人、龍王に連勝する。
ボクシングだと三階級で統一王者になる。
ぐらいのもんですかね。
技術的な課題が大きいのです。
歴史に名を残す程の研究者グループが豊富な資金を持って何十年に一度達成できればいい方だと思います。
優秀な研究者
豊富な資金
十分な時間
これらの要素なしに絶対に売れる商品について考えるのは妄想以外の何物でもないでしょう。
新規のお客様はこの妄想を思い切りぶつけてきます。
そんなんできたら自分で金出すよ!
ウチの利益としたら20万円に満たない利益でコノ要求をしてきます。
フェアな取り引きとは言えませんね。
販売業者として価値のある商品を販売したいのはわかります。
ウチもしたい。
さすがにそこまではできません。
せいぜい、大手ブランドと同じような中身を容器などのコストを抑えて比較的安く提供できるくらいのものです。
これだけでもボクシング世界チャンピオン相手に判定まで持ち込むぐらいの難易度なんですがねえ・・・
販売元さんは商品売るために販促を頑張って下さい。
反則はなしでね。
最後はダジャレか。
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