下世話な二大報道 | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


え~、決してどうでも良すぎる駄文をダラダラ書くほど暇な訳じゃないんですが、久々に世間を騒がせてる下世話な話でも取り上げてみようと思います。
もうタイトルで大方の想像はつくかと思いますが。

さて、年明け早から芸能界の二大ニュースが世間を賑わせてますな。
そうです、SMAP解散危機報道と、ベッキーの不倫騒動・・・この二つ。
結論から言えば、全く以ってどーーーでもいい話ではあるんですがw、世間が踊らされまくってる様子が滑稽すぎて憐れなので、理屈で物を考えたらどうなるのかをですね、少し書いてみようかなと。
やる事一杯あるのに駄文で時間を無駄にする感じでアレかも知れませんが、一昨日ぐらいからデータ整理というか、外付けHDDのデータ移行が主な作業になってるんで、重たくなる作業がほとんど出来なくてですね、だったらテキスト打つぐらいにしとくべかな・・・みたいな。


◆ベッキーも女になりました

さて、まずは・・・ベッキーの方から。
ご存知の通り、ベッキーと言えば今までスキャンダルの無いクリーンなイメージで、しかも、誰の目から見ても器用にあらゆる仕事をこなし、抜け目の無い印象を与え続けてた大人気タレント。
それだけに今回のスキャンダルが際立って大きく報道された訳なんですが、このスキャンダルを俯瞰で冷静に見るとどうなのか・・・です。

スキャンダルの概要は、現在31歳、未婚で結婚歴も無く、信憑性の高い恋愛報道もほぼ皆無だったベッキーが、『大人気ミュージシャンと不倫関係にある』 という記事が週刊誌にスッパ抜かれてしまったというもの。
相手の男性は、売れっ子バンド 『ゲスの極み乙女。』 のメインとも言えるボーカル&ギター担当の川谷絵音こと、川谷健太氏、27歳。
週刊誌によると、川谷氏はブレイク以前から交際していた女性昨年7月に入籍したものの、その事実を告げずにベッキーとの仲を深め、後になってベッキー本人には既婚している事実を伝えたという。
又、川谷氏は結婚の事実をファン等にも公表しておらず、週刊誌の記者に対しても結婚の事実を否定。
妻の名を出して言及した記者に対し、「名前は知っているが、友人に過ぎない」 と回答し、結婚の事実をあくまで隠そうとしたという。

週刊誌によりスキャンダルが公になると、早急にベッキーは動きを見せ、質疑応答は無しという前提での謝罪会見を堂々を行った。
明らかな緊張と動揺を見せた会見の中、ベッキーは自らの口で週刊誌報道の一部を認めたものの、川谷氏との関係は 「あくまで友人の一人」 として恋愛関係を否定した。

・・・という事で、ご存知の通りの一大スキャンダルへと発展してしまった訳だ。
ちなみに、週刊誌報道の詳細については、俺もそのもの自体に目を通していないのでニュアンス等は解らないが、『この正月には長崎にある川谷氏の実家へベッキーを連れて行った』 という事については、ベッキー本人が会見の場において事実だと認めている
この部分に関しては、一連の報道の中で最も要となる事実だろう。

さて、ここで少し俯瞰の視点で検証してみます。
まずはベッキーがどういった人物なのかを再確認してみると、彼女は日本と英国のハーフで、幼い頃から芸能界に入る事を目標に努力してきた人です。
性格は基本的に真面目で、その実直さはTVでの活躍を見ているだけでも明らか。
タレント活動をしながら大学の経済学科を卒業しているだけではなく、学歴の面だけではない頭の良さ、回転の良さも窺い知れます。
非常に計算高い点も彼女の特徴と言え、売れっ子になった後の事を想定して仕事を選んだり、根も葉もないスキャンダルに振り回されない様に警戒し、公私共に迂闊な立ち振る舞いを避けるタイプの人物です。
であるからこそ、今回のスキャンダルは意外性が高かった訳なんですが、上記した性格やスタンスというのは、当然ながら 「良くも悪くも」 という大前提が付きまとうものばかりです。
つまり、真面目さや実直さ 「つくべき嘘でもつきたくない」 という頑固さに繋がったり、極端にクリーンな印象での立ち振る舞いというのは、『ディープな人間関係の経験不足』 『リアルな恋愛観への無知さ』 を裏打ちする事でもある訳です。
要するに、ベッキーという人は、『とても好印象だけれども、知識や経験に極端な偏りがある人物』 だという事です。
言うなれば、「鉄壁のガードを誇りながらも、懐に飛び込んでしまえば赤子同然」 みたいなもんですかね。
このタイプはルールやセオリーを重んじて生きているので、常人が苦手とする変則的な攻撃への防御は完璧なものの、ルールやセオリーに沿う形でジワジワと攻撃されると呆気ないんですよ。
つまり、自分が重きを置いている部分で理責めされたりすると、そこは否定出来ずに受け入れざるを得なくなるんですな。

では、相手側である川谷氏はどんな人物なんでしょうか。
正直、メディアに登場する様になったのも比較的最近の事だし、ベッキーの様にマルチな活動をしてる訳でもないので、情報は物凄く少ないのが当然。
解る範囲は、いわゆる近年流行っている 『インテリ系アーチスト』 の一人で、大学院まで通っていた理数系のインテリだという事ぐらい。
情報と言うには少なすぎるほど少ない情報なんですが、この事だけからしても凡そ想像がつく事はあります。
まず、極めてインテリであり、しかも理数系だという事を踏まえると、まさにベッキーの様なタイプは翻弄されてしまう可能性が高い訳です。
単純に学歴の点からしても平均より知識量は多く、いわゆる 『そこらのバカ』 とは全く違うでしょうし、頭の回転が早く、特に説得力の部分などで話術に長けた人が多いタイプです。
得意分野や興味のある事柄に関してズバ抜けた努力や才能を認められ易い反面、それ以外の事柄に関しては驚くほど無知な事も多く、一般常識的な情報や知識すら持ち合わせておらず、その事実に対しても 『自分主義』 を持ち出し、指摘され続けたところで一向に見直さない傾向も多く見られます。

ハィ、こうして当事者二人の大体の人物像を比較すると、どこか共通点があるというか、知性的であったり、マイペース故の頑固さを持ち合わせていたりと、重要なポイントで似ている傾向が見受けられるんですね。
無論、似た者同士は気が合うか反発し合うかの両極端なので、気が合えば親密さも一気に深まるでしょうし、『同士感』 みたいなものが恋愛感情と結び付く事も当然あり得ます。
ただ、問題なのは今回の二人はどちらも公人であり、どちらも今まさに旬の売れっ子だという点ですよね。
個人事務所で細々とやっている訳じゃないので、どちらの背後にも数多くの 『大人達』 が絡んでいますし、当然ながら大金も動いてます
そうなれば当事者間の恋愛感情がどうだとかは二の次、三の次に決まってます。
むしろ、一夜の過ち的に遊んでくれるぐらいの方が、事務所的にはよっぽど助かるってのが本音でしょう。

さて、今回のスキャンダルで一番問題なのは何なのかです。
結論から言うと、一番の問題は 『恋愛に疎いベッキーが本気で惚れてしまった』 という事じゃないかと思います。
しかも、真面目なベッキーは(恐らく)嘘をつきたくないが故に川谷氏の実家へ行った事も認めてしまった。
ひょっとしたら、彼女の中に 「気持ちの面では何一つ悪い事なんてしてないんだから」 という強い意思が働いてしまったのかも知れませんが、明確に 「付き合ってます」 と言えない以上、そこはわざわざ自分から事実だと認める必要は無かったでしょうね。
いや、余計な事だというのは、恐らくベッキー自身もバカじゃないんで解っていたんだと思うんですよ、多分。
でも、そこを堂々を言い切る事で、自分に対しても、相手に対しても、マスコミに対しても、周囲や世間一般に対しても 『私は嘘つきじゃない! 堂々と生きている!』 と示したかったんだと思うんです。
つまり、詳細を語れる状況にはなくとも、「出来得る限りは ''正々堂々'' であるべきだ」 ぐらいに考えた結果だったんじゃないでしょうかね。
もっとも、仮にそうだとしても、やってる事は自分本位だし、それこそお子ちゃま 『ションベン臭い正義』 でしかありませんが。

要するに、ガキなんですね、両者共
特にベッキーはお子ちゃま過ぎるほどお子ちゃまなんでしょう。
世間知らずというか、真正面からぶつかる事が絶対的な正義だとでも思い込んでいるんですね。 いや、別に悪口でも叩きでもなく、極めて俯瞰で見た客観的な結論です。
自分にもそういう時期があったし、痛い思いも(特に恋愛においてはアホほどw)充分して来てるので、取り立てて人としてのベッキーを否定したりはしません。
むしろ、『誰しもが通る道』 ぐらいに思ってるけども、公人ってのは我々と明確に立場が違うので、その点を踏まえたら決して擁護をする限りでもないのかなと。
っていうか、ベッキーに関してだけ言えば、今回の件で少し見直した部分の方がデカいんですよ、個人的には。
つまり、『人を愛する』 という点では非常に解り易く健全に自分を見失った様なのでね、愛を知る者としては好感が持てます。

先に今回のスキャンダルでの一番の問題点を挙げましたが、「一番悪いのは誰か」 という話になれば結論は当然違ってきます
一番の悪党は、当たり前に相手側である川谷氏ですよ。
彼がベッキーよりも対応が遅かったであるとか、事実を無理に隠し続けた挙句の事だとかって悪く見てる人も居るでしょうが、俺的にはそんなの大した問題じゃないんです。
問題はそこじゃなく、ベッキーという子がどんなタイプの人なのかどれぐらいお子ちゃまなのかという部分、絶対に川谷氏は把握した上で親密になったであろうという事なんですよ。
「見てないのに解るのか?」 って言われたら確かに見てはいませんが、相手のツボを心得た上でより惚れさせた事ぐらいはフツーに解ります。
それが汚いやり口かどうかは置いといて、相手がベッキーだったらそうなる気持ちも解りますよ、男として一応w
ただ、「お前は今それやっちゃダメな立ち位置だよな?」 って事じゃないですか。
相手が売れっ子のベッキーなら尚更ダメな事ですよね、ある意味。

まぁ、ワイドショーとかでも散々語られてるんでしょうが、どんな事情があるにしろ、事実上の既婚者である川谷氏は、『どんな女性にも決して手出しをすべきではない時期』 ですよね。
それはベッキーだからじゃなく、相手が全く無名の素人さんでも同じ事。
新婚だけど夫婦関係は既に破綻してるとか、そんなの知らねぇよw
ってか、知ったこっちゃねぇし、そんなの結局テメェの都合でしかねぇだろ、ヴォケ!
・・・ですよねw

いや、前々から何度もコメントしてる様に、俺自身は必ずしも一般的に不倫やら浮気やらとタブー視される行為が 『絶対的な悪』 だなんて決して思ってないし、自分自身も事実上の不倫関係に身を置いた事はあるんでね、一概に責める気もなければ、強く言えた義理じゃないですよ、本来。
でも、「自分や相手が公人だったら」 なんて考えたら、どうしたって一般人同士の不倫とはまた訳が違うってギアを切り替えますよね。
ハタチやそこらの小僧っ子ならまだしも、三十近くなって社会的な立場も得て、それでまだガキみたいな恋愛ごっこをしてたら痛い目にも遭うでしょうよ。

浮気にしても不倫にしても、もっと言えば世の中のタブー全てにおいてそうかも知れないけど、表面的な部分だけ取り上げて第三者が叩くのは簡単なんです。
それは結果主義的な社会の表れでもあるんだけど、物事って結果が全てではない訳で、むしろプロセスだったり詳細を紐解かないと真相は知り得ないんですよね。
例えば、俺自身が過去に経験した不倫というのも、表面的には 「不倫関係」 という一言で言い切れてしまう
でもそこには、傍から見ただけじゃ決して見えない背景や事情があった訳です。
当時の俺自身のメンタル的な問題が一つ、彼女の肉体的な問題が一つと、仕事面での問題が一つ、そして、己のプライドだけの為に離婚に同意しない旦那という問題が一つ。
物凄くザックリ言っただけでもこれだけポイントとなる問題があった訳で、そういったあらゆる事情を踏まえた上で知り合って、最初から恋愛を前提とせずに親密になった結果事実上の不倫関係になってました。
それはね、ほとんど結果論的なものでしかなかったです、俺の場合。
無論、最初から旦那や女房以外のパートナーを求める目的で他人と関わる人も居るだろうけど、それもこれも一括りで 「不倫」 と片付けてしまう事がそもそも乱暴な話ですからね。
まぁ、タブーなんで大方そんなもんで、単純なアホほど簡単に物事を結論付けてしまうってだけの事なんです。

んで、単純に結論付けられないという前提で考えたとしても、川谷氏の言動には筋が通らない点が目立ちますよね。
仮に不倫自体を肯定的に捉えて見たとしても、単に恋愛の衝動だけでは理屈が成り立たない事を彼はしてます。
婚姻関係にケジメをつけておらず、言わば離婚でモメる大前提にありながら、その状況下で 『付き合えば相手側に多大な影響が出るのは明白な人』 と親密になり、わざわざリスクを冒してまで、遠方の実家に事実上の 『不倫相手』 を正月に連れ帰るとか・・・それはもう、そこらの大バカでもしないバカな振る舞いですよ。
「それにノコノコ着いて行くベッキーも大概だ」 って意見もあるでしょうし、それはそれでその通りではあるけれども、恋愛に疎い子がマジ惚れしてしまえばそんなもんです
特に女の子なんでね、そもそも理屈より感情を優先する女脳ですから、恋愛に未熟なら尚更抑えは効かないだろうし、感情原理主義wみたいになって自我を失った可能性は大いにあるでしょう。
少なくとも、これまでみんなが知り得たベッキーならしそうもないであろう事を、今回は自ら露骨にやっちゃってる訳ですから、それは恋愛で麻痺しちゃった結果だと考えるのが妥当じゃないですかね。

という訳で、スキャンダルそのものはどう決着するのか知りませんが、今回みたいな事の影響で、今後のベッキーが黒柳徹子みたいに半ば妖怪化しないかちょっと心配ですw
ってか、女の子は知り得る限り人生かけて恋愛してたりする人が多いみたいなんで、そこまでの価値がある 『恋愛』 なんてもんは存在しないって事に早く気付いて欲しいもんです。
人を愛する事と恋愛はイコールじゃないという意味でね・・・って、どうせ通じないだろうけどw

それよりですね、今回のスキャンダルでLINEのやり取りってのが出て来てたけども、あれこそが一番のスキャンダルですよねw
内容どうのより、あくまで個々でのプライベートなやり取りが表沙汰になるって、それ以上の恐怖は無いっすわ。
まぁ、ソース元は限られてるんで知れてますが・・・それは一番やっちゃダメっていうか、不倫よりよっぽどダメじゃねぇの?って誰か言おうよw

あと、これは完全に余談ですが・・・ってか、これはこれで記事として何度か書こうと思った事のあるテーマなんだけど、あれですよね、いわゆる 『DV被害に遭う女』 とか 『恋愛トラブルで殺される女』 みたいなのが近年多い気がするけど、加害者側にある 『絶対的な悪』 が言及されるのは当然としても、『被害者が被害者に至った要因』 ってのも充分に検証して言及されるべきよね。
暴力や殺人みたいな事を肯定こそしないまでも、そうさせてしまう言動の方が実質的には問題だと思うし、煽る様な態度で平穏に事態が収束する訳がないんだから、『結果的に淘汰されるバカ』 にならない様にすべきじゃないでしょうかね、まず。
いや、他人のLINEのやり取りとかリークなんぞするタイプ、いつ殴られたり殺されてもおかしくないだろうな・・・と、そう思っただけです。
そういう奴って、必然的に嫌われたり距離置かれたりするんじゃないの?・・・っていう。

まぁ、アレですね、物凄く下世話ながら真理をつくと、どう転んだにせよ、ベッキー抱けたらそれだけで100%最悪って結論にはならんよな・・・ですねw
別にそこまでベッキーが好みじゃない俺でもそれぐらいは思います、ハィw


◆SMAPはまだまだ売れ線

さて、次はSMAPの解散報道
これまたデカいニュースとして巷を騒がせてますが、概要さえ見えてしまえばさほど珍しい話でもないというか、常識的に考えればどう転ぶのかなんて見え透いた話です。
ただ、どんでん返しが絶対に無いって話でもないので、その辺りは懸念すべきところだろうけど。

まず、『SMAPがいかに大きな存在か』 言わずもがなですね。
80年代のアイドル全盛期を過ぎて以降・・・「光GENJI以後」 と言った方が解り易いけども、日本の芸能界において一番安定的に売れたアイドルグループですよ。
そして、時代の流れに置き去られる事もなく、今現在も人気グループとして認知されてます。
事務所はあの最大手、ジャニーズですね。

メンバーが個々の活動をする様になってからも、グループとしての活動を休止させるでもなく、相変わらず冠番組をしっかり継続させてる事だけ取り上げても、SMAPはまだ充分に商品価値があると言えるでしょう。
そう、肝心なのは商品価値という部分です。

アイドル全盛期、各芸能事務所がアイドルを次々にデビューさせ、芸能界は今よりずっと華やかに映りました。
10代でアイドル活動、20代で女優や歌手などの専属的な方向に転身させるのが常識だったアイドル業界ですが、大人数グループとして人気を得た光GENJIで、やはりその流れが大きく変わったと言えると思います。
要するに、大人数であるが故、グループとしての存続により困難が生じ易く、又、解散以後の身の振り方についても、個々の実力や才能に激しい格差があった為、勝ち組と負け組の様に明確な違いが出てしまった訳です。
フロントマンとして目立っていた諸星や大沢は今現在も生き残り、他のメンバーはたまに見かけるという事すらなくなってたりしますね。

さて、その辺りでSMAPはどうなのかと言うと、前述した様にグループとしても個別でも比較的安定して仕事をしています
無論、個々の実力差は素人目からしても明らかだし、個別で仕事をしているからといって、必ずしも適性にそぐうものだとは言えませんよね。
それでも、現実に仕事があるという事は、それだけで充分に価値を裏付けてるという事。
そこは芸能人として一番重要です。

では、SMAPが解散したらどうでしょうか。
司会業などで引っ張りだこ中居君はまず一番の安全圏でしょう。
俳優業が多く、歌の面でも一番の才能を持つキムタクも安全圏と言えます。
わりと脱力系キャラとしてバラエティなどで活躍する香取も、カラーは強く、全く考えずにのらりくらりしている様で、実は意外と考えた立ち振る舞いをしてるのでまだ安全圏だと思えます。
緩すぎるビジュアル系とも言える稲垣は、個性としては非常に際立ったものを持っているにも関わらず、その活かし方を全く理解していない様子。
一貫したマイペースさもSMAPメンバーとしてなら許されるところでしょうが、完全にピンならどう考えても辛い。
直感主義的な部分は人として否定するものではないにしろ、競争社会の芸能界においては全く不向きで期待値も下がりますし、彼は芝居や歌の面でも全く才能が窺えず、本来長所であるはずの個性がむしろ邪魔になり、タレントとしても業界的には使い辛いでしょう。
草彅はキムタク同様に俳優業をコンスタントにこなし、バラエティなどでも個性を発揮して活躍しているものの、どちらに関しても非常に中途半端
見た目的には一番普通に見えて、ズバ抜けて変人でぶっ飛んでいるのが草彅なので、個性という意味では最も強いカラーを持っているものの、彼もまた直感主義なのでセルフプロデュースが全く出来ないタイプ。
恐らく自分の中では充分に考えて動いているつもりなんでしょうが、そもそも思考型の人間じゃないので、極めて浅い考えまでしか及ばない・・・というか、浅いという自覚が無いので、ちょっと考えた事で満足して更に深く考えたりしないんですね、多分。
無論、そういった性格や人間性は役者としての演技にも影響するので、見た目的に変人や狂人のオファーが少ない草彅にとって、本質の中に無い 『普通の人』 を演じても違和感が出てしまう訳です。
何よりもそういった事を自覚していないのが致命的なんですが、彼は自分でそれに気付くタイプではないし、指摘されて真に受けるタイプでもないのが極めて痛いんですね。

という訳で、個々の活動について客観的に捉えてみると、SMAPで絶対的な安全圏に居るのは中居とキムタクの二名だけだと言えます。
香取はわりと安全圏でありながら、ちょっと自分の中だけで考え過ぎてしまう傾向が見受けられるので、下手すると大きく脱線する可能性はありますね。
そして、稲垣と草彅という 『考えない二人』 は困りもの。
どちらもダメだとは言わないものの、SMAPという足場が突然無くなると厳しい二人なのは間違いないでしょう。

といった事を踏まえてですが、SMAPは再三言う様にまだまだ人気グループです。
つまり、商品価値があります
もっと言うなら、「まだ容易に億を稼ぎ出せる大人気商品」 なんですね、落ち目だなんだ言う輩がどれだけ居ようと。
この事実は今回の騒動において最重要ポイントです。

芸能界というのが厳しい競争社会な事ぐらいは誰でも知ってます。
特にアイドル系は同じ事務所内でも競争があるぐらい混沌としてますよね。
そういった状態は昔から変わらず、今現在も今後も同じでしょう。
そんな状況下で、明確な商品価値のあるアイドルを作る苦労というのは計り知れません。
コストも掛かれば努力も必要で、多少の無理も必要とされたりするでしょうね。
で、それだけの事をしても売れない商品は売れないので、見事に人気を得たアイドルというのは、一般の我々が想像する以上に 『貴重な商品』 だという事になります。
それこそ、簡単に億を稼ぐ芸能人を育て上げるなんて容易じゃないし、どこの事務所だって喉から手が出るほど欲しい商品ですよね。

さて、その 『まだ容易に億を稼げる商品のSMAP』 をですね、ジャニーズ事務所が簡単に手放したり潰したりするでしょうか
確かに今現在の稼ぎ頭はSMAPよりも嵐になってるかもですが、それでもまだ最前線で活躍出来るSMAPを投げ捨てるほど、芸能事務所ってのはバカじゃないですよ。
しかも、前述した様なピンでの資質や才能なんてのは、素人の俺なんかより遥かに芸能事務所の方が的確に把握してますからね、SMAPを解散させればどうなるのかどれだけリスクを負って、どれだけの損失になるのか・・・みたいな事ぐらい瞬間的に解るはずです。
要するに、内々のどういった事情があるにしろ、犯罪絡みでもないのに人気商品の価値を無くす真似なんて、売り手側の芸能事務所は絶対にしないって事です。
それは内部事情どうの以前の問題で、社会の仕組みであり、経済のセオリーってもんです。

ハィ、そんな訳で、とりあえず 「SMAPの解散は最初から全然現実的じゃない」 という事だけはここで明確にしておきます。
勿論、あくまで常識的な考えにおいての見解ですがね。

そもそも今回の騒動というのは、ジャニーズ事務所の内部抗争が発端と報道されてます。
SMAPの実質的な育ての親とも言える女性、チーフマネージャーの飯島氏2月に独立する段階で、SMAPを含めた 『ジャニーズ事務所の商品』 何名か引き連れて退社するのではないか・・・っていう報道がきっかけでした。
SMAPのメンバーは4名が飯島氏と運命を共にする意思表示をしたものの、キムタクだけはジャニーズ残留を告げ、それに伴ってSMAPは実質的に解散を余儀なくされる・・・というもの。
いやぁ・・・笑っちゃうぐらい発想が安直

え~、まず、飯島さんというチーフマネージャーが退社するのは事実だそうで、彼女がSMAPメンバーを含めた売れっ子ジャニーズタレントの一部にとって大恩人に当たるのも事実だそうです。
但し、独立して芸能事務所を立ち上げる構想があるのかどうかは知りません。
そこは直接本人が動かない限りは解らないし、仮に事務所を立ち上げるのだとしても、そのタイミング次第では直ちに現役アイドルを引き抜く方がリスキーになるので、普通に考えれば退社もしていない段階から勧誘するほどバカではないと思います。
っていうか、やり手チーフマネージャーってぐらいなら、そんな安直に動く訳がないというか、いくらなんでももっと巧くやるだろとw
その安直さがマスコミお得意の情報操作なんですよ、要するに。

んで、前述しましたが、売れっ子アイドルは 『貴重な商品』 であり、簡単に育て上げられるもんじゃない訳ですが、そんな極めて当然の事ぐらい、業界人の飯島氏は言わずもがなで承知してる訳です。
なら、そんな貴重な商品をですね、自分の独立と同時に連れ逃げなんてしませんよ、普通。
それやっちゃったら泥棒と同じですから。 大体、芸能界ってのは裏じゃ結局ヤクザな世界で、実際、ヤクザ者が堂々と仕切ってる事務所もあるし、直接ではなくても間接的には絶対にヤクザと繋がりはあります、興行も絡むので。
という事は、基本的には仁義の世界というか、わりと明確なルールがあって、それを無視してやってけるほど甘い業界ではないんですよね。
そんな御法度なルールの一つに、『連れ逃げ禁止』 なんかがあります。
ホストやホステスが居る飲み屋も同様だし、美容院なんかでも同様で、自分お抱えの固定客がいくら居ても、系列外に店を変えるなら、今までの客をそのまま引っ張ってくのはルール違反なんですよね。 要は、飯島氏の様に独立する人は当たり前に居る訳で、実際に同じ業界内で新事務所を立ち上げる人も多い訳ですよ、昔から。
で、そういう事が繰り返されると、中には元々の事務所からタレントを連れ逃げやら引き抜きする輩が出て来る訳で、そういうルール無用の奴がどうなるかと言えば、当たり前に業界全体から潰される訳ですよね、あらゆる手段で。
じゃあ、飯島氏が本当にSMAPを連れ逃げしたとしたら、飯島氏の新事務所はどうなるでしょうか?・・・という話。
いくらSMAPが人気グループでも、そういう御法度を簡単に見逃す業界じゃないですからね、芸能界とか興行の世界って。
当初そこそこの稼ぎにはなるとしても、極めて立ち回り辛い状況下継続的に仕事を貰うのは無理でしょうから、飯島氏の事務所は干されますよね、実質。
あるいは、ある日飯島氏が不審な死を遂げる・・・なんて可能性もフツーにある。
いや、大袈裟じゃなく、そういう事もあり得る世界ですからね・・・人気商品ですら、自殺や事故で死んだ風に処理される事もあるんだから、裏方なんてよっぽど簡単ですよね。

ハィ、これで飯島氏の意図的な連れ逃げ計画って報道にも疑わしさが出ましたね。
そうなんです、少なくとも業界をよく知る飯島氏が連れ逃げを画策したとは考え辛く、もし実質的に連れ逃げ騒動となる様なゴタゴタが内部であったんだとすれば、それは飯島氏本人による画策ではなく、第三者かタレント側からのアプローチが火種になった可能性が高いですね。
「飯島さんが独立するんだったら、僕も飯島さんの事務所に移りますよ。 他のメンバーも多分同じだと思いますよ?」 とかなんとか、ロクに後先考えずに発言しそうなのが居るじゃないですか、草彅とか・・・w

とにかくですね、業界的に絶対マズいって事を飯島氏が堂々とする可能性は普通に考えて低い
但し、タレント側からのアプローチはあっても不思議じゃないし、仮にそれがリスペクトを込めた表面的なものだったとしても、事務所の上層部に噂として伝われば大問題になり得るんですよ。
「あなた、ここ辞めて自分のトコでSMAP使おうとしてるんだって?」 なーんて問い詰められたら、飯島氏がいくら否定したって事務所内では大騒動になるし、その話が外部に漏れてもおかしくはないですわな。
で、そんなこんなで上層部が事実確認の為にSMAPメンバーと個別面談したら、明確に事務所に残る意思を示したのはキムタクだけで、他は 「恩返し的に飯島氏に着いてくのもアリかも?」 ぐらいの返答をしたんじゃないのかなと。
無論、タレント側はそもそもそこまで深刻な話とは捉えてなくて、単純に 「飯島さんが事務所作ったら移る気あるの?」 っていう質問に答えただけかも知れない訳で・・・まさかクーデター騒動になるなんて考えもせず答えた可能性は大いにありますよね。
それだけにメンバー間でも 「なんでそんな浅はかに答えたんだ!」 的な口論はあったかも知れないし・・・特に理論派のキムタク辺りはメンバー叱り飛ばしてそうよね。

とまぁ、こんな感じで今回の騒動に至ったと俺は推察しました。
常識的に考えれば、大体こういった感じにしかなり得ないんですよね。
まぁ、実際はどうか知る由もないし、それこそ大どんでん返しでホントに解散するかも知れないけど、情報操作しまくって火を油注ぎまくりのマスコミには踊らされない様に・・・っていうね。
そもそもアレですからね、仮にメンバーが各々で別事務所に移籍したとしても、SMAPって名称はジャニーさんに権限がある事なんで、ジャニーさんが 「いいよ、YOU達そのまま使っちゃいなよ」 って言えば、いくらでもSMAPとして活動は出来る訳ですよね。
つまり、メンバー移籍疑惑がイコールで解散報道になるって、それこそまさに情報操作の解り易い例ですよね。
俺がジャニーさんなら、仮にメンバーが移籍したとしてもグループ活動は続けてOKって言いますよ、ビジネス的には儲けさえ出せば問題は無いんだから。
結局、解散報道自体が最初から悪意のある過剰表現なんですよ、マスコミの。
マスコミはホントにチンピラ同然のクズだらけなんで、こういった報道に関しては特に真正面から受け止めちゃダメですよね。
概要だけ解ったらそれで充分で、あとは常識的に考えたら推察も出来ます。
どうせ結果は当事者次第なんだし。


さてさて、今回は芸能界の時事ネタ二つを取り上げてみました。
アレですよ、難しく考えるべき事が皆無に等しいネタなんで、普段より楽チンで書けましたよw
しっかし日本は平和ですな・・・。

「スマップメンバーが今回の騒動を謝罪。スマンスマン。」
とか、デーブ・スペクターがTwitterで呟く予感が早くもしていますw


最後、物凄く余談。
キムタクって、なんであんなに女性ウケが悪いっていうか、まともな評価をされないんだろうね。
いや、別に俺が大ファンとかって事でもないんだけども、SMAPが有名になって以後、今までで耳にしてきた評価の中でね、キムタクほど過度に低評価されてる奴も珍しいなと。
まぁ、そんな典型がウチの姉貴だったりするんだけど、「役者やってもいつも同じじゃん」 とか言うのね。
まぁまぁ、確かに指摘はそう的外れでもないんだけどさ、キムタクについて述べるのはそれだけなのよ。
「○○は悪くないけど、○○はダメだよね」 とかじゃなしに、ピンポイントで 「ここがダメ」 っていう指摘しかしない。
言うなれば、「ここがダメ!」 で、「だからダメ!」 っていう全否定w
いかにも女脳と言えばそうなんだけどw、他人を評価する時に好き嫌いの感情論だけしか持ち出さないのは絶対違うし、感情論主体で物言うのも違いますよね。
俺も好き嫌いは比較的激しいし、それこそ芸能人とかはバカだらけで嫌いな奴の方が多いぐらいだけど、こちら側の感情論って対象の才能とかセンスとは別問題じゃないですか。
だから、『嫌い=低評価』 ではないんですよ、基本。
むしろ、認めるべきを認めないと嫌いとも明言出来ないっていうか、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」 で結論付けるのは簡単だけど、それをする事によって自分自身への他者の評価も下がると思うんですよね、確実に。
だって、感情論だけで正義にも悪にもする様な奴なんて、要するにお天気屋で俺様主義な訳でしょ?
自分の感情を根拠に堂々と物言う奴なんて、俺に言わせりゃキチガイ同然です。

そういう意味でも、キムタクは解り易く認めるべき部分が多いタイプの芸能人なんですよ、俯瞰で見て。
彼は自分の見た目の事も把握してるし、歌も演技もセンスと実力を自覚しながらやってますよ。
んで、何よりも努力してますからね、『商品としての木村拓哉』 に対して。
芝居が同じとか指摘するなら、彼以上に指摘すべき専業役者は腐るほど居るし、むしろ日本では個々が常に同じ芝居をする方がキャスティング的に使い易いって面もありますからね。
要するに、ナンセンスというか、評価したくないからまともに評価しないだけなんでしょ?と。
それって単なる感情論でしょ?って事なんですよ。
だったら評価はするなと言いたい訳よね、俺は。
好き嫌いはフツーにして良いだろうけど、評価って別だからね。

まぁ、いずれにしても、キムタクの女子ウケはすこぶる悪いなぁと前々から思ってまして、それがまともな評価ではなく感情論に過ぎないからこそ、「君達の様な人が、世の婦女子全体の評価を下げてるんだぞ」 と常々思ってたりする訳です。
あ、でも、別にキムタクがズバ抜けて凄いとかは俺も思ってなくて、SMAPの中ではダントツに努力と向上心の人だと言ってるだけですので。
むしろ、キムタク以外が努力しなさ過ぎなんだよね、中居君みたいに素に近いキャラを確保してるなら別なんだけど。

って事で、今回は以上。