高妻山

 

日程:10月5日(土)

山域:高妻山(戸隠妙高連山国立公園)

天候:曇り一時雨、後雨

   S藤t  S藤m 

 

行程:戸隠キャンプ場6:00→戸隠牧場→大洞沢→8:00一不動小屋→(二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵)→五地蔵山→9:30六弥勒分岐→(六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀)→11:50高妻山12:30→14:15六弥勒→戸隠牧場→17:00戸隠キャンプ場

 

いつか行ってみよう

登った山から高妻山を眺める度

今度は向こうから此方を

そんな思いに何度もかられた

 

ヘッドランプの出発準備も、牧場内で登山届けを出すころにはランプ無用となる

 

早朝の牧場を抜け大洞沢からの登りとなる、昨夜の雨で若干増水気味、何度も繰り返す渡渉に靴の中も濡れてくる

 

滑滝左岸の直登、不動滝右岸の大トラバースも鎖でしっかり整備されている

 

 

戸隠山との分岐鞍部となる、一不動避難小屋ここから高妻山頂まで十の仏様を拝み巡ることとなる

 

 

 

五地蔵山を越えしばらく進むと、六弥勒様が祀られた弥勒尾根分岐となる

 

 

八勢至と九阿弥陀の間は、転落注意と記された急傾斜の露岩帯

 

露岩帯を抜けるころ、降ってきた登山者がガスの切れ間から時々北アルプスが見えましたよと教えてくれる

 

言葉通り一瞬青空が見えたか思うと、西の方に薄っすらと双耳峰、アッ鹿島ッ と、スマホを出したころには既にガスに包まれてしまった

 

 

最期の岩稜を超えたところが高妻山、二年越にようやく登ることが出来た

頂きで少し長めの休憩をとったが、いつもの逆方向からの眺めを見せることはなかった

 

六弥勒からの降りは、急で長い下りが続く弥勒尾根を、

傾斜も落ちて戸隠牧場も近くなるころにとうとう傘のお世話に

 

歩く速度も随分遅くなり、つらくもなったがそれでもこの充足感はなんとも代えがたい

思い出しては、又どこかを歩いている

 

ちなみに

高妻山(2022年7月24日 戸隠山より望む) なんと姿のよいことか

 

高妻山(2024年5月2日 白馬岳より望む)  上の写真と同じ山とは思えない