私がインプロビゼーションを知ったのは演劇関係者からでした。


インプロビゼーションとは即興演劇という意味で、せりふや筋書きが無いお芝居をする技術で、即興で相手に合わせて演技をしていきます。


この技術は、アメリカでは大企業の経営者が学ぶほど重要とされています。


なぜなら、ビジネスの基本はコミュニケーションだからです。


お客様や同僚などとコミュニケーションがうまくなければ会社の経営者としては失格というのは世界の常識です。


日本の政治家、学べばいいのですが。


絶対コミュニケーションじゃなくて、一方的に自分のエゴを押し付けて相手をやっつけようとしかしていません。


インプロビゼーションは常に「相手をよく見せる」ということを心が気て自分から相手に伝え、相手もそれをさらに良く見せるようにして返してきます。


日本でいえば俳諧連歌の上の句を誰かが呼んで、下の句を誰かが読むことを繰り返すのに似ています。


ZOUKはペアダンスなので、男性は相手をよく見せるように即興でリードして、女性もそのリードをよりよく見せるためにフォローをする訓練をします。


そういう意味で、男女でのコミュニケーション能力を高めたい場合、特に恋人や夫婦に最高のダンスと言えます。