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- 砂時計 -
恐らくほとんどの人達には解らないであろう感覚。
これは説明したくてもほぼ無理かな。
解る人にはかなり的確なのが解ると思うけど。
- 掌 -
人が孤独を感じる時、まず認識すべきは、それがどこまでの孤独なのかという事。
同志とも言える仲間の存在を意識した時、目の前の痛みがどれ程のもので、自分だけのものであったとしても、周りで支えよう受け止めようとする人達の腕がある事に救いが見えるはず。
必死になって前進しようとする姿が見えるからこそ、人は救いの手を差し伸べようとする。
そこで前進しようとしないなら、誰の助けも貰えるはずがない。
- 笹舟 -
人生は川面を漂う笹舟の様なもの。
いくつもの出来事によって不規則に彷徨い、それでいて流れに逆らっている訳じゃない。
苦難を重ねながらも、笹舟は沈まなければいつまででも漂う。
穏やかな海流に辿り着くのであれば、今やその先の急流にも意味がある。
命に死が、出会いに別れが必然だとしても、その必然を恐れて動かないのは愚か者でしかない。
- 明日天気に -
平坦な印象の文面を意識して書いた詩。
これはどちらかと言うと女の子視点なのかなとも思う。
最初の4行の言葉遊びから広げてった詩だね、多分。
- 手を握る -
人は負の感情に捉われると、あらゆる感覚を閉ざしがちになってしまう。
目を閉じ、耳を塞ぎ、口をつぐんで動かずに泣いていても、それで何が変わる訳じゃない。
立ち直るにしても、助けを求めるにしても、しっかりと感覚を解放してやらなけりゃダメ。
ふと差し伸べられた手を握れるかどうかは自分次第。




