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やったーーーーーーーービックリマーク

久光がアジアクラブ選手権を完勝で優勝ビックリマーク


第3セット中盤からのゲームメイクは目を見張るものがありました。強かった!堂々と世界クラブ選手権(5/6~)に行けます。

とにかくデータ通り、戦術通りの試合展開。それを普通にできて冷静に判断できていることが素晴らしいし、今の久光の強さでしょう。サーブで相手をボロボロに崩し、レセプションアタックの効果率を劇的に下げる。

そこへブロックで的を絞り、ディグでコースを絞る。そうするとほとんどがディグの正面に相手のスパイクが飛んでくる。それを冷静に古藤が両サイドを使いながらもMBを効果的に決めさせる。


理想通りの試合だったと思います。おそらく今季最もいい試合じゃなかったかと。今日は決して調子は良くなかった。でも全員が全員をカバーし、ミスを最小限に抑え、決めきるところで決めるべき人が決めた試合だったと感じます。

久光はこの優勝で、更にワンランク上に行ったような気がします。日本のチームでこの久光に勝てるチームはでてくるかな!?というくらいの第3セットの印象でした。

では簡単ですが、試合を振り返ります。のちに画像などは綺麗なものを乗せるので、ライストで雰囲気を味わってください。

■2014アジアクラブ女子バレー選手権(タイ)
---決勝---

久光(日本) 3-0 天津(中国)
(25-19、25-16、25-19)

●久光×天津 第1セット


●久光×天津 第2セット


●久光×天津 第3セット


[第1セット]新鍋、岩坂、長岡、石井優、平井、古藤、L筒井
序盤からサーブで攻め、相手のAパス攻撃を完全に防御。一気に8-3と差を広げ、久光ペース。全員が落ち着いていて、しっかりと久光のコンパクトバレーができてます。

しかし岩坂、新鍋の久光最弱ローテで、なかなか決めきれずに8-6。ここは岩坂の前に2枚ブロックがいて、新鍋がレフトからストレートに打つものの、しっかりコースに入られているので、長岡のBSを適度に入れていきたい。

この序盤でMBの打数が非常に少ない。古藤の悪い傾向が出てる気がします。大事な試合ほど攻めないと。どうしても守りに入ってしまう。決まらなくても、使う場面を増やしていかないと、新鍋、石井優に簡単に2枚ブロックがついてしまう。

岩坂のサーブが効果的に決まり、一気に15-10。やはりこの前衛の14番のエンドラインぎりぎりまで狙って、レフトのテンポを遅くしているのが非常に大きい。この辺りが久光の優れた戦術。

しかしまたしてもこの新鍋前衛ローテ。中田監督はここで狩野-石田を投入し、あえて新鍋前衛の2枚を解消!しかし狩野になるとMBの攻撃が全くなくなってしまう。何とかサイド陣の石田などが踏ん張り19-14。

長岡が今一つ乗り切れない。大事なところで力が入り、スパイクミスになってしまう20-16、踏ん張り時!中国のワンレッグに対するディグがしっかりコースに入ってる。これが通用しないと、中国はサイド一辺倒の単純なバレーになるので、やりやすい、筒井のサーブ効果もあり22-17。

石井優が今一つ。体が硬いというか、ジャンプせずに上体だけで打ってるのでスパイクネット24-18。最後はみれなかったけど、得点が入り25-19。後程動画を掲載するので、そちらで確認してください。

いいね!いいね!第1セットはすごく大事。古藤に対してMBをもっと使っていこう。長岡の打数が多いので、第2セット以降マークがさらにきつくなる可能性大。

久光は決してよくないけど、自分よりも相手のレベルを下げているバレー。対戦競技はこれでいいんです。これこそが日本女子バレー。自分たちは調子よくなくても、相手のレベルをさらに下げればいい。

[第2セット]
序盤から古藤が14番を狙いサービスエース2-0。新鍋の上手いワンタッチ、岩坂のサービスエースで8-2。いいですね、サーブでしっかりと相手を崩し、完全に久光ペース。やるべきことをしっかりとやってる雰囲気。後は平井の前衛、石井優のスパイクが当たってくれば。。。

中国のワンレッグもインナークロスに決まり始め12-8。古藤が14番の後方をサーブで狙い、テンポを遅らせ、ライトのサイドのマークに絞る。岩坂がブロック!?そして速攻で14-9。中国はミドルから左利きのコンビを使うもミス16-9。

中国はやることがなくなってきてますね。何をやっても久光のディフェンスが機能している。そういう感じで、焦りの表情が全員から見てとれます。昔のように全盛期の中国であれば、立て直しも可能だったでしょうが、今の若い中国選手は一度崩れると歯止めがきかない場合が多い。

石井優の綺麗なストレートレセプションアタックで17-12。1回でサーブを切るというのが久光のペースの証拠。特に石井優、新鍋辺りが1回できると、久光は強い!今日はサーブからのディフェンスがしっかりできているので、さほど攻撃に集中しなくても、中国側がバタバタしている気配です。

古藤→野本で、狩野の2枚替え。野本が1枚ブロックなど相手WSを徹底マークし、25-16でこのセットも久光2-0リード!

[第3セット]
序盤は久光のお見合いなどもあり1-3と中国リード。気の緩みだけはなくしたい。いつも通り、平常心で冷静にプレーしたい。

中国は石井優をサーブで狙い始め、石井優が乱れ始め、14番のトランジションで連続失点2-5。石井優は何でこんな急に乱れるんだろ。メンタルトレーニングが本当に必要な選手だと感じます。

リードされている時に荒っぽさがそのまま試合に出てしまう。平井のサーブミスで5-8。1本落ち着いて、慌てることはない。この中国なら普通にやればミスをしてくれるので勝てます。

長岡のBS被ブロック、フェイントで7-10。新鍋の強烈な連続サービスエースで11-10。ここまで思い切って打ってる新鍋は珍しい。不規則な回転ですごくいいサーブ。さすが銅メダリスト!全日本でこのサーブを打ってほしい^^

中国のワンレッグをリバンドし、長岡と石井優のトランジションストレートで13-11。石田をピンサー投入し15-12。サーブで崩されると中国はボロボロ。ミス多発です。石井優の素晴らしいクロスで16-13。

石田がレフトから決めて20-17。そしてまたまた新鍋の強烈なサービスエース21-17。そして石井優の強烈なラインスパイクで22-18。新鍋のちょろいBSで23-18。


新鍋の7-10からの連続サービスエースをきっかけに覚醒的に確変した久光。この久光を倒せる日本チームは今のところ皆無でしょう。第3セット中盤からの久光はまさに世界的なバレー。石田のライトからのフェイントで24-19。最後もトランジションを野本がライトから綺麗にクロスに決め25-19!
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久光の完全な圧勝劇でした。序盤はそんなに調子よくなかったけど、新鍋の目の覚めるようなサービスエースからチームが確変。強かった!


中田監督の鬼?ではなく、この女神さまのような娘たちを見る微笑みは、現役時代から通じて初めて?見たような気がします。


個人賞は、
MVP:長岡望悠
ベストアウトサイドヒッター:石井優希
ベストミドルアタッカー:平井香菜子
ベストセッター:古藤千鶴

日本のデータバレーがいかに緻密で素晴らしいか!というのを目の当たりにした試合だったと思います。サーブで相手のエースの14番WSの後方を狙い、レフトからのテンポを後れさせ、ブロックを絞り、抜けてきたボールはディグで正面と。

思うままのデータ通りの試合でした。日本というチームは「サーブ」これが機能しないと海外相手には通用しないと共に、サーブで押し切れると、無限の可能性を広げるバレーができると感じました。

久光は全日本よりも1stタッチが低く、いわゆる自コートに入ったボール滞空時間からいえば、全日本よりも速いバレー。空間の高さを低くし、コンパクトにしています。それが本当にいいのか、悪いのかはまだまだ議論すべき点ですが、1つは新鍋や長岡は合ってる。でも石井優は全くあってない気配さえあります。

だからコンビミスが非常に多い。石井優はもっとダイナミックで高さのあるトスが好きなはず。グラチャンで中道の柔らかいトス相手に覚醒したのはその理由でもあると感じます。

アジアクラブを圧勝の失セットゼロで優勝した久光。久光が100%のプレーをした時に、倒せる相手は日本のクラブチームには現状いないと感じます。色々反論が出そうですけど。。。

それだけ第3セットの久光は質の高いディフェンスと攻撃を伴ったチームバレーでした。かといって、全日本がそのまま久光になっても、ブラジルやアメリカに勝てるか?というと違う。久光のバレーはあくまで非力でテンポの速いバレーができる選手たちが集まった集団であり、全日本の木村や江畑、迫田がこのバレーになじむとは思えない。

全日本女子はどっち?ではなく、新しいバレーを作っていく必要があると感じます。1stタッチはやはり高く返すべき。世界はほとんどがリードブロックの時代。セッターに入ってから動くので、1stタッチが速くても攻撃効果にさほど影響はないと思います。

全日本については、これからいくらでも書く機会があるので、また今度の機会に核として、近日に迫った世界クラブ選手権について、再度記載しましょう。

■5/7~世界クラブ選手権(スイス・チューリッヒ)
5/7~開催される世界クラブ選手権は、すでにホームのスイスのボレロ・チューリッヒやCL優勝のディナモ・カザン、南米クラブ選手権優勝のSESI-SP、更にwild cardでブラジルのトップチームMolico Osascoに出場権が認められたようです。

残りはアジアクラブ選手権優勝チームとwild cardの他1チーム。おそらくアジアから2チーム出るんじゃないかと推測してます。多分中国・天津が出場するんじゃないかなと。



各チームの主な選手は
[ディナモ・カザン(ロシア)]
 ガモワ、ラーソン(アメリカ)、デルコーレ(イタリア)
[ボレロ・チューリッヒ(スイス)]
 ケニア(キューバ)、シンプソン(アメリカ)、
 オスモクロビッチ(クロアチア)、リキューリック(ウクライナ)
[SESI-SP(ブラジル)]
 ファビアナ、リンス
[Molico Osasco(ブラジル)]
 シェイラ、タイーザ、ファビオラ、アデニジア、
 ボゼッティ(イタリア)、マラグルスキー(セルビア)

おもしろいチーム構成です。ディナモ・カザンとmolici Osascoの争いになりそうな気がしますが、久光がどこまで暴れまくるか!?本当に楽しみです。

試合形式は、6チームを3チームずつの2つのプールに分け、総当たり。上位2チームが準決勝へ進出!そして決勝と3位決定戦です。

現在、ボレロ・チューリッヒとディナモ・カザンは欧州枠なので別プール、Molico OsascoとSESI-SPもブラジル枠なので、別プール。ということはディナモ・カザン、Osasco、久光という最強のプールに入る可能性もある訳で、それはそれで面白いと感じます。


もう一つ注目は動画にあるように、SESI-SPにはメタボ系リベロがいること。モントルーで話題を呼んだリベロです。

2014南米クラブ選手権 SESI-SP×Molico Osasco


世界クラブについても、日本の出場が決まり次第、詳しく調べてみたいと思います。

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