カタナとハヤブサの日々
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ハヤブサ納車

日曜日。その日は曇り時々晴れ、という感じの天候だったのだが、昼過ぎまで用事があったので、14:30くらいに店に到着。店のど真ん中に奴は鎮座していた。その日はたまたま新型Vmaxの納車もあったので、店にいた20歳そこそこくらいの若者が「いやあ、Vmaxといいハヤブサといい大型憧れますね・・・」と一言。


一通りの機能の説明を受けて色々ダベった後、ついに店を出てズズっと大通りを走り出す。下からズゾっとトルクが出てくる感じだ。なんかどっかでこのフィーリング感じたことあるな、と思ったら、前に試乗したBMWのK1200Rにそっくりだ。おそらくZZRもこんな感じなのか。

Vmaxは始動直後は(あと熱ダレ時も)アイドリングが不安定で、ローで低速だとドンツキが怖いのだが、そんな不安は全く感じさせない安定感がある。さすがインジェクション車だ。ただ、低回転域でのパワーボリュームでいうとVmaxと大差ない感じ。(最初はCモードにしたしビビりながらアクセル開けてるからだ、という話もあるが)


はじめは首都高にでも乗ろうかと思っていたのだが、天候がかなり怪しくなってきていたので、この日はあきらめてガレージに持っていくだけにする。とりあえずは給油ということで、セルフのスタンドでハイオクを18Lほどぶち込んで満タンにしたのだが、それでだいぶ重くなった・・・自分が今まで乗ったバイクの中でも最大のタンク容量だし、初めてのハイオク車で一回の給油あたりの金額をでかく感じる・・・
ただ、給油頻度がVmaxの半分近くになるので楽になるけど。


そこからまたガレージに向かったのだが、日曜の午後で道もそれなりに交通量があり、すり抜けして先頭に出ることもしなかったので、全くハヤブサのパワーを感じる機会もなくガレージに到着してしまった。
この日の走行距離は10キロ、20分というところなのだが、とにかく
「熱い!」
ニーグリップする膝が低温火傷必至な感じ。これは革パンか膝パッドが必須かもしれぬ。これでも先代ハヤブサよりはマシになったというが。


スタッフに会い、
「臓物さん、どうしたんですか?そのハヤブサ」
「いや、買っちゃった」
「VMAXは?」
「いや、売っちゃった」
「えー」
てな感じで結構驚かれた。


というわけで、そそくさとガレージからカタナで帰ってこの日は終了。

納車日としてはかなり不完全燃焼だが、なにせ梅雨時納車なので仕方ないか。

VMAX最後の日

さて、土曜はVmaxを店に持っていく日だったのだが、やはり多少は名残惜しいので、走行距離をあんまり伸ばさない程度(100キロくらい)でミニツーリングに出かけることにした。コースはいつもの第三京浜→横横→湾岸コース。わりと早朝だったので交通量も少なく、快適に飛ばせる。ある程度飛ばしても先週出てきたハンドルのブレも起きず(まあ、コーナーではヒヨヒヨするんだけど)、淡々と走っていくわがVmaxにちょっとだけ悲しくなった。

大黒PAで休憩し、改めてすばらしい造形のバイクだと思いながらしみじみ眺める。自分が跨ってカッコよくなれるバイクであることが、自分にとって一番大事なんだよな・・・
何しろ10代の頃の自分が一目見ただけで惹かれた、という点ではカタナやハヤブサ以上ですから。


そのまま湾岸をひた走り、レインボーブリッジ経由で荏原まで。一旦家に帰ってタンクカバーをノーマルに付け替え、車検証類を一式用意してバイク屋へと向かう。ノーマルのタンクカバー、やっぱり塗装がよくできていて(当たり前だが)カッコいい。


バイク屋はまだ開店準備で皆様お着替え中でした。ETCの移植をしなければならないのでそのままハヤブサ受け取りとはならず、自分はこのまま夜まで予定があるので納車は翌日。別れを惜しむ暇もなく、歩いて店を後にした。


さようならVmax。

とある週末の話。

先週の土曜は新型VMAXの試乗会が当選したので富士スピードウェイまで行くつもりだったのだが、朝の天気はあいにくの雨。雨の中わざわざ出かけるほどのモチベーションはないので、午前中はひたすら寝続ける。いや、朝10時からの回を予約していたのだが、午後からは晴れたらしい。まあ、午前は東京も富士も雨だったのでしょうがないっちゃあしょうがない。


しかし、雨も上がったのでVmaxを取りに行き、第三京浜から横横、湾岸というお決まりコースへ。車も少なく快調に飛ばせるのだが、やっぱり高速コーナーで足がヒヨヒして怖いなあ。また増し締めすれば収まるのかもしれないけど。ヘンなVIPセダンに煽られたので、一旦引き離しにかかるが、国内リミッター的な速度に達すると、またハンドルがボワンボワン揺れる現象が発生。うーん。


気分的に海ほたるに行きたくなり、そのままアクアラインへ行って湾岸経由でグルッとお台場へ。ライコに寄ってから実家に帰って晩飯を食い、そのまま帰宅。


で、その夜、色々と悩み、決めたことが。


翌日。午前中は用事があったのだが、午後はバイクで大井埠頭あたりまで行ってダラダラ公園で寝たり。そして帰りにプラっとバイク屋に寄ってみる。


「結局昨日試乗会行ったの?」
「行きませんでしたよ・・・だって雨だし・・・」
「気合が足りないね。他のお客さんは行ったって言ってたよ」
てな感じの会話をしながら奥を見ると、新型VMAXが!
雨の中行って来たお客さんというのはオーナーの方でしたか・・・
ちょうど富士まで往復して1000キロ点検となって持ってきたらしい。

「半分うちの社員みたいな人のだからエンジンかけてみても大丈夫」
お言葉に甘えてエンジン音を聞かせてもらう。
V4の音なんだけど、旧Vmaxをもうちょいマイルドにした感じ。
うーん、結構普通・・・かな?車格、パーツのつくり、さすがの質感ではあるが。


「これに231万出すんなら、旧型でいいや。もし乗り換えるんだったらやっぱり隼かな」と言ったあと、
「で、7800キロ走ったVmax、いくらで下取ってもらえる?夏休み越えると1万キロ超えちゃうとは思うけど」

ここで店のオヤジの目が光った。

「見積書書く?」


ここから怒涛の勢いでVmaxのローンの一括返済等色々手続きをし、店頭在庫の09黒ブサの新車を契約してしまった・・・(ちなみにVmaxの下取値は48万円でした)


Vmaxには少なくとも最初の車検までは乗り続けようかなとは思っていて、でも隼やZZRのようなメガスポに乗りたいとも思っていて、それが「今」かな、とふと土曜の夜に思ってしまったわけです。
今のタイミングを逃すと、今後は難しくなるような気が(なんとなくだけど)したという・・・
Vmaxも初代と合わせれば1万キロくらいは乗ったので「まだ乗り足りない」感はもうないかな、と。まだ乗り始めて2年しか経ってないけど。
以前にも少し書いたかもしれないけど、今だに400カタナには感じるトキメキが、Vmaxに対しては少し薄れてしまってるなあ、という思いもありました。


というわけで、このブログのタイトルは来週から「カタナとハヤブサの日々」に変更します。唐突ですが。

DUCATI 999 インプレ

裏磐梯ツーリングで高速を100キロほど
走らせてもらったのでインプレ等を。

結構びっくりしたのが鼓動感。
前に乗ったのは雨の都内をそろそろと5分くらい走っただけなので
あまり感じなかったが、テンプターに匹敵するくらいのドコドコ感。
Vmaxがシルキーに感じるくらいだ。さすがのビッグツインである。
これは楽しい。


ポジションはかなりつらい。カタナとは比べ物にならない前傾ぶりである。
タンクの膝のところがかなり細いのでニーグリップはしやすいのだが、
逆にそのせいで膝に力を入れてしまって体重を適度に分散できず、
(カタナで高速乗ってるときは、たまに手にも体重かけて釣り合いをとっている)
100キロ走っただけで自分は腰に来てしまった。
連れはこれで2日で長崎まで往復したそうだが、俺にはムリ。


ノーマルVMAXの最高速くらいまでは出してみたのだが、
100キロ台からの加速時のパワー感はほぼVMAXと同じフィーリング。
カタログスペック上のパワーはほぼ同じくらいだしね。
違いといえば、さすがに安定しているのと、
当然Vブーストとかついてないのでフラットに伸びていく感じだというところ。
あと、さすがにブレーキがよく効くので安心してスピード出せる。
そして車線変更時の剛性感はさすが。
(VMAXに乗った連れは「コーナーリング時にふにゃふにゃして怖い」とのこと)


カウリングの効果は思ったほどでもないかな・・・ってとこ。
いや、フルカウルのバイクでまともに走ったの初めてだったんだけど、
普通に風は感じたし。ただ、200キロ以上でのスピードの伸びの違いには
つながっているのだろうけど。


ともあれ、総じてかなり楽しいバイクなのだが、
ロンツーには使いたくないな・・・というのが正直なところ。
サーキットに行きたくなる気持ちはわかった。

裏磐梯ツーリングその2

朝起きて一旦五色沼を見に行ってから、
磐梯吾妻レークライン→磐梯吾妻スカイラインを一気に。
GWとはいえ、ココまで来るとさすがに交通量は多くなく、
かなり快適にワインディングを飛ばす。
磐梯吾妻スカイラインは名道といわれているけど、
確かに気持ちがよい。
VMAXとカタナの日々-磐梯吾妻スカイライン

途中、吾妻小富士に登ってみたりしつつ。昼ごろに福島市内に到着。
しかし、食うもん何もねえ。
中華料理屋を発見してなんとかチャーハンを食する。


と、ここでいよいよスターターの故障が限界に達した後輩Kが離脱。
(「次にエンジン止めたら二度とかからなくなる気がする」だそう)
彼はこの後ディーラーに直行し、「修理代30万」と言われて
そのまま買い替えることにしたそう。さすがDUCATI。
車検通して半年、ETCつけたばかりだったのだが・・・
いかんせん、買って2年ちょいで3万キロ近く走ってたので、
潮時っちゃあ潮時かもしれんが。


そこからは単独行。115号に入り、途中で349号に抜けて
阿武隈川沿いを走って相馬まで抜ける。
この日、福島近辺は最高気温27度という暑い日だったのだが、
盆地から浜通りまで抜けてくると、一気に寒くなる。
やっぱり革ジャン着てきてよかった。


そのあとは海沿いにひたすら南下し、原発の近くまで接近したりしつつ、
富岡で風呂入ってから20時ごろに常磐道に乗って一気に南下。

いわきを過ぎてからはかなり交通量も増え、
SAで休憩したりしつつ、流して東京まで向かう。
最後はC2からレインボー経由で目黒ICまで行って終着。

2日間950キロの旅は無事終了となった。

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