このblogは「魁!KIMONO塾」の続編ですが、
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(2007.1.9 seesaaからblog移設)
ボタンと牡丹
竹久夢二のおしゃれ読本
- 竹久夢二美術館, 石川 桂子, 谷口 朋子
- 竹久夢二のおしゃれ読本
夢二関係の本は、ちょいちょい買ってるのですが、
これは表紙に一目惚れ!
春の野原に二人の少女。
洋服の子の格好も「可愛い~!!」のですが、
このキモノの子・・・
うわああ!このコーデしたいようー!!
夢二活躍当時は、 「この絵の通りの物を作って!」と
服・キモノをあつらえるFANが多かったそうな。
すごい気持ちわかりますわ~。
キモノだけじゃなく、洋服姿の女性像の絵も沢山紹介されてます。
いわゆる、モダン・ガールズ。
こういう絵に憧れて、
思い切って洋装をしてみるお嬢さんもいたんだろうな。
夢二はその当時「流行の先端」を提示してたのよね。
当時の女性の「おしゃれ」とか、
夢二のファッションセンスがよくわかります。
難しい事も書いてないし、図版や写真が多いので、
すぐ読めちゃいました。
で、この本を読んだからといって、
夢二式おしゃれが身に付くわけはなく、
いつもと変わらず、
なんか素敵な気分になれた・・・
そんな感じです。
完全なキモノ本ってわけじゃないけど、お好きな人にはオススメ。
初めて着たキモノ
リメイクドレスに合う髪飾り、など
新品の黒留袖をリメイクしたドレスを買いました。
個人の方が、和裁の出来るお母様と作られているそうで、この手のキモノリメイク物にしては、とんでもなく良心的なお値段で買えました。
ヘタすると、新品のキモノ買った方が安いんでは?というリメイク、多いですよねー…市場の値段設定が謎です。
なのでリメイクには興味なかったのですが、たまたま「ドレス」を探してたら、一目惚れしてしまったんです・・・可愛いいい!留袖なのに、可愛いいいいい!!着てみたら、上品で、体型もカバーしてくれました!(重要)
ああー、買ってよかった。
で、ドレス本体は、いづれ「主役」として着用する機会が訪れてしまうので、その時に写真を撮って、コチラに紹介しようかと思ってます。
そのドレスに合うようにと買ったヘアアクセサリー類を、先に書いておきましょ。
和なドレスに合う飾り・・・自分としては、色々集めているつもりになってましたが、ドレスを目の前にすると、本物の絹・キモノの柄に見合った物ってのは、案外ありませんでした。みーんな、チープに感じちゃうのですよ。存在感の違いで。
慌ててネットを検索しました。
そして、そして!見つけました!!
という商品。
小物こまごま
しばらくキモノがらみのお買い物はしてなかったのだけども、最近、小物をこまごま買いました。
大物(キモノ・帯など)は、さすがに金銭的に苦しいので、しばらくは買えそうにないけど、安い小物を充実させれば、眠っているキモノ類もコーデに使いやすくなるかも!と。
自分なりの、正月らしいキモノ
2006年5月以来、一切キモノから離れた生活をしていたのですが、発起しましたよ、今年はキモノ着るぞ!!と。
まずは、1月3日の旦那の実家への新年のご挨拶時にと、思い立ったのがすでに1日夜!!
着るぞ!と意気込むと、没頭集中型のあたくしは、旦那そっちのけで深夜から早朝まで、延々あーでもないこーでもないとコーデを考えました。
結果、新春に相応しい華やかさはあるけれど派手じゃなくて、年相応の雰囲気で・・・でも可愛さもどうにか出したい!という、今まで挑んだことの無い指針によるコーデになりました。
一人モンの時は、人の目なぞ関係なく、本気で「遊んで」たからなあ。
ウケ狙いアリアリの、全身息詰まる小細工ずくしで。
2日。
いつも前日に半襟縫ったり・リハ着付けをしてみるんですが、とんでもなく手間取りました。
前に伯母からいただいた二部式襦袢を、初めて着用したんですが、衿の部分が尋常じゃなくヘロヘロで、いつも使ってる自作衿芯(透明ファイルを切って、セロテープで継いだだけの物)だけじゃぴしっとならない。
和紙があったら・・・と家中を探すけれど見つからず、ついにコピー紙を折り折り・・・セロテープで継いで、仕込んでみました。
なんとかなったんですが、衿を直すたびに紙が「ぽこぺこぱこ」と鳴るんで、軽くブルーになりました。いかにも「仕込んでます!」てな感じで。
裾よけも異常に紐が短く、合わせを前側にすると背中で紐を結ばなければならない。うまく結べなかったので、思い切って、合わせを背中側にしちゃいました(後ろスリット状態)。
こんなん、よくおばちゃん着てたもんだ・・・と思いましたが、「あ、だからあたしにくれてよこしたのか」という納得もあり・・・。
久々の着付け。それも、木綿やウールでなく、滑りやすい正絹なもんで、位置を決めても決めてもすぐズレる。
コーリンベルトを使ってみたり、安全ピンで見えない所を留めてみたりと悪戦苦闘。
紐や伊達締めも加減を忘れてるもんで、締め付け過ぎて軽く気持ち悪くなりました。
髪も、ひとつにくくる位の事しかしばらくしてなかったもので、アップにするのに一苦労。
キモノに合わせたヘアアクセサリーも、十数種類、付けたり外したり諦めたり・・・(使いこなせなくて)。
ほぼ半日、リハやりましたよ。こんなに時間がかかるとは・・・
3日。
出かける予定の3時間前に起床。慌しく食事・化粧・髪のセット。
リハの甲斐あって、着付けはすんなり。思ったよりも早く完成!
足袋は、防寒のため2枚履き。
下に撫松庵のストレッチ足袋(ネルっぽい生地)を履いてます。
お気に入りのレース鼻緒の薄ピンク草履。
結ばない帯結び(クリップ多用)で手抜き。
ミルクピンクとミルクグリーンの髪飾り。
薄紫、ゴールド、ブルー。
帯揚げ・半襟はオフホワイトの市松模様古布。
キモノは、一番気に入ってる江戸小紋。
ふわふわで可愛いし、あったかいんだけど、
ラビットマフラーとスエード手袋は色を合わせて。
そういえば、キモノで初詣ってはじめてかも!
近所の神社は、3日だというのにすんごい人。並んでまでお参りするって、何年ぶりだろ。
家族でキモノを着てる人を見つけて、ちょっと羨ましくなった。旦那にも簡単に着られるようなのを誂えようかな。
神社の帰り道、入ったことの無い公園で、良い感じにくたびれた動物発見。
旦那の実家へ新年のご挨拶。
キモノをえらく褒められる。こんなに喜ばれるなら、毎年正月に着るぞ!と決意。
しまいには、普段着のお義姉さんに「こんな格好でごめんね!」と恐縮されてしまった・・・。
うーむ。ウールの着物とかの方が、家族間ではくだけてて良いのかも?
旦那はしきりに、 「こんなにがんばって着たんだから、浅草とか、もっと人がいっぱいいるとこに行こうか?」と言ってくれたんだけど、
「人がいっぱいいるの、嫌い」とバッサリ断る。
「大勢に見てもらいたいんじゃないの?」と訊かれたので、
「ううん。自分が満足すればいいだけだから」と答えた。
旦那は不思議そうにしておりました・・・
久々のキモノはかなり体力を消耗しましたが、やっぱしイイ!
コーデで悩むとこから、最後脱いで全身解放するとこまで、なんつうか、楽しいんであります。
体型もすっかりキモノ向きになったしな・・・
今年はキモノ着るぞー!!
初デート控えめキモノ
デジカメ内の画像を整理してたら、かなり前のを発見。
2006年5月2日、今の旦那と初デート時のキモノ姿です。
イケイケなコーデだと印象悪かろうと言う事で、あまり目立たない格好で。
当日は小雨が降ってたので、草履に携帯用の透明雨カバーをかけました。
無難に小花柄の鼻緒の物をチョイス。
足袋は帯揚げと色を合わせて。
帯は自作の2部式帯。
レコードが回ってるイメージで、ラインストーンの♪ブローチをちょいと付けました。
半襟も共布だったはず。
キモノは「くるり」の薄デニム生地の物。
雨なので、濡れても大丈夫そうなのを選んだんですが、帰宅してビックリ。
脛の裾が当たるところだけ、肌が真っ青になっとりました。
何度か洗ってたキモノなんだけども・・・やっぱデニムやねー。
襦袢は確か、一番着慣れてる男物古着を改造したやつ。
青地に虎と龍。デートなのに、いかちいねえ。ま、見えないからね。
上に黒水玉の雨コートを着て、髪はサイドに流しただけで地味に・・・
て、色々ささやかにコーデを楽しんだのですが、旦那は全くそういうのに鈍いもんで、結局ひとつひとつ説明しました。
相変わらずの野暮ちん女です。
旦那は駅であたしを発見した時、
「あの人、すげえ目立ってる!」
と、声かけるのを迷ったそうな。
なぜ・・・こんなに地味なのに・・・
んが、このキモノ姿が旦那にとってはポイントが高かったらしく、この度2007年元日、めでたく入籍いたしました。
キモノのおかげで結婚できたのかもしれませんよ。
この後どんどん体調が悪化し、身辺状況もあれよあれよと変わり、キモノどころか浴衣さえ着れないまま、引越しだ結婚式だと バタバタだるだる2006年は過ぎ去ったのでした。
しかし、やっぱしキモノ着たいわけですよ!
2007年、旦那の実家に新年のご挨拶に伺った時、がんばって着ましたよ!
それは次回にご報告をば。
ブログ引越し完了
インポート、えらい時間かかってしまいましたが、無事、引越し完了です。
数個反映されなかった記事を自力で移し変えましたが、いやぁ、楽だわー、アメブロ。引越しも更新も。
じょじょにキモノ着たい!欲が復活してきたので、このブログも去年よりは更新できそうです。
どうぞよろしゅうに。
キモノ着ない分、目で楽しむ3
- 村田 孝子
- 結うこころ―日本髪の美しさとその型
古写真本と合わせて読むと、一層面白いっす。写真いっぱい、解説多し。
昔から、時代劇とかの女性の髪形、 「いったい、どういう構造で、どうやって結ってんだ??」と不思議でしょーがなかったんですが、この本で少し理解が進みました。
キモノにはまってからというもの、己の髪の少なさに悩み、 「くそお、キモノと頭が合ってない!もっと頭にインパクトが欲しいんだよー!」ともがいておったのですが、かつての女性達も、心は同じだったようです。
この本の中に書かれていた、某有名文学作品(江戸期)のお話で、若いのに髪が少ない事に悩んでいた奥様が、使用人の髪の多さ・美しさを妬んで「髪を切れ」とか言っていじめるってなエピソードが紹介されてました。
はー…いつの時代も、女は女ねー。
日本髪って一口に言うけれども、ものすごい数の結い方(型)があって、しかも時代時代で進化したり廃れたり、新しいブームが起こったり。あまりにも詳しく沢山書かれてるので、正直、一読しただけでは把握しきれませんな。
一番興味深かったのが、当時の結い方を再現してみるページ。
長髪のモデルさんを使って、順番で写真撮ってってるんだけど、「へー、こんな風になってたんか!」とビックリ。
昔も、入れ毛(アンコ的なもの)や、付け毛(エクステンション的な)ものを使ってんのね。
昔の人って、全員地毛であの髪の毛結ってんかと思ってましたわ。
かつての日本婦女子は全員多毛…んなわきゃねーよなー。
時代劇でよく見る型の、襟足の毛が「ういっ」と持ち上がってる部分は、鳥の羽みたいな形の和紙の芯が入ってるんですよ(あまり張り出してない型なら、使わない結い方もあるだろうけど)。
で、油で粘りをつけてるから、あの微妙な膨らみだの流れだのがキープされる、と。
あわよくば、日本髪っぽい結い方をエッセンスだけでも取り入れ、自分で結えないか…とか思ってましたが、全く無理ですな。
ポニーテールにするだけでも「ったりー」とか思っちゃうズボラ人間だからなー…
キモノ着ない分、目で楽しむ2
- 新人物往来社
- 皇族・華族古写真帖 愛蔵版 [種類] 単行本
[発売日] 2003-08
[出版社] 新人物往来社
別に「皇族大好き!」でも何でもないんですが、古写真がMYブームなので、ついでに借りてみた本。思ったよりも楽しめました。
歴史的に@@家の誰それがどうした、そういうのはどうでもいいの。
単に昔の大金持ち・王様的な人たちの贅を尽くした服装を見るのが楽しい。
こてこての日本人顔なのに、無理やりヨーロッパ風な格好で威風堂々…ああ、なんて心地よい違和感(笑)。
しかし、一般人の古写真と比べると、皆なんて肌がきれいなのかしら(当たり前だが)。
古写真関係なく、特にグッときたのが、宮廷衣装の紹介ページ。目の保養でした。
明治20年代の皇太后の御大礼服とか、ドレスなんだけど、日本的なデザイン・日本刺繍だったりして(文化学園服飾博物館蔵)。
おキモノも、やっぱり最上のものってのはどんだけ時間が経っても素晴らしいね。なんて絶妙な柄・文様・刺繍かしらー。うっとり。
おキモノ類は、「青梅きもの博物館」ってとこに多く所蔵されてるみたいだから、いつか行ってみたいな。金・土・日開館。10~16時。JR青梅線日向和田駅から徒歩15分。


























