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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


去年の秋、ヘルニアが悪化してヒーヒー言わされるちょっと前、根城にしてた某メタバースが閉鎖する事になった。
今思えば個人的に悪い事の方が多かったんだけども、そこのメタバースは今まで遊んできた場所と少し違って、スタッフとの距離感がえらく近かった。
実際、普段からスタッフの一部の人達はメタバース内にあるオフィスにほぼ常駐していて、俺らユーザーに意見を求めてきたり、その意見を活かしてアイテムなんかを作ってた。

俺は奇抜なカッコをしてたせいで、いつの頃からか変に有名人になってた。
当然、スタッフもその事を知ってて、俺に対する挑戦状みたいにネタ衣装なんかを作ってよこされたりもした。
まぁ、それを受けて立ってた俺も俺だがw

ユーザーの多くはメタバースどころかネット初心者で、チャット慣れすらしてない人ばかり。
当然、そんなメタバースは盛り上がるはずもなく、ユーザー数は減るばかりで、先が長くない事は予想がついてた。
そしてついに閉鎖の告知がされ、そのメタバースは決して多いとは言えないユーザー達に惜しまれながら終焉を迎えた。

閉鎖の少し前、俺は何かしら記念になりそうなものでも作れないかと考えてた。
但し、それほど構えて何かやるのはまた違う様に思えて、ある程度のものと言うか、特別構えずに出来る事でよかった。
で、結果的に決めたのは、曲を作る事。
別にメタバースに関連したテーマで作るって訳じゃなく、単に「あの頃作ったんだよな」と思い出せれば充分だったから、普段と同じ様に思いつきで作り始めた。

そのメタバースはユーザー登録するとブログも使えるトコだったんで、曲を形にしたら記事にUPしようとだけは考えてた。
となると、いきなりボーカル曲ってのもどうかと思って、ギターのインスト曲にしようと決めた。
フレーズさえ浮かべばなんとかなるだろう程度にしか考えてなかったが。

曲は普通、頭からケツまで作ってからレコーディングするもんだが、記念という意味でも少し違うやり方をしてみようと思い、その場で思いついたフレーズを繋げてく即興的な方法を試してみた。
もっとも、時間的に閉鎖までそれほど時間が無かったから、曲の細かい部分を詰める余裕も無かった。
独りセッション的な感じでレコーディングをし、フレーズごとに編集して繋げてく作業。
ただでさえレコーディングはそこそこ疲れるのに、やった事もない方法だったから尚更疲れた。
しかも、全体バランスとか考えて作ってないから、難しい事この上ない作業だった。

結局、とりあえず一曲としてまとまったのはメタバース閉鎖後。
全然練り込んでない状態だったけど、よく話してたスタッフさんの一人に「楽しみにしてますね」とかプレッシャーを掛けられてた事もあってw、ラフMIXのものをブログにUP。
それから間も無くしてヘルニアが急激に悪化したからブランクはあったけど、今年に入ってから改めて詰めの作業やらをして、MIXもやり直して、ようやくマシな状態の音源が完成。
とにかく色々と今までにない作業やら手順だったもんで、思った以上に記念にはなったかなと。


Looking for... [Instrumental] take.4

ラフMIXを通して聴いた時に「昔の刑事ドラマっぽいな、これ・・・」とか思ったもんで、聞き込みのシーンから連想してこのタイトルに。

ラフから一番変化してるのはベーストラックで、ほとんど打ち込み直しに近い作業してます。
その結果、かなりファンキーになって、雰囲気も大分違ってますな。

ギターの音作りはマルチエフェクターのみで手っ取り早くやっちゃったもんで、逆に弾き辛かったりしました。
後からイコライジングとかで誤魔化したりはしてるけど、普段弾いてる音とは結構違ってますね。
もっとも、普段の音はマルチじゃ絶対出そうにないけども。

曲としてはほぼ完成形なんだけど、スネアの音がいまいち気に入ってなかったり、レコーディング後半に力尽きかけで録ったギターを録り直したかったり・・・と、いじりたい箇所はあちこちあります。
当分いじる気は無いけど、いずれまた直し入れたりはするかも。


Looking for... [Instrumental] Rough Mix

これが前記したラフなMIXの方。
ベースが適当すぎてたり、バランスの凹凸が目立ってたりしますね。
まぁ、まともにMIXしてないんで無理もないけど。

ラストは別の終わり方にしようと思ってたんだけど、ギター片付けてからその部分のレコーディング忘れてた事を思い出しまして・・・w、面倒だからシンプルにやっつけました。