ZOUKはサルサよりも自由なダンスで、形というものが無いわけではありませんがどちらかというとダンサーの創意工夫でどうとでも作り出せるものです。
そして、そのためにはインスピレーションとか感覚的なものが重要となります。
だから、他人に教わったままの技を芸もなく繰り返すのではなく、自分でいろいろアレンジして変えていくクリエイティブなダンスです。
本当に良いZoukインストラクターは、技を教えるのではなくこのような根本的なものを教えるのです。
それは、私もオーストラリアに行って初めて知りました。
空手の方を教えるようなZOUKはあり得ないのですね。
そもそも、ダンスは心の感覚を肉体に伝えていくものです。
喜びや悲しみなどを、自分の肉体で表現したものです。
教わった形だけをやっていれば、踊るというよりも他人の操り人形にしかなれません。
インプロビゼーションは人間の感覚を呼び覚ましてくれる様々なテクニックがあります。
これが無ければ、形だけで魂が無いダンスとなるでしょうね。