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バレー・テニス中心のスポーツブログ

男女バレー・テニス等のスポーツ、ダイエットを記載します


アメリカに完敗後、一体どうなるかと思ったモントルー全日本女子。ドミニカ戦は序盤は苦戦したものの、7点差をひっくり返し、見事なストレート勝利。攻守に安定したいい試合でした。特に第1セット中盤からブロックのリバウンドが機能していたのが非常に大きかった。

やはりバレーボールはチーム競技。1人1人が役割を果たすと、特に日本のようなチームは∞な可能性を生むバレーが可能となります。明らかに身長では劣る日本ですが、全くそれを感じさせない緻密なバレー。

これが世界ランク3位にいるチームなんだろうなと感じます。今大会は完全に全日本B代表。昨年の2013WGPに登録された20名は誰も入ってない状態です。

無名のチームがほぼA代表のドミニカに圧勝したと海外のバレーファンが衝撃をうけているようです。このままドイツにも勝ち、どうしても中国、ブラジルorロシアの強豪と戦いたい。

この大会でこの強豪と戦う経験ができるのは本当に大きい。チャンスをものにしてほしいです。

ドイツ戦のスタメンは、最悪を懸念したとおり、やはりこの大会は最初から決まっているように、14名全員に均等にチャンスを与える。そして選手の色んな特性を見極める大会だと、真鍋監督は決めてます。


宮本、佐藤美、高橋、庄司、内瀬戸にもう一度チャンスが。有りがたいすね。選手は期待に応えないと。


■2014モントルーバレーマスターズ(スイス・チューリッヒ)
--プールB予選第3戦--
日本 ●0-3 ドイツ(15-25、25-27、16-25)
  ドイツ:コズーフ18、ブリンカー15、カルク11、
      フュルスト7、バイヤー7

 ※クリア動画は、こちら

第1セットの序盤から内瀬戸を狙うドイツ。さすがにサーブがいいし、コースも的確。3枚になる内瀬戸の前衛を狙い、ライト側の攻撃をなくし、高橋のレフト1本に絞る戦法。ドイツはここ数年データを前面に出したバレーができてます。

更にドイツはコズーフのライト攻撃を中心としたOPのチーム。ライト攻撃に弱い日本としては嫌な相手です。というのは、まずMBの横移動がライトへのテンポに間に合わない。そんなに速くないんだけど1-4。

更にライトのクロスのディグがセッターの佐藤、後衛ミドルの井上とあまり良くないので、ディグでも上げられないという負のスタンスがドイツの有利さにつながってます。

宮本のオーバーパスレセプションが炸裂してます。非常に簡単に取れているので、非常に強みのレセプション技術です。ただモントルーでいつも思うのが、軟攻の処理。誰がどの範囲でどこまで守るのかがはっきりしてないので、どうしてもお見合いやミスが多い5-8。

序盤、大野がいい。BやトランジションCなど全てタイミングを変えて攻撃。更にコースも良く見て打ってアピールしてます。このメンタル面が他のMBに欲しい。何とかチームを引っ張ろう、貢献しようという必死さが伝わってきます。

●駆け引きともうワンランク上の思考が欲しい宮本のディグ
ここはトランジションでドイツがMBフュルストにLをセレクト。その際の日本のディフェンスに課題が。井上がブロック1枚となり、打つコースは黄色のストレート側か赤線のインナークロス。

高橋の位置も微妙な感じですが、ここで宮本はストレートギリギリに左移動してしまう。フュルストはアンテナギリギリで、体はもうアンテナの外に出てますから、宮本はどちらかというとストレートよりもクロス側に寄ったコースを読むべきなのに、なぜか癖?でストレート側に左移動。

この辺りがまだ経験不足というか、相手と駆け引きができてない状態だと感じます。もったいないディグです。このディグを見た時、佐野なら真正面だろうなと感じました。

●ライト攻撃の宮本のポジション取り
次はサイドアタッカーのライト攻撃ですが、ブロックが2枚付き、打つコースはほぼストレート。ですが宮本がフェイントフォローに入りかなり前目に位置している割には、後方には誰もいない。

高橋がクロスではなく、ストレート側に入るべきなのか、何かよくわからないディグ体系です。それを的確についてくるドイツもさすがです。
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得点も5-8でドイツリード。徹底的にライト攻撃にやられている印象。どうしても日立の選手は、リーグ戦でも見られたようにブロックを含めたディフェンスに難があるので、ラリーがつながりにくい。攻撃を自由にされている印象です。更に井上ですから、日本バレーがしにくい環境のスタメンです。

こういう時に選手は何を考え、何を目的としてゲームをしているんだろうと思います。そういう意見のコミュニケーションが試合後にしっかり行われているのかがとても大事なことだと感じます。

日立の3選手は全く笑わないです。どうしたんだろう。日立の時はもっとムードがいいんだけど、昨年の高橋などはムードが素晴らしかったんだけど、佐藤美も全く笑顔がない。

ドイツのライト攻撃クロスで5-9。ようやく内瀬戸がライトクロスを決めて7-10。しかしトランジションのチャンスボールで高橋が中に切り込み被ブロック。外で決まって、中に入るのはわかりますが、外が決まってない状態で中に入るのはタブー。高橋?佐藤美?のどちらの指示かわかりませんが、どういう意図の切り込みだったんだろうかと思います。

とにかく高橋がほとんど決まらないので、トランジションでドイツの好き放題やられる、ついにブリンカーのミドルBS8-14。

庄司はもう32歳、ベテラン中のベテラン。もっと声出してどんどん引っ張っていかないとチームは回らない。どうも庄司の責任感というか自覚に欠けるプレーや行動を2010年も見たような気がします。確か2010年は山本(大友)がキャプテンを途中から変わったような記憶があります。

大野の方が見た目に意識的にアピールしようと、試合をつくろうと努力している印象です。井上がようやくレフトからブロックアウトで10-16。

結局、このままブロックにやられるというより自滅的なミス続出で15-25。残念です。せっかくドミニカ戦はいい内容だっただけに、攻撃が通じず、逆に攻撃をディフェンスできない状態。

もっとコミュニケーションをとりたい。庄司が主将だからもっと引っ張らないと。ベテランが逆に足手まといになってる感じの第1セットでした。

メンバーをガラッと変えて、勝ちに行きたいのが自分の本音です。悔しい!

サーブで攻めて、相手を崩し、ディフェンスを上げるしか方法がないです。サーブのいい今村や安定した高田、藤田を入れて組みなおしたい。

第2セットは、佐藤美→藤田、高橋→今村に変更してスタート。大野と庄司の表裏も入れ替えたかな。しかし今村のスパイクミスで2-2。庄司のCワイドフェイントで5-5。ドイツはライト攻撃ばかり。それをディフェンスできない日本という感じ。

今村と井上に相変わらず後衛でのつなぎやディグに課題があるものの、まず声を出してほしいです。ただ2人共に海外の強豪相手でもハイセットをクロスにバンバン打ちぬけるのが本当に才能を感じます。素晴らしい。

今村の豪快なハイセットクロスで10-10。やはり藤田になるとトスを上げる前に「間」ができるので、アタッカーが入りやすそうで打ちやすそうに見えます。井上がしっかり助走を取って十分な体制で打つスパイクの威力は凄いです。物凄いパワーです。石井優よりあるんじゃないかな。

相手のミス、井上の連続スパイクで15-12。宮本がトスを正確に上げれない。ようやくサーブが走り始め、今村のサービスポイントで16-12。

どうもドイツのフェイントにお見合いやシフトができてないのでポイントを取られます16-14。井上の豪快なインナークロスで17-14。井上は本当に素晴らしい。

高さも十分にあるので、木村のようにボールに回転を与えて捻る打ち方と違って、上からほぼ直に打ってるので、威力が抜群のインナークロス。
(画像1)
チャンスボールを内瀬戸が丁寧に処理し、藤田から井上へ。井上は助走は木村・江畑・迫田ほど長いわけでもなく、長岡ほど短いわけでもなく、その間くらいの助走なので、木村や江畑よりも速いテンポで打てる選手です。特にジャンプから打つまでの時間が早いので、非常にいい。

(画像2)
驚くことに、木村や江畑と違って、ボールに回転をほぼかけることなく、球威抜群のまま上から直線的にインナークロスが打てていること。相手のブリンカーは簡単に弾き飛ばされてます。

いや~、本当に素晴らしいインナークロスのスパイクです。これが打てるならば、185㎝位の高さから打っていて、十分に世界で通用する。体勢が崩れた時でも木村のように相手コートを見て軟打で決める上手さもあるし、視野が広い。

2020東京五輪では間違いなくエース候補。もう少し雑なプレーがなくなれば、リオ五輪スタメンの可能性も十分秘めている選手だと思います。まだ19歳、楽しみすぎます。

その後も一進一退で、内瀬戸の上手さのあるライトクロスで21-18。そして井上、大野、今村のサーブが非常に効果的に試合をつくってます。やはり日本はサーブが走り始めると強い、相手スパイクミスで22-18。

藤田になって内瀬戸のレセプション+スパイクまで蘇ってきました。セッターはやはり重要だと痛感します。内瀬戸のライトブロックアウトで23-19。コズーフのサーブから乱れて、ブリンカーの連続スパイクで23-23。

今村のトランジションスパイクアウトで23-24。藤田のツーで24-24。今村の好サーブから宮本のナイスディグ、そして井上の豪快なクロスで25-24。

藤田がトランジションで井上をセレクトするも、リバウンドでフュルストのライトLで切り返され25-25。こここそ、庄司を使いたかった。
そのあと庄司を使うも被ブロック25-26。少し使い方が1手遅かったかなという印象でした。最後は長いラリーからアピッツがツーで25-27。

23-19からセットが取れない。今村が前衛で決めきれずに、攻め手を無くし、今一つ庄司が機能しないことが大きかったように思えます。もったいなさすぎるセットでした。


第3セットは庄司→平松、宮本→筒井へ。内瀬戸以外はドミニカ戦のメンバー。その方がいい。庄司は今の全日本では難しいと判断します。弱気というか、自信がないというか、世界と戦う闘争心を感じない。2009グラチャンの方がまだよかった。

ブリンカーのフェイントに、またしても前衛レフトの今村が突っ込み、藤田と交錯。この今村は何なんだろう。なぜレフトが相手レフトのフェイントを取りに行く?大学はこういうシステムなんでしょうか。声を出すとか、コミュニケーションをとりたい3-5。

井上の被ブロックで6-9。ここで難しいライトBSを今村へ、しかしアウト。今村は本当に簡単にミスをしてしまうので、使いにくい。もう少し色々と考えて打てないと、1点の重みがまだ簡単に見えます。

しかし藤田はもう一度ミドルBSで今村に。強気です7-10。ここにきて井上もライトからミス。更にはレセプションもお見合い。ミス続出の大学生2人。この辺でしょう。2セットを取られ、どうやってゲームを作っていくのかが全くイメージできてない感じの大学生2人7-14。

若いので、それを見越した周りの選手のフォローや配慮も必要ですが、そこまでのカバー力がないのも現状。難しいところです。ここで井上→高田を投入。今村→高橋に。

途中出場なだけに全く相手についていけない平松のブロック。平松も今一つです。ブリンカーが連続スパイク11-18。平松のCワイドで13-19。その後は相手のMBやコズーフの連続トランジションで15-23。

とにかくこのモントルー全日本はライト攻撃に弱い。レフト側のブロック基準やそのブロックをフォローするディグが機能しない。最後は内瀬戸のライトミスで16-25。

この試合もブロック1本すか。そんなにテンポの速くないドイツのバレーに対し、ここまでブロックがないと厳しいです。

特にドイツのライト攻撃がかなりの確率で決まってます。おそらく順位決定戦でもライト攻撃を多用されると思うので、どう対応するかです。佐藤美、内瀬戸のディグがなかなか機能しない。藤田に代わって若干上がるようにはなりましたが、やはりレフトブロックの基準の作り方に重点をおいてほしい。

内瀬戸はレセプション的には非常にいいと思いますが、その他に弱点が多く見つかり、最後も勝負弱さがでてしまいました。同じタイプの選手はそんなにいらないので、新鍋、高田、石田辺りと争うことになりそうです。今日はチーム唯一のフル出場で試されましたが、なかなか結果が出なかった。

順位決定戦になり、残念ですが仕方ない。切り替えて次のスイスに勝ち、ブラジル戦を楽しみにしたいと思います。

スイス戦は、5/31(土)現地16時、日本23時開始?のようです。
ライスト →
http://www.laola1.tv/en-at/live/sf2-japan-switzerland/185805.html

ブラジル戦目指して、応援しましょう!

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