ちょっと一服 石鯛竿
誰が申したか竿は、がまかつ！？石鯛釣りを始めた頃、石鯛釣りをする御仁方はほとんど竿はがまかつ！と、シャネラーならぬ、ガマラー族が多かった。がまかつの竿ってそんなに良いんや～・・・石鯛釣りを始めて間なしの者は、誰しもそう思ったことでしょう・・・勿論私も購入いたしました。ギガバーサスとやらを・・・変え穂先付きで、足元も遠投もOKという竿だ。しかし、これもリールなどと同様に色んなメーカーの色んな竿を使ってみたくなるわけである。そこで、やはりダイコーだの、シマノだの、ダイワだの、釣武者だの買うのである。全てを海に！全てを実践で・・・そう思い実釣する訳ですが、竿のしなり、遠投性能、置き竿時のしなり・・・遠投竿と足元竿の違いは結構歴然としていたが、それ以外は実釣ではそん色無かった。そこで私は創りと、収納時の機能に注目した。するとどうか？意外なほどハッキリと違いが現れる・・・まずは継ぎだ！印籠継ぎを好む人も多いだろうが、印籠継ぎは釣り終わりに収納する際とても外れにくく、硬いし、なじむまでに時間が掛かる。振り出し竿は、セッティングや収納時にとても便利で早くできる。だが、しなりも今一だし根掛かりをしゃくるとガイドが緩んだりと、やや不安要素も否めない。振り出し竿で良いと思ったのはダイコーの竿だ！ガイドの滑り止めがありなかなか親切設計で丈夫な良い竿だ。次に、並み継ぎ竿だ。並み継ぎは見た目で敬遠する人も多いと聞くが、私はこの並み継ぎが一番利に適っていると思うし、収納時に素早く難なく外すことが出来て、とても使いよいと思っている。ダイワなどは、逆並み継ぎ設計の竿が多く、これは特に使い勝手が良い様に思う。調子も色々で、近年は満月調子なる、上物竿の様に満月状に曲がる竿が流行っているが、磯際で釣る石鯛釣には向いていないように感じるのは私だけだろうか？デザインが気に入って購入した、愛用のダイワ幻覇王別誂本式は、食い込みは良い様だが60オーバーが掛かると満月調子が、ヘアピン調子にひん曲がり必ず根に張り付かれるシロモノだ。そして、私が最も注目するのは石突だ！各メーカー共々石突の形状はさまざまだ！シマノとダイコーは非常に良く似ている！おそらく旧オリムピックの技師がそれぞれのメーカーに分散した結果だと聞いたことがあるが、定かではない。しかし似ている。石突は必ず傷つく物だが、硬い木を使っている竿は傷ついても形が崩れる事は無いが、値段に比例して高額な物が多いように思う。では、デザイン的な部分ではどうか？私的に石突は、硬くて大きい物が好みである。だから結局ダイワに落ち着くのである。私は、あまり手持ちはしないので、重さにこだわる事はそうないけれど、持ち重りや持ったときのバランスだろうか？その辺は、九州地方の手持ち釣りの猛者達に聞いた方が早いので控えます。とまあ、色々個性がそれぞれにてんこ盛りの石鯛竿！トータル的にみて、私がお気に入りはダイワの石鯛竿であります。創りも綺麗で、並み継ぎ、逆並み継ぎも良いし、塗装も綺麗！なにより収納時のスムーズさは群を抜いてるのではないかと思っている。この竿も、個人個人の好みだろうし、人それぞれ、竿それぞれなのである。だから、全部実践で使ってみなはれ！という事です。唯一つ！唯一言える事は、国産の石鯛竿は世界トップレベルなのは間違いないだろうね！イクシークやキャメックス、小次郎、武蔵など超高額な竿もありますが、機能にそんなに差はありません。金属部分がチタンだったりするので高額なんでしょうが、結局好みです。でも、高いよね～！機能や、頑丈さ、人命救助出来る程の竿だからしょうがないね～皆さんのお好みはどこのメーカーかな？にほんブログ村
