会いたくて 会いたくて 漸くきみに会えた時間は残酷にも速く
過ぎ去ってしまう
きみは 職場に向かうために 車に 乗りこみ
私は自分が住む街に帰る車に乗り込む前に
きみを見送っている きみは運転席の窓をあけて
優しく微笑む きみの手にそっとふれて 別れを
惜しむ きみの手が 仕事で荒れているのが
痛いほど伝わってきて 別れの辛さが更に更に
大きくなって 心に突き刺さる
こんなにも 辛い恋だけれど それでも きみに恋していることに
後悔はなく 大きな喜びを実感している
大切な大切な きみ を そっと 心のなかだけで 抱きしめる
