フィギュア原型師界の伝説 | 専門知識ゼロで手先も不器用なただのアニメ大好き人間だった僕が、27日でどんなキャラのフィギュアでも忠実に作れるようになった秘密

専門知識ゼロで手先も不器用なただのアニメ大好き人間だった僕が、27日でどんなキャラのフィギュアでも忠実に作れるようになった秘密

「作る以外にフィギュア作りが上達する方法はない。」その幻想を壊します。
作る以外にも上達方法はありますし、どんなに下手くそだって大丈夫です。
「才能が必要だ!」そんな言葉はもう聞き飽きた!そう思う人こそ、ここで真のクリエイティブを極めてください。

んばんは。

タツです

 

今回は、いつものように

情報やマインドセットについて

お伝えはしません。

 

面白い動画を見つけたので

アナタにシェアするための投稿です。

 

 

業界では何と言われてるか知りませんが

僕の中での

フィギュア原型師界のレジェンド

 

海洋堂の美少女フィギュア原型師

ボーメさんの紹介動画を見つけました。

 

1時間28分の長編です。

 

 

ちょっとネタバレになりますが

35分あたりで、ボーメさんが作りかけの作品を

切断し始めます。

 

その理由を聞く前に

なぜ切断したのかが分かった人は

 

フィギュア制作のセンスが高いです!

 

センスなんて経験で補えば十分なので

フィギュア制作には

あまり関係ないんですけどね

 

 

ちなみに、動画の内容は

大体こんな感じです。

・ワンダーフェスティバルの紹介
・レジン樹脂の発売とガレージキット黎明時代
・美少女フィギュアの誕生
・食玩によるフィギュア世界の拡がり
・荒俣宏氏『日本人が小さき物を愛でるのは』
・フィギュア制作の現場(ボーメさん)
・業者による原型からシリコン型で複製
・村上隆氏のトーク
・山田五郎氏『アートとクラフト・美術と工芸の違いとは』
・ボーメさんのフィニッシング(塗装)作業
・完成
・ボーメさんがフィギュアを作る動機と活力
・佐々木幹郎氏『フィギュアと伝統人形の関係』
・ワンダーフェスティバルの様子
・上田紀行氏『フィギュアへの思いとは』

 


特に、フィギュアの作り方について

まだほとんど知らない人には

面白くて興味深い動画だと思います。

 


僕が興味深いと思ったのは

 

「人がモノをどうやって見ているか?」

 

「二次元の情報が脳の中で再構成される」

 

「だからアニメーションのような二次元のモノを、

 もう一度立体に捉えようとする脳の働きは

 人間が日常的に行っている」

 

という話の辺りです。

 

 

その後、ボーメさんの

 

「美少女フィギュアは

 作った人の数だけ違うモノができる」

 

という話が続きます。

 

 

番組自体が、かなり古いものなので

画質はあまり良くありませんが

 

まだこの番組を見たことがないアナタは

是非、見てみてください!

 

 

 

 

ちなみに、この動画で紹介されている

ボーメさんが作っている映像は

【カンブリア宮殿】でも紹介されていました。

 

最後に、その【カンブリア宮殿】で

村上龍氏がフィギュアについて語った言葉で

締めようと思います。

 


『(優れた作品とは原作キャラクターの)

 コピーではない。

 

 いろんな要素を再編成したものであり、

 原作に依存していない。

 

 だからアートであり、だから感動するのである。」

 

 

 

本日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

ータツー