はじめまして。本研究所は自己の限界を探求する所です。端的に言えば、「人間に無限の可能性などない。何事にも限界がある」という事を私自身の手で証明する所であります。残酷か希望か、普遍的か個人的かその判断は個々の判断にお任せします。
 まず、なぜそんな事を研究するのかについて申し上げますと答えは簡単より多くの人を幸福にする為です。実は私はかつて人間には無限の可能性があり、努力次第で何でもできると思っていた時期がありました。そして努力の有無が結果を決める自己責任論を支持していた事もありました。しかしながら、現実的に様々な社会問題や人生経験を得て問題を見たりとして人間の知能、体力、精神力、コミュニケーション能力、画力、音感はある程度は努力で上げられるが、ある程度以上は上げられないのではないかという事に気づいたのです。例えばIQ70で東大はいけないし、音痴な人が第九を作曲できるようにはならないし、絵が下手な人がモナリザをかけるようにはならないし、コミュニケーションが苦手な人が1日で100人の人に不用品を売り付ける事はほぼ無理でしょう。もし努力で何でもできるならこの世界はお医者さんと弁護士とスポーツ選手と素晴らしい学者や芸術家で溢れかえってるはずですが、実際問題そんなことにはなっていません。やはり個々人によって限界はあるのです。私は無理な努力を強いる社会や徒労に終わり見捨てられ苦しむ人々を救いたい。そのためには人間にはそれぞれ限界があるという真理を証明しなくてはなりません。と同時に私は努力したらどのくらい成長できるのかという事も知りたいと思っています。
 以上のように、人間には個人別の限界があるという真理の証明と私自身の限界の解明この二つの研究のため、様々な事物の限界に挑戦していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 そして、個人の持つあらゆる可能性の限界を「自己限界」とし、各個人の自己限界への到達支援と自己限界に配慮した社会を構築すべき理論である「自己限界論」を構築していくことをここに記します。