こんにちは！

アドラー心理学と探求学習で

未来の世界で活躍する人財を育成する専門家

ぞみーです。

年度末は忙しい・・・

いろいろバタバタとしています

そんな中ですが、

とても読みたいと思える本に出会ったので

土日で一気に読んでみました。

こちらの、野本響子さんが書いた

「子どもが教育を選ぶ時代へ」。

子どもが教育を選ぶ時代へ (集英社新書)

Amazon（アマゾン）

924円

野本さんはお子さんの教育のために

マレーシアに移住され、そこで見聞きした

マレーシアの教育事情についてSNSや本で

発信してくださっています。

この本では、

日本の現在の教育への問題提起から始まり、

マレーシアでの教育事情、

これからの日本で取り得る教育の選択肢

などについて書かれていました。

日本の公教育に対して疑問を持っている

私にとってはものすごく興味深く、

ためになる一冊でした！

長男を日本の公教育に行かせるのではなく

積極的不登校という形で

オルタナティブスクールに

通わせている我が家。

幼児期から好奇心旺盛な長男の

個性を潰したくないと思い、

既に野本さんが仰るアーリーアダプター

として走っております

でもそのオルタナティブスクール、

中学がないんですよね！

だからまだまだ一年生なので先の話ですが、

「中学受験か・・・？せっかく公教育の学びと違う、IBに近い子供達の探求心を大切にした学びをしているのに・・・？」

と漠然と考えていたんです。

でもこの本を読んで、

私もまだまだ日本の教育の枠でしか

考えられてなかったんだな

と実感しました。

マレーシアでは華人向け学校やIB式インター

英国式インター、ホームスクールなど

様々な学校があり、

子供がそこに合う合わないで転校を繰り返す

なんてしょっちゅうあることらしい

しかも、全く学校に行かずに

インターネット上の様々な無料講座などを

駆使して自学するという子もいるそうな！

日本の常識では考えられない

教育の世界ですよね。

でもね、私もこれが今後の世界の教育の

スタンダードになっていくのでは

と思うんです。

野本さんも書かれていますが、日本でも

英国式インターが相次いで開校したり

不登校を認めるという法律が施行されたり

徐々に変わってきています。

そんな中、変えていくべきなのは

親のマインドですね

SNSを見ていると、まだまだ旧来の教育の

考え方で良かれと思って子供達に

介入している親の多いこと

野本さんも最終章で書かれていますが、

未来の世界で必要になってくるのは

「学び続ける力」

なんです。

そして、その力をつけていくには

親が主導した学びを続けるのではなく、

子供の興味関心を尊重した学びをサポートすること。

そのためには、

子供を一人の人間として尊敬・信頼し

勇気づけながら見守る

というアドラー子育ての考え方が

ぴったりなんですよね。

我が家も親があれこれと中学どうしようと

考えるのではなく、選択肢は提示しつつ

子供達が選ぶのを見守っていくべきだ

と想いを新たにしました

子供の教育について真剣に考えている

親御さんは、一度ぜひこの本を

読んでみることをお勧めします。

今までの常識とは違う、

未来の世界につながる教育について

よく理解することができますよ

そして、

学び続ける力をつけるには家庭でどう取り組めばいいか知りたい！

と思った方は、

ぜひ私のブログやセミナーへ

野本さんが仰る教育を

日本の家庭でやるにはどうしたらいいかを

試行錯誤しながら発信しています

最後に野本さん、非常に興味深くためになる

本を出版してくださり、

ありがとうございました！

♡ ぞみー ♡

大手IT企業フルタイムワーママ。2014年・2017年生まれの兄弟育児中。24歳で結婚・出産し、育児に悩む中でアドラー心理学に出会う。仕事と子育ての合間に子育て関連本100冊以上を読破し、「愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILE」のリーダー資格を取得。（SMILEについて詳しくはこちら）長男の小学校入学を前に公教育への疑問を持ち、長男は小学校受験をしてオルタナティブスクールに進学。「アドラー心理学 × 探求」という新しい教育のカタチを広めるために活動中。　→さらに詳しくはこちら

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子供の教育を真剣に考える親なら読むべき一冊。「子どもが教育を選ぶ時代へ」