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雑言 Goes On (多趣味男の胃痛い放題)

幼少時より好奇心が強く、我慢が足りない性格でした・・・。趣味の数は多いけれど、時間と資金が捻出できずに、これといって他人様に披露できる腕前や作品もありません。そんな親爺の気ままな日記でございます。

まんじゅしゃげ』、あるいは『まんじゅしゃか』と読む。近年知ったのだが、サンスクリット語に由来するらしい。今、田んぼの脇に咲き乱れてます。街の人には彼岸花といったほうがピンッとくるのかな?

幼い時の記憶では、池の近くの墓地(といっても規模の小さい集落が作ったような数基のお墓)の脇に群生していたこともあり、子どもたちにはなんだか分からないけど、不気味な花・怖い花・縁起の悪い花というイメージがあったが、当時そう思った根拠はきっと漠然としたものだったと思う。おそらくは大人が話していたことを、それほど理解しないまま、『怖い』というイメージだけが記憶に残ったとか、その程度のものだったのでしょう。ただ、ジゴクバナだとかシニンバナ(のちにシビトバナというのが正解だったと知る)とか呼ぶ子も居て、不気味なイメージはますます加速したのだと思う。

 

 

 

10数年前に田舎に引っ越したのを機に、田んぼの畦に咲く彼岸花を毎年眺めるようになったわけですが、どうもこの花は面白い咲き方をする。土からニュッニュッニューッと伸びて大輪の花を咲かせる。たいていの植物が花を咲かせる過程として、茎を伸ばし葉っぱをつけ、蕾が出て・・・という工程を経ているけれど、こいつらはいきなり地面から伸びたかと思うと、次に見た時には赤い花を咲かせる準備段階まで進め、その次にはもう花を咲かせている。その間葉っぱなど一枚も出さない。茎と花のみ。潔いではないか!

そんなこんなで興味を抱いてネットで調べてみましたら、この花はなんと花や茎を枯らせた後の冬に球根から葉っぱを伸ばして、冬の間その葉を茂らせることで栄養分を蓄えるそうだ。つまり、秋にサプライズを見せるために冬の間に準備をしておいて、お彼岸でお墓参りに帰郷する人のために、春~夏は我慢して身を潜めておくというのだ。たぶんミミズや蝉の幼虫やらに、「スマンけど、だまっとってな」などと言わんばかりに、地中で待機しているのだろう。

この花は毒があるらしい。それは子どもの頃から知っていた。昔の人はこの毒を利用して、田んぼの畦や墓地に植えることで、もぐらやネズミからの被害に会うのを防いだそうな。う~ん、なるほどな~。