人生朝露ラビリンス

人生朝露ラビリンス

徒然なる想いを、だらだらと。

 

都会から見ると田舎でも、
それなりに家賃は高くて、
諦めの人生の父は働きも悪いので、
元作業所があったらしい敷地内にある
一軒家で駐車場付きの安い家を見つけ
住み始めた。
 
家庭内別居の延長?
~相変わらずのながら(H)はありで、
情けない話だが、これまで受けた
この母以外の一族からも受けた屈辱を考えると、
母を戦後のイエローキャブ・公衆便所ぐらいに考えて
利用するのも悪くはないと思えた。
但し、自称姫の見栄・プライドを思うと
決して表に見せず有難いぐらいに思わせて、
感謝のふりをする用心はしなきゃならない。
こんな煮え切らない自分も
惨めな情けない男であることにも気づいてもいるのだが。
 
この家には、凡そ3年ほど、居たことになるのだが、
悪い大家ではないが、常識のない人だったので、
出て行かざる負えない仕儀で出ることになる。
 
この大家の娘の看護婦が来るのでという、度重なる
雨降り、時間も色々だったが、
夜の9時過ぎもありの突発的な車の移動依頼に
うんざりして我慢が出来なくて
父は悪くないと思っていた。
 
不動産屋が、何分年寄りだから、申し訳ないと
次回からは、駐車場の移動、車の移動の依頼の時は
一回毎、五百円に換算して駐車料を払うことにして
便宜を図ってくださいとのこと、これにも呆れるばかり。
 
昔は自営業の工場跡で、その敷地にあった自宅と、
工場の休憩所として使っていたであろう、
五右衛門風呂が付いて、風呂場は土間になっていて、
すのこが、置いてあった。
その当時でも相当古く、部屋は一つで、
元休憩所らしいキッチンと言うより、
只の手洗い・お茶飲み用にくっついてる流しが
あるのみの貧相なものだったが
落ち着けるかなと思って選んだつもりだったが
 
この頃は、詐欺リフォーム屋が活躍していて、
この家も外からも分る雨漏りのある様子
壁・雨戸にはう、蔦・カズラとでも云うのでしょうか、
植物に詳しくない父は、
只、古い家に付きものの風景と言う事で、
全く気にしてなかったのだが、
元工場敷地だった面影のある雰囲気が
その周りに住む親族の多いことや、
長男は大学の教授らしくて、
親と離れて東京で暮らしていることなど、
年寄りの母が
今は一人残されて住んでいる事実を
市街地として開発が進むこの辺りを
跳梁跋扈して探りを入れていたリフォーム営業マンが
獲物を見つけた狼よろしく嗅ぎつけて、
優しい息子を演じて親しくなろうと
人のいい母一人が暮らしてるのを幸いに
好機とだまくらかし洗脳して、
リフォームすれば好いですよと
年寄りを煽て、借家人も大喜びで
大家に感謝する事間違いないと
楽しい会話で
傍目には、年寄りに親切を尽くして、
そして、大家が父の元に相談に来た時、
父は即座に無駄な金は使う必要はないことを
説明して断った。
 
この時は、ガス会社で働いていたのだが、
皆さん良い人でガス配送用の2tトラックは、
慣れるまでは大変でしたが、良くしてくれる社員の指導もあって
3年ほどの勤務でやめる時も
グループ企業で親会社が、半分出資してる子会社だったので、
社長が二人いる会社でもあった。
そして、その一人が慰留を勧めてくれるような
最近のパワハラ・ビッグモーター類の
親分が仕切ってるような会社ばかりの
今時の世の中には、
あり得ない良い会社でした。
 
父の次の引っ越し先の品定めをしたりして、
相変わらずの干渉を続ける、元嫁だったが、
この後、引っ越し先から
また以前の期間工暮らしを始めたりしていた。
この頃、妹・兄弟同士のお家騒動で、
親の残した家を処分し、裁判まで起こされて
漸く、父の全ての縁者から解放されたと思った。
 
争った妹では無い、私に唯一残された身内の妹と
墓参りに行ったり、苦しい時には、
金銭の問題も、食料も差し入れを頂いたりして
父は助けて貰いながら
情けない残りの人生を流されて生きていた。
 
元嫁の父が死んだので、葬式に出ろと
子の病気での出張、実家での住まい提供とかで
断れないはずだと言わんばかりの指示で、
結局予想した通りの、集まった嫁側の親族に
散々、中傷非難・侮蔑軽蔑が込められた
視線を浴びての
葬式での会見・食事会だったが、
全てが、父以外には無事に終わって、
また後に、何時もの様に
新しい引っ越し先に来て
二人の時の会話。
 
父の言う事すること何でもわかる
父が誰と結婚しても
あたしの産んだ子以上の者は
絶対生まれないと豪語した
自称姫で脳性麻痺の低能でもある
壁を蹴る女の言葉が、
相変わらずの噓偽りの
世間体と体裁だけの
色々大変だったねの、
偽りでこねくり回したものを
父を晒した張本人が、言っていた。
 
ぼんくら頭というより
おい、貴様!人間か!よと
怒鳴りっ付けたいのだが、すべて無駄…
遅かりしなのだが、
結婚さえできればで、
嘘ばかりで胡麻化してきた
行き遅れの年増に騙された
自分が悪いのだろう、自己責任だと
評価されるだけの日本の常識。
 
そして、印も貰って
保証人も既に記入してあったもの
3年近く手元にあった離婚届を
役所に今来ています。
今から、出しますのでと、
前言われたとおりに事前連絡すると、
予想出来たことだが、
豹変して、素のごろつき根性を見せながら、
子供の結婚式に出る必要はない、
勿論、施しの(H)も断固拒否と、
期間工の間の車のバッテリー保持の為のから運転・
荷物の発送一切を、
離婚してるし赤の他人ですから関係ないとの事。
 
予期してた事だが、
暫くして、ほとぼりが冷めたのか
記憶にない覚えがないという
何喰わぬ厚顔無恥の極みの面を晒して
どんな様子ですか、如何おすごしですか、
愚か者の体裁張りの機嫌伺と、
これが、本来の目的である
男の人には性欲はあまりないのでしょうか?!!
 
車は子供との小旅行・温泉お泊り・遊園地等に
連れていけと呼び出し、
子供のパソコン購入に付き合え・
姫の私に尽くせと言わぬばかりの
ミニドライブに連れていけ等
姫のお迎え・お帰りのアッシイ使用人だろうがお前は…
様々な用を言いつけ
従わせて利用しながらで使っていたものだ。