次期iPhone5Sの登場にあわせて廉価版が登場することは、ほぼ間違いのない状況となっています。台湾の新聞によりますとすでにこの廉価版モデル用のチップの納入も始まっているようですので、最新の情報ではこの廉価版モデルのほうが先行して登場しそうな雰囲気となっています。したがって名前はiPhone5Sとは別なものが命名される可能性も高まっているようです。どのような名前が与えられることになるのか非常に興味深い状況でもあります。
ところでiPhoneno廉価版が登場しようとしている背景には様々なことがあります。ひとつは、新興国でアンドロイド系の商品が非常に安い価格で販売されてボリュームを伸ばしていることが大きな理由となっています。アンドロイド自体はOSが無償で配給されていますので、その分の価格は当然安くなっており、新興国の人々の可処分所得から考えれば当然安いものにとびつくのが自然な状況でプアマンズiPhoneというポジションを奪われる状況がでてきているのです。
こうした状況に対応するために登場するのがiPhone5Sとともに発売が考えられている廉価版なのです。このモデルはレッド、イエロー、ホワイト、ブルー、グリーンといった5色の背面パーツが用意されていることをすでに台湾のニュースサイトが報じており、どうもカラーバリエーションは確実に広がりそうな気配です。一方ディスプレーパーツのカラーは逆にホワイト一色に統一されそうな気配となってきています。実際にどうなるかはお楽しみといったところです。
価格については349ドル節が有力になってきています。これは16GBのモデルの価格として想定されているものですが、現行のiPhone5の16GBモデルの価格が649ドルとなっていますので、半分近い値段で購入することが可能になると見られているのです。ただ、こうした廉価版モデルはエマージングマーケット向けが強く意識されているため、日本のような先進国で販売されるのかどうかについても諸説があり、国内での発売の可否が注目される状況となっています。
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