公 演 名:ある廃病院からの脱出
場 所:後楽園ヒミツキチオブスクラップ
謎のタイプ:最大6名のチームでの館内周遊型
結 果:だっしゅほーい(脱出成功)
脱出タイム:44分
脱出成功率:3/13 23.7%(挑戦回)
個人的な体感度(10段階評価)
・難易度 :6
・作り込み度:9(元病院の施設と併せてゲームの世界感はバッチリ)
・謎の量 :6
・古き良き時代度:9(現在の公演とは一味違った面白さ)
・暗闇度 :9(あの暗さが雰囲気づくりに一役買っている)
・ホラー度:7(お化け屋敷が苦手な人には恐いかも)
ストーリー(SCRAP様のホームページより引用)
数年前に突然閉鎖された病院。
その廃病院では細菌兵器を製造していたという噂があった。
あなたは国連の依頼でその病院に派遣された調査員。
調査の途中で、突然扉が閉まり閉じ込められてしまう。
ウイルスはあなたの体を確実に蝕んでいく。
一時間以内にワクチンを見つけないと手遅れになってしまう。
廃病院を舞台に繰り広げられる異常な脱出劇。
あなたはこの病院から、脱出することが出来るだろうか?
元病院施設だった後楽園ヒミツチキで開催されているバイオハザードとのコラボ公演。
2012年に初台の廃病院を利用して開催された公演のリバイバル公演。
最大6名までのチーム戦だが、テーブルに座って謎を解くタイプの公演ではなく、チーム毎にまとまって館内を巡回し謎を解いていく。
元病院と言う点だけでも、バイオハザードの世界感にはピッタリだが、内装が凝っている上に館内はかなり暗めになっており、一段と雰囲気を盛り上げている。
ホラー度については、恐い物見たさの人なら○、お化け屋敷には近づかない人には×と言った所。バイオハザードの世界を体感してみたい人には、堪らない雰囲気かも知れない。
謎解きについては、現在の公演とは一味違ったアイディアが沢山詰まっており、想像以上の面白さ。 この公演を、2012年の時点で開催していたSCRAPは、改めて凄いと感じさせれた。
2月某日にチャレンジした謎解き3連戦の2本目。原宿から後楽園までの移動時間がギリギリで、何とか開演時間直前にすべり込む。とりあえず「遅刻寸前の電車移動からの脱出」は、だっしゅほーいと言った所。
今回ウィルス調査に派遣されたのは、以前USJで開催されたバイオハザード ザ エスケープにおいて、出会った全ゾンビに対して「お疲れ様です」との挨拶をかまして、だっしゅほーいを果たしたコウモン様とスケ、対してゾンビの方が驚く程の悲鳴を連発していたカク、バイオハザードファンの女性2人組みと、同じくバイオハザードファンのソロの男性の計6名の混成チーム。
お化け屋敷は恐くない派とお化け屋敷は大嫌い派の割合は、5:1。
チームの皆様に「約1名の悲鳴に注意して下さい」とお願いをした所でゲームスタート。
暗い館内を巡回しながらのチーム戦のため、コウモン様が先頭に立って手を挙げながら「○○番チームの皆様、次は△△の部屋に移動します。」と声を掛ける。その姿はツアーガイドを彷彿させる。
そんなバイオハザード謎解きツアーご一行様のしんがりを努めるのは、唯一のお化け屋敷には近づかない派のカク。相変わらず腰が引けている割には、はぐれたメンバーがいないか確認するなど、一応仕事もこなしている。カクがはぐれた場合は、大音量の悲鳴によりすぐに発見できそうだ。
バイオハザードファンのお三方は、館内の雰囲気を満喫しつつも「さっきの部屋で××を発見しました。」「□□なら、角を曲がった先で見かけましたよ。」と言った具合に探索面において、多いに力を発揮している。「この言葉は、バイオハザードにも登場しますね」と知識面でも頼もしい。
終わってみれば44分でのだっしゅほーい(脱出成功)。スケ、カク、コウモン様の3名は、特にバイオハザードのファンでは無いが、それでも、もう少しこの雰囲気を楽しんでいたいと思わせる物が、この公演には確かにあった。「古き良き謎とき」と言う言葉がピッタリの公演だ。
※だっしゅほーいへの道
・移動時間には余裕を持って。10分前行動が大切。