走ってきたから

 かつて「史上最強」と恐れられた殺し屋・坂本太郎は、コンビニで働く女性・葵に一目ぼれして恋に落ち、殺し屋をあっさりと引退する。結婚と娘の誕生を経て個人商店「坂本商店」の店長となった彼は、家族との幸せな日々を送るなかで、かつての面影がないほどに太っていた。

 そんなある日、坂本に突如として10億円の懸賞金がかけられ、世界中から刺客が襲いかかってくる。

 坂本はかつての部下であるエスパー能力者シンを相棒に、平和な日常を守るべく立ち上がる。(「作品資料」より)


 人気コミックを「ほどなくお別れです」の目黒蓮主演で実写映画化した作品。

 かつて伝説の殺し屋と言われた坂本太郎は恋に落ちて、殺し屋を辞める。

 今は結婚して、娘もできて坂本商店の店長として幸せに暮らしていた。

 しかし、勝手に殺し屋を辞めた坂本が許せない者たちが、坂本の首に懸賞金をかける。

 こうして数多の殺し屋たちが坂本を狙う中、坂本は家族との時間を過ごしながら、迫りくる殺し屋たちに対処することに。


 幸せ太りか推定140キロの体の坂本と、スリムな坂本が交互に登場。

 何事にも動じない坂本が、妻の葵には頭が上がらないなど、設定で笑わせてくれる。

 伝説の殺し屋として激しい戦い、アクションも見せてくれるが、コメディである。

 坂本を助ける、元部下のシンは他人の考えが判るエスパーであったり、体中に武器を仕掛けた男が現れたりと、コメディが故のキャラも登場する。

 戦いについて、葵から説教くらったり、バトルの最中に葵から電話がかかってきて、なんとか取り繕ったりするシーンなど、王道的な笑いのシーンもある。

 迫りくる殺し屋への対峙から、謎の集団、スラーとのバトルとなる展開。

 続編考えていそうな結末であったな。


 途中でムロツヨシが登場し、その後佐藤二朗も登場したことで、もしかしてと思ったら、「新解釈・幕末伝」等の福田雄一が監督だったんだな。

 苦手な監督ではあったが、大笑いまでいかなかくとも、飽くことない作品ではあったな。


猫猫猫/5


監督:福田雄一

出演:目黒蓮、高橋文哉、上戸彩、横田真悠、塩野瑛久、渡邊圭祐、桜井日奈子、安斎慎太郎、戸塚純貴、八木勇征、生見愛瑠、北村匠海、小手伸也、加藤浩次、津田健次郎

於:グランドシネマサンシャイン池袋