乾いた大地に

 

彩りある恵みたちが降りたった

 

それぞれの恵みたちは異彩を放ちながら

 

極寒の中でその命たちが芽吹きだす

 

 

無数の光の粒子が散りばめられ、雪のファンデーションで覆われた

 

どこまでも続くつまづきようがない白い世界

 

そして、永い時をかけて形づくられたものたちがあちらこちらに存在して

 

ゆっくりとした時が流れる

 

時を忘れて見ていたい

 

そんな風景が存在し君臨する

 

そこは憧れでやまない北の大地