介護員募集よりも今いる介護員が辞めない工夫が大事
コロナ対策と物価の高騰で経費が増えて、事務所から「節約しろ」「無駄を無くせ」とうるさく言われるようになりました。
自分の働く特養(特別養護老人ホーム)では「オムツの見直し」「電気代の節約」「消耗品の節約」と経費削減に必死。
東京商工リサーチの調査によると、2022年上半期(1月〜6月)の「老人福祉・介護事業所」の倒産件数は53件。
これはかなり多い数字なんだとか。
コロナで自宅待機者が増えて職員が足りないのに、看護師からは「利用者には全員マスクを付けて生活してもらえ」「消毒、換気の徹底」事務所からは「オムツの使用量を減らせ」「洗剤を安い物にする」と一方的に言われ続ける現場の介護員。
今月も退職者が出てますます人手不足に拍車がかかっています。
今回は「介護事業所の倒産件数」「介護職の転職」について記事を書きました。
いくら介護員を募集しても、いま働いている介護員を大切にしないからどんどん人が辞めて悪循環。
出勤すると「お世話になりました」とメモの貼られたお菓子が休憩室に置かれている、そんな日々が続きます。
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