一昨日、大牧温泉するのに上越新幹線に乗った。


大牧温泉は富山県庄川沿いにある一軒宿で交通手段が船しかないという陸の孤島で有名なホテルだ。


それだけに人気もあるが、なにせ一軒宿なので、団体客もそれ程多く受け入れることもできない。今回はツアー客14名と少数精鋭だ。


上越新幹線は定刻通り越後湯沢駅到着、そこから我々は特急はくたか号に乗り換えて富山駅に向かうはずだった。


しかし、日本海側を襲った最強クラスの寒波は上越地方に多大な影響を与えていた……。

我々が乗るはずの特急はくたか号は、雪のために越後湯沢駅に到着すらできずに途中で立ち往生しているという。


JRのアナウンスでは間もなく到着するとのことだが、それを信じて待つこと2時間!列車が到着する気配はまったくない!

もはやJR自体も状況を把握できない様子で、これ以上待つこともできない!


というのも宿泊する大牧温泉の宿への交通手段は船しかなく、庄川を30分上がって向かう航路は暗くなってしまうと危険な為、遅くとも16時30分までには船着場に到着しないと船はだせないと連絡があったからだ。


俺は会社に連絡して急遽、バスをチャーターしてもらい、そのバスが越後湯沢駅を出発したのが12時ちょうど……。

はたして4時間30分で越後湯沢から富山県砺波まで向かうことができるのか?

関越道湯沢ICから北陸道砺波ICまで現段階での所要時間を携帯で調べたら5時間30分という絶望的な数値が出た。


それでも、行くしかない!


急遽やって来たドライバーも困惑顔だ!

バスは高速道を上がるが、圧雪路で雪降りでは思うように走ることもできない。

しかも、要所要所で除雪車が入る為、少し走ってはノロノロ、また少し走ってはノロノロといった感じで、タイムリミットに間に合いそうもない!


このまま富山まで行っても、船に乗ることができなければ今夜は宿無し!

お客さんを路頭に迷わすことになる。

絶望感が俺に重くのしかかる……。


しかし…神風が吹いた!


長岡辺りから晴れ間が見え始めた。

路面に雪もない!

バスはスピードを回復してきた!

北陸道屈指のトンネル地帯も味方してくれた!


気がつけば船着場到着16時20分!


間に合った!


ドライバーさんありがとう!


宿泊した、大牧温泉は噂にたがわぬ素晴らしい宿だった!
昨日は奈良での散策を終えて大阪泊まりだ。


何故かユニバーサルスタジオジャパン近辺のホテルに泊まるのに、USJが閉園近くにホテル到着という行程。


ホテル到着が遅いとはいえ、シティウォークなどまだまだ街は賑やかだ。ネオンがまばゆいばかりに光輝いている。


俺も街に出かけて艶やかな雰囲気を楽しんでいた。


街はおもちゃ箱をひっくり返したような騒ぎで老若男女、皆…童心にかえっているような笑顔がこぼれる。


ふと、目の前にステージが現れる。

そのステージには若いカップルが仲良く立っている。


そのカップルと目が合う。二人は俺に向かって笑顔をふりまいている。


知り合いか?


俺も満面の笑顔で返す。


次の瞬間、俺の後方からフラッシュがたかれた……。


二人は自動撮影で写真を撮っていたのだ……。


二人の思い出は、いかつい男の後ろ姿となった……。
zomenoyaさんのブログ-101127_1430~01.jpg

自然は人の心を解放させる……。


先日、そんな自然を堪能できる渓谷近くに泊まった。


その渓谷には列車やバスを乗り継いで向かうのだが、そこへ近づくにつれ…人々の気持ちも開放的になってくるようだ……。


山間を走る列車に露天風呂から裸で手を振るおじさん達……。

吊橋をキャッキャとはしゃぎながら渡るおばさん達……。


自然に触れることで人は何か…赤子が母に抱かれるような安堵感を得るのであろうか?……。


そんなことを思いながら俺も渓谷のハイライトへ歩いて行く。


少し歩くと渓谷へ向かう一本道に小さな橋が架かっている。


橋のたもとには何かがモサッと載せてある。


なんだろう?

よく眼を凝らして見ると……ウィッグだ!


何故…こんな所に……。


そよ風のいたずらか?


決意のカミングアウトか?


そのウィッグは橋のたもとにしっかりと根付いていた。


自然は人の心を解放させる……。