限りなくダークに近いシュールな光景 -4ページ目

ショートシュール

新年明けすぎて申し訳ありません。センチです。

今日はショートシュール三連発をお送りします。


★そっちじゃなくて★


センチの友人Mの自宅に電話をした時の話し。


友人Mの娘であるYちゃんが電話に出た。


オレ

「もしもしYちゃんパパいる?」



Yちゃん

「パパ?………」



オレ

「そうパパ」



Yちゃん

「…パパ臭いからいらない」



オレ

「えっとね、そっちじゃないんだ」



友人M、早くから娘に虐げられているのかと思うとなんだか泣けてくる。




★オレの誤爆メール★


まだハニーと結婚する前、付き合い始めて間もない頃の話し。



クリスマスの夜、その日どうしても仕事で会う時間が取れなくてハニーにメリクリのメールをしたのだが…


オレのメール

本文

今日、ごめんね時間作れなくて。



ハニーのメール

本文

大丈夫、我慢する。でも淋しい(;_:)



オレのメール

本文

クリスマスだ死ね!。



○クリスマスだしね!。

×クリスマスだ死ね!。



この後、泣き叫びながら電話かけてきたうちのハニー。




★妻の誤爆メール★



つい一ヵ月程前の話し。金曜日、会社帰りに妻と一緒に外食することになり外で待ち合わせをした。




時間になってもこないのでメールで早くしろって言ったら、こんなメールが返ってきた。



ハニーのメール

本文

今、神と化してるから待って。



○髪とかしてるから待って。

×神と化してるから待って。


背筋が凍る瞬間である。
ハニーにはこれ以上強くなっては困ると思った。





妻は福島遠征のため、一人淋しく寝室にて。

センチ

夢の中へ3

この前の夢の続きを話したい。


「今夜がヤマダー」



ボブもう良いよ(Т∀Т)



扉を開けるとエビちゃんが立っていた。


(o ̄∀ ̄o)ポワーン

としてしまう程のいい女だ。


あっΣ( ̄□ ̄;)


でもこれは浮気ではないので悪しからず。単なる性欲。



「あのー…」



と話し掛けた瞬間エビちゃんが、



「上に参ります」



と、言った。



「あっ、これエレベーターなんだ」



「はい!そうでございま~す」



サザエでございますバリに高い声だった。



「五階までお願いします」


「かしこまりました」



エビちゃんと喋れたことに満足していたオレ。この先に何があるのかなど考えていなかった。



ピンポーン!



「五階家電売場でございま~す」



「えーっ?ボスのとこ行かないの?」



「ハイッ!」



「ハイッてあんた、底抜けの笑顔で言わないでほしいな。ボスのとこはどう行くの?」



さすが夢、すでにエビちゃんにタメ語。



「ボスのとこに行くには、家電売場で買い物をしてもらってから、階段で30階ほど上がった先にございます」



「………うん、色々ツッコミたいとこあるんだけど…えーっと、ここ五重の塔だよね?」



「はいっパーク・スクエア五重の塔ビルでございま~す」


「うん、またツッコミたいところ増えちゃったんだけど、敢えてここをツッコミたい。何でボスは最上階にいないの?」




「最上階だとぉーお家賃高いじゃないですかぁー」



「………そっそうですか失礼しました」



夢のくせに妙なところが現実的。



オレは家電売場で掃除機を買ってから階段を昇ろうとした時、友人Kとばったり遭遇。



「あっセンチどったの?」



「どったのじゃねーよ、ハニーが何者かに拉致されたんだよ!それなのにお前はケータイ料金払ってないからつながらないしよー」



「えーっ!そうだったのー大変だなー!一緒に行こうか?」



「えっ!本当に?じゃあ頼む」



心強くもないがいないよりマシ。友人Kが仲間に加わった。



友人Kは隠しエレベーターがあることを知っているらしく、オレはKの後に付いていった。



隠しエレベーターというよりも従業員が荷降に使うリフトのようなエレベーターだった。



オレは少し不安になり問いただした。



「勝手に乗っていいのか?」



「大丈夫、俺このビルの顔だから」



どんな顔だよと思ったが、そこは敢えてツッコまなかった。



エレベーターで30階を一気に昇り、最後のボスのいる扉の前まで辿り着いた。



「よしっ!Kお前先に行け」



「えっー!俺が先かよー」


「奈央の裏(AV)やるから」



「俺にまかせろ!」



変わり身の早いところは夢でも変わらず。さすが友人Kである。



友人Kがドアを開け中に入る。オレも後に続いて入った瞬間、友人Kが目の前で泣きながらm(T∀T)m土下座をしていた。



その向こうに後向きで立っているボスらしき人物がいた。


「いくらなんでも負け認めるの早くないか?」



「センチ悪いことは言わない、やめとけ、俺たちじゃ無理だ」



「そんなのやってみないと分からないだろ」



オレは必死に止める友人Kを振り切り、ボスに立ち向かっていった。



「くらえー三沢のエルボー!」



と、飛び掛かった。




ボスは前を向き、戦闘態勢に入る。




ボスの顔がはっきりと分かった瞬間、友人Kの言っていたことが心の底からよく分かった。



はっハニーΣ( ̄□ ̄;)


(≧д☆⊂(`∀´⊂)ウラッ




そこには、ボスを倒し新しいボスに君臨したハニーがいた。



その後オレは当然ボコられ続けた。



そこで、夢が終わりオレは目を覚ました。



気が付くと妻の拳がオレの頬にめり込んでいた。



夢の中で何発かリアルに痛かったのは、このためだったらしい。



恐い夢がようやく終わった?のであった。








【センチ憂いの川柳】


夢の中


やっぱり強い


うちのハニー







睡魔に何回か負けながら茶の間にて


せんち

夢の中へ2

こないだ見た夢の続きを話したい。



頼みの綱である友人Kはいない。
オレは覚悟を決め塔の中へ入った。



中へ入ると何故か造りが体育館になっている。



まさかと思って横を見ると


ネットに引っ掛かったバレーボールがある。



さすがオレの夢、どうでも良いような細部にまでこだわりを持っているらしい。



体育館の舞台の奥に重そうな扉があり、その前に男が三人立っている。



あの三人を倒して扉の向こうに行けばハニーに会える。そう思ったオレは三人の男の前に駆け寄った。



三人の男はタイトなブラック・スーツに黒のネクタイ。サングラスをかけている。しかも皆同じ顔をしているのでまったくもって見分けがつかない。



ん?マトリックスか?。



「ようこそセンチ君」




しゃべり方もそれっぽい。( ̄― ̄;)




オレはありったけの勇気を振り絞って三人の男に向かって叫んだ。



「うちの妻を帰せっ!」






「威勢だけは良いようだな」



と、三人のエージェント・スミスの一人が言った。



「いいから早く妻を返せっ!」



さっきから同じことしか言えていないオレ。ボキャブラリーの無さは夢の中でも変わらない。



三人のエージェント……



面倒なので……スミスAが中指でサングラスの位置を直しながら言う。



「楽しみたまえセンチ君。これはゲームだよ、代償は君のハニーの命だ」



「おっめーふざんけんなよっ!なめたマネすんのも、たいがにしろや」



スミスAの言動にオレはキレた。



何故なら、うちの妻をハニーと言って良いのはこの世でオレだけだからである。



スミスたぶんBがスミスおそらくAに何かを渡した。
いったい何を渡したのかオレの目では判断できなかった。



スミスおそらくAが先程スミスたぶんBに渡した物をオレに見せながら言った。



「センチ君これで勝負だ」



オレはある意味凍り付いた。



スミスおそらくAが、手にしていたものは、



Wiiリモコンだったからである。




「あのーつかぬ事をお伺いしますが何をなさるおつもりで?」



「何を言ってるのかね?センチ君、さっき言ったじゃないかこれはゲームだって」



あぁ…そっちのゲームね……



スミスたぶんBがオレに近寄り、Wiiリモコンを渡した。



「これを使え」



「あっ本当にやるんだ…」



「センチ君ゲームの始まりだ」



スミスおそらくA…
かっこつけて言っているのが妙に悲しく見える。



スミスCと思われる輩がテレビを持ってきて、オレとスミスおそらくAに向かって 言う。



「フタリトモ、ガンバッテ、クダサイ」



スミスCと思われる輩よ、何故お前だけ日本語が片言なんだ?。



そんなことを考えている間にゲームが始まってしまった。



オレは緊張のためかうまく体が動かない。



スミスおそらくA、オッサンのくせに軽快なフットワーク。



「センチ君どーした。これが君の実力かね?」



何故こんなところでオッサン達とWiiで遊ばなければならないのかと思うと泣けてくる(T‐T)
そしてなんだか、だんだん腹が立ってきた。



オレは先程とは見違えるような軽快なステップでWiiリモコンを振り始める。



スミスおそらくAはオレの動きの変化に気付き、本気を出してきた。



スミスおそらくAがおもいっきりWiiリモコンを振った瞬間、自らうめき声を発した。



「うわーっ!」



オレが横を向くとすでにスミスおそらくAが足を押さえながら倒れていた。



「えっと…大丈夫?」



スミスおそらくAの姿がオレには、ウィンブルドンで足を怪我した松岡修造のように見えた。



「あの…救急車呼ぼうか?」



「たっ頼む…」



オレは携帯で救急車を呼んだ。



場所も告げずに救急車がくるなど夢ならではである。



スミスたぶんBがスミスおそらくAに声を掛ける。



「スミス大丈夫かい?」



「ああ、大丈夫だよスミス」



なんとも不思議な会話である。



スミスおそらくAがスミスCと思われる輩に言う。



「おい、ボブ、センチ君に扉の鍵を差し上げなさい」



あいつボブって言うんだ…



ボブがオレに鍵を手渡した。



「タッシャニ、クラセヨ」



ボブお前の言っていること意味が分からないよ…



鍵を受け取ったオレは扉を開け先に進んだ。



体育館にはボブの「今夜がヤマダ」の声が虚しく響いていた。





この話もう少し続く…



風邪をひきブログ更新ができませんでした。申し訳ない。



【センチ憂いの川柳】


オレの夢


何だかちょっと


病的だ!






風邪っぴきの寝室にて

センチ